ブログトップ | ログイン

岩佐徹のOFF-MIKE

toruiwa.exblog.jp

実況、ドラマなど放送全般、映画、スポーツ全般、 旅、食、友 etc

誰と話しているのか?~ダグアウトの中の電話~14/07/25

d0164636_7514789.jpg
この記事は2ヶ月以上前に書き上げていました。
フォルダの中に紛れ込んでいたのに昨日 気づきました。

今では、きわどいプレーが起きたとき、監督が飛び出し、
ベンチを振り返りながら審判と話す姿はMLB中継で
見慣れた光景になりました。
タイミングが大幅に遅れて残念ですが、せっかく書いた
記事ですから、更新しておきます。
関心ないかもしれませんが。ハハハ。
d0164636_7523526.jpg
05/21のツイート

梨田君さあ、違反だと言ったって、ダメという
ルールがない以上、やるのが当然じゃないか。
君だって間違いなくやったと思うぜ。
やらない方が怠慢なのさ。


完全に上から目線でNHK-BSの解説者・梨田昌孝に注文をつけたのは、田中が初黒星を
喫したカブス戦の中でした。カブスのレンテリア監督がチャレンジしているときです。
カブスの打者が空振りし、投球は打者の足に当たってキャッチャーはうしろにそらした…
ように見えたのですが、球審の判定はファウルでした。レンテリア監督が抗議している
ということは、「バットを振っておらず、デドボールだろう?」だったのでしょう。

内容はよく分かりませんが、監督はベンチで電話をしているコーチを振り返りながら
抗議をしていました。電話の先では誰かがビデオを確認しているはずです。つまり、
チャレンジをするかどうかの判断を待っていた…おなじみの光景です。
このときに、梨田が「こういうことは違反だからやめるべきだ」と言い、それに対して
私が偉そうにたしなめたのです。ハハハ。

日本時間、4月28日のヤンキースvsエンジェルスの試合で私の“子供じみた”好奇心を
刺激する出来事が起きました。ヤンキース・田中の出来はあまりよくありませんでした。
制球が定まらず、1,2回にフォアボールを出していました。それまでの4試合で2個しか
出していなかったのに、2イニングで2個…田中だということを考えたら異常事態です。
d0164636_753456.jpg
3回、プホルズを歩かせた直後、画面にどこかに電話をするジラルディ監督が映りました。
タイミングを考えて、電話の相手はブルペンしかないと思い、「異常でもあったのか?」と
ツイートしました。

ヤンキー・スタジアムではホームのベンチの壁には3本の電話が取り付けられています。
ジラルディは真ん中の電話を使っていました。

6回に監督の指示で投手コーチが電話をかけているのを見たとき、違和感がありました。
彼が手にしていたのは右端の受話器だったのです。

相手に勝ち越しHRを打たれた直後、監督から何かを言われたコーチが電話をするのは
ブルペンしかありません。つまり、右端の電話がブルペン直通なんです。…ということは、
3回に監督がかけていた相手はブルペンではなかった、ということになります。
じゃあ、いったい、どこへ?
d0164636_7533024.jpg
普通、ベンチ内には2~4本の電話があるようです。
タンパベイ・レイズの本拠地、トロピカーナ・フィールドのビジター用のベンチの電話は
アップになったときに張ってあるラベルを確認しました。
ブルペンのほか、ロッカー、記者席、トレイナー室につながる4本の電話があります。

ヤンキー・スタジアムのホーム側のベンチはどうなっているのか?
あの時点で監督が電話をする相手はブルペンでなければ誰? 
何かが気になると寝つきが悪くなるタイプです。ハハハ。

知っている人はいないかとブログで問いかけましたが、反応はなく、あきらめていました。
すると、数日たったころ、友人から「解決したか?」と問われ、「まだだ」と答えると、
「ちょっと聞いてみる」とMLBを追っている知人に当ってくれました。

…翌日、答えが出ました。
ジラルディが使っていた真ん中の電話にはvideo roomというラベルが貼ってあるそうです。

キャッチャー出身のジラルディは「田中の投球フォームなどがいつもと違う」と思い、
ビデオでチェックするように指示していたのかもしれません。

この件ではいろいろなことが分かりました。

これまでもかなりのことをやっていたと思いますが、チャレンジ制度が導入された今年は
各球団が、少なくとも本拠地球場には相当レベルの高い機器を備え、スタッフも配置して
“そのとき”を待っているようです。監督が抗議を始めたら、できるだけ早く結論を出す
必要があります。「チャレンジをすれば判定が覆る可能性が高いか」について。

一つの判定が覆るかどうかがその試合の勝敗を左右することはあるでしょうし、極端な話、
ペナントレースに影響することだってあると思います。それを考えたら、数百万円単位の
投資は惜しくないでしょう。

ビデオルームとは、もしかするとホストステーションのYESの副調整室かもしれません。
私がMLBを取材しているころ、ヤンキースの中継をしていたのはWPIXという局でした。
日本なら、中継局はそのつど、大きな中継車を球場に横付けし、長いケーブルを這わせて
カメラをつなぎます。
しかし、WPIXはヤンキー・スタジアムの一角に副調整室を持っていました。
きっと、YESも同じでしょう。そして、極論すれば、持ちつ持たれつの関係ですから、
球団スタッフがそこに常駐していてもおかしくはないと思います。

もっとも、各球団ともホームではかなり進んだ設備を持っていて、たとえば投手だったら、
イニング終了後そこに直行して何を打たれたか、打者なら、どんな球で打ち取られたか…
確認できるそうですから、テレビ局に“借り”を作る必要はないのでしょうが。ハハハ。

なお、友人が私の疑問をぶつけたとき、向こうの最初の反応は「GM?」だったそうです。
他球団ならともかく、ヤンキースの場合はGM直通の電話があってもおかしくありません。
よって、ヤンキース・ベンチ内の電話はとりあえず、右から、ブルペン、ビデオルーム、
そしてGMのスイート…ということにしておきましょうか。ハハハ。

ちなみに、梨田が言うからではなく、今シーズンが終わったところでチャレンジ制度の
見直しは行われるだろうと私は思っています。
まず、審判がこのまま黙っているとは思えません。数万の観衆と数百万人の視聴者の前で
自分の判定が間違っていると言われるのですから。

攻撃側がチャレンジするのが3アウト目になるプレーの場合、ややこしいです。
アウトの宣告があれば、守備側の選手たちはベンチに引き揚げますから、チャレンジが
成功すると改めてグラウンドに出て試合再開を迎えることになります。野手はそれほど
負担を感じないでしょうが、チェンジになってホッとしたピッチャーは複雑でしょう。

そういうケースを考えると、「チャレンジするかどうかの判断を早くしろ」ということに
なるかもしれません。プレー発生から何十秒後まで、あるいは、抗議する監督は最初に
チャレンジするかどうかを告げなければいけない…など。
by toruiwa2010 | 2014-07-25 07:56 | メジャー&野球全般 | Comments(2)
Commented by マオパパ at 2014-07-25 12:48 x
岩佐さん、こんにちは。
先日、大学時代のサークル仲間と久しぶりに食事をした際、岩佐さん死亡説が出ていたので、きっちり否定しておきました。(笑)(皆大リーグアワーで育った仲間です)
さて、チャレンジというシステムは良いシステムだと思うのですが、時間がかかるのが難点ですね。私はどちらかといえば、誤審を含めて野球だと思っていますが、そうはいってもメジャーの審判は気にくわないとめちゃくちゃな判定をしますし、昔話になりますが、セントルイスのウォーキン・アンドゥハーがデンキンガー審判の判定(誤審)でおかしくなり、ワールドシリーズも落としてしまうこともありましたので、この制度はありなのかなと思い始めています。ラグビーでも微妙なトライシーンではレフリーがモニターでの確認を求めるようになっていますし、時代の流れなのでしょうか。
Commented by toruiwa2010 at 2014-07-25 12:54
マオパパさん、こんにちは。

香典をもらえるなら、”死んだまま”でも
構いません。ハハハ。

チャレンジに関しては、監督が審判のところに行ったら
すぐにチャレンジするかどうかを言うようにすればいいかと。
名前
URL
画像認証
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。