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岩佐徹のOFF-MIKE

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「8月の家族たち」85点~「レイルウェイ」は80点かな~14/04/25

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04/21のツイート

映画「8月の家族たち」…
予告編を見て、ほんわかした家族の話でないことは
察していたが、ここまで激しいとは思わなかった。
楽しくはないが、いい映画だった。
M・ストリープの演技に気圧され、J・ロバーツの
凛とした美しさに惚れ直した。ハハハ。

「8月の家族たち」85


「Life is very long(人生はとても長い)」
オクラホマ州オーセージ郡の自宅の書斎でベバリー・ウエストンが誰かに話している。
「TSエリオットさ。彼が最初に書いたから彼の言葉になっているんだ」と続けた。
2階で何かが落ちる音がした。「バイオレットだ。薬を飲んでるんだ。
時にたくさんの薬をね。彼女は薬を飲み、私は酒を飲む」と言って少し笑った。
話している相手はネイティブ・アメリカンのジョナだった。食事や掃除、洗濯、そして
バイオレットの病院への送り迎えなどを頼むために雇ったのだ。

バイオレットが2階から降りてきた。夫との短い会話の中に品のない言葉が混じる。
ジョナを見ると「インディアンか?」とぶしつけに尋ねた。
「Yes」。
「What kind…(部族は?)」。
「シャイアン」。

数日後、コロラド州に住む長女・バーバラに妹のアイビーから電話がかかった。
「父親が失踪した」と告げられた…
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物語に登場するウエストン一家が、アメリカ大陸のほぼ中央に位置するオクラホマ州に
“原点”を持つ家族の典型的な姿なのかどうか…知識も情報も持っていません。
民族、宗教、文化、歴史が違いますから日本の物差しで考えるわけにもいきません。
似たようなことは日本でも起きているのでしょうが、物語が進むにつれて次々に出てくる
家族間のトラブルを見ていると、妙な言い方ですが「一難去って、また一難」。ハハハ。

互いを憎んでいるようで、実は深い愛情を持っている親子、姉妹。
投げつけ合う激しい言葉に驚いている間に物語は新しい展開を迎えます。

もともとは舞台のために書かれた脚本のようです。せりふが多いので、字幕で追いかける
観客にはつらい点もありますが、ち密に計算された複雑な家族構成と、そこに隠れている
さまざまな問題、登場人物の個性的なキャラクターが最後まで惹きつけます。

見る者を圧倒する演技のメリル・ストリープ、凛として美しかったジュリア・ロバーツ…
出演している俳優がみんな魅力的でした。
中でも、最も印象的だったシーンは、バイオレットの妹夫婦の間にいさかいが起きたとき、
普段はがまん強い夫(クリス・クーパー)が“切れる”ところでした。ご覧になったら、是非
感想を聞かせてください。ハハハ。

見終わったとき、「Life is very long」という冒頭の言葉が再び頭に浮かびました。


映画「レイルウェイ」80

1980年、イギリスの復員兵クラブで月一回の例会が開かれていた。
ほかのメンバーから少し離れた場所でエリックは熱心に列車の時刻表を見ている。
鉄道マニアだった。

妻のパティに出会ったのも列車の中で、偶然向かい合わせの席に座ったのが初対面だった。
たちまち恋に落ちた二人はやがて結婚する。しかし、幸せな日々は長続きしなかった。
二人の間には何も問題はなかったが、エリックにはトラウマがあったのだ…
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第二次世界大戦中に日本軍の捕虜収容所で起きた出来事が描かれています。
たとえば、ナチスがユダヤ人を迫害する映画はかなり残酷なシーンでも「映画だから」と
我慢できました。誤解しないでほしいのですが、どこかで“他人ごと”なのでしょう。
しかし、この映画ではイギリス兵の捕虜に対する日本軍の仕打ちは正視できませんでした。
「同朋が…」と、胸に突き刺さるのです。

トラウマから抜け出せないエリックを演じたコリン・ファース、何とか助けたいと願う妻、
パティ役のニコル・キッドマン、元日本兵通訳・永瀬に扮した真田広之…3人の演技が
この映画を支えています。中でも、ファースと真田が対峙するシーンは見ものです。
真田はハリウッドに行ってから、見事な俳優になりましたね。


「ダブリンの時計職人」80

眼鏡をかけた中年男が砂浜に立って寒々としたダブリンの冬の海を見つめていた。
思いついたように小さなノートにメモをした。「迷うことはみじめな状態じゃない」

同じ男が海辺の駐車場のベンチに腰を下ろしてやはり海を眺めながら、イングランドから
ダブリンに戻ってからの数ヶ月間のできごとを振り返っていた。彼の後ろでは、ペンキで
落書きされた愛車がクレーンに持ち上げられていた…

邦題に“だまされた”感が否めません。ハハハ。
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「チーム・バチスタFINAL」80

骨を拾っていた遺族の箸の動きが止まった。あり得ないものが目に入ったからだ。
手術用の鉗子(かんし)だった。

海外に出かけていた妻が家に戻ると、夫の気配がなかった。海に臨む庭にも姿はない。
地下の部屋にいるのかもしれないと、エレベーターのボタンを押すが、反応がない。
ブレーカーが落ちているのだ。元に戻し、地下に下りた。
エレベーターの扉が開くと、かすかに、異臭がした…
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このシリーズではいつも楽しみな、白鳥(仲村トオル)のぐっち(伊藤淳史)イジリも少ない
気がしましたし、劇場版のファイナルという意味でも、もう少しスケール感がほしいと
思いました。「えっ、これで終わり?」というあっけなさがあります。これならテレビの
2時間SPで十分じゃないかと。

「踊る…」が終わり、「海猿」の先行きは不透明だし、これで「バチスタ」まで終わると、
フジテレビの長期シリーズは寂しくなりますね。

85 8月の家族たち 激しく飛び交うセリフの量と俳優たちの演技に圧倒された
80レイルウェイ 映画だと分かっていても、戦争末期の日本兵の蛮行は胸をつく
80 ダブリンの時計職人 面白い小品だがタイトルが持つ雰囲気とはかなり違う
80 チーム・バチスタ FINAL もっと続けられそうなのにこれで終わるのは惜しい
by toruiwa2010 | 2014-04-25 08:56 | 映画が好き | Comments(2)
Commented by リエコ at 2014-04-25 12:47 x
「8月の家族たち」観たいですねぇ、キャストだけでも惹かれるのに、岩佐さんの感想で尚更観たくなりました。
映画館…先日久しぶりに行きましたが、1800円…ちょっと良いランチが出来る値段にビックリしました。
Commented by toruiwa2010 at 2014-04-25 15:08
リエコさん、こんにちは。

「字幕派」だったら、苦戦するかもしれませんが、
見ごたえはありますよ。
1800円に文句言いたい気持ちは分かります。
しかし、消費税アップで、シニアだけが100円
値上げされたんです。家計に響くわ。ハハハ。
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