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岩佐徹のOFF-MIKE

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自薦・厳選300?久しぶりの高校野球 14/08/24

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甲子園は休養日をはさんで今日、準決勝です。
テニスのグランドスラム大会を担当しているとき
いつも感じたことですが、試合数が減ってくると
寂しくなりますね。

私は敦賀気比推しです。
ピッチャーのずんぐりした体形を含め、元巨人の
水野雄仁がいたころの池田高校を思い出します。
のびのびとバットを振るバッティングも魅力です。

今日の記事は2年前に書いたものです。

桐光学園・松井裕樹( 2012.08.20 初出 )

08/19のツイート

「ランナーがバックホーム」「ランナーが
盗塁しますが失敗」…高校野球のダイジェストの
コメントをつける実況アナが大混乱した件。
オリンピックで中堅アナが抜けて経験の浅い
若いアナがしゃべってるのかな。
全国に何百人もいるだろうに、結構、層が薄いんだ。


4日ぶりのエントリーがいきなり、イチャモンから始まって恐縮です。ハハハ。
昨日はツイッターでつぶやきながら、やりとりに時間を取られながら、久しぶりに
高校野球をじっくり見ました。
選手と同年代のころ、この時期はテレビの前に座り込んでいたものですが、最近は
めったに見なくなりました。全国の有力・有望選手が特定の強豪校に集められる
“システム”が興ざめ、などの理由からです。

このつぶやきを書きこんだのは10時を過ぎたばかりでした。お目当てはこの日の
第2試合に登場する桐光学園です。ベタで申し訳ないですが、話題の選手ですから
メジャーは日本人投手の“谷間”だし、ひと目見ておこうか、という感じでした。
新聞もななめよみですから、学校名もうろ覚えです。実を言うと、前日試合をした
青森・光星学院と間違え、マウンドにいるピッチャーが“右投げ”だったのを見て、
「なんだ、今日は違うピッチャーが投げてるんだ」と思ったほどです。ハハハ。

関心を持ったのは第2試合で19三振を奪ったあとですから出遅れているのです。

08/16のツイート

高校野球:桐光学園の松井裕樹が今日も19三振を
奪って合計41個だよね。坂東英二が持っている
高校記録は83個。桐光がどこまで勝ち進むかに
かかっているが、「不滅」と見られている記録も
危うくなる可能性が少ーーしだけど 出てきたね。
こりゃ注目だわ。

坂東が徳島商業の“小さなエース”として大活躍した1958年・夏の高校野球は
富山・魚津高校の村椿と投げ合った延長18回の試合を含めてたっぷり見ました。
170センチは当時の高校生でも小さかったと思います。しかし、ダイナミックに
踊るようなフォームで投げる彼の投球は魅力がたっぷりでした。浮き上がる速球と
ブレーキのあるカーブが武器だったと記憶しています。
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昨日は第1試合が終わったあとのインタバルに昔の映像が流れました。
当時強豪校だった大阪・浪速商業の尾崎行雄の独特の投球フォームに懐かしさが
こみ上げました。2年生とはいえ“ハト胸&でっちり”の体型には威圧感があって
マウンドに立つ姿は堂々たるものでした。
当時の高校生はみんなそうだったように、球種は打者の手元で浮き上がる快速球と
カーブだけでした。小細工はいっさいないのですが、高校生のレベルで打つことは
難しかったでしょう。

浪商を中退してフライヤーズに入団した翌年にフジテレビに入った私は神宮などで
何度も彼の投球を見ました。前年、ルーキーでいきなり20勝した疲れが出たのか、
この年の成績は悪かったのですが、それでも間近で見る“怪童”は迫力満点でした。
当時 近鉄バッファローズの現役選手だった関根潤三さんが「あのね、高めが伸びる
ピッチャーはいっぱいいるけど、あの子は低目が伸びるんですよ」と言ったのが
印象に残っています。ええ、半世紀前でも、関根さんは関根さんでした。ハハハ。

松井の話に戻りましょう。
彼に関心を持つのは坂東の“83奪三振”へのリスペクトがあるからです。今では
人気クイズ番組の司会をやっていたことも、中日ドラゴンズで大活躍したことも
記憶する人が少なくなり、高校球児だったことなど知る人は“まれ”でしょう。
1958年の夏、野球ファンの目をくぎ付けにしたのは坂東少年でした。三振の数より
延長18回の翌日の再試合でまた完投したその“鉄椀”ぶりが話題をさらいました。
結局6試合で83三振を記録し、いまだに、本人やさんまが“アピール”しますが、
この数字は不滅です。坂東英二は単なる“ゆで卵”オヤジじゃないんです。ハハハ。
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立ち上がりの松井を見て少しがっかりしました。
2番バッターにスライダーを空振りさせていましたが、あとは打者が一巡するまで
バットを合わされていました。きっと、球に“キレ”がなかったのでしょう。
そんなには三振が取れそうに見えませんでした。

序盤のピッチングを見てスタミナがないのかと思いましたが、むしろ後半になって
ボールの威力が増した感じでした。ただし、全体の印象としては、高校レベルでは
打ちにくいにしてもプロでどこまで通用するか、となると、疑問です。
巨人・山下スカウト部長が「制球もテンポも良く、来年ドラフトの目玉になる」と
話したという記事を読んで仰天しました。後半はだいぶキレが出ましたが、上背、
球速などを考えると、よほどのことがなければプロでは無理だと思いますけどね。
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…というのは、あくまで市井の爺さんの大ざっぱな感想です。
野球は長く、たくさん見てますが、所詮素人ですからあまりアテにはなりません。
言わなくてもお分かりでしょうが。ハハハ。

係員にせかされて松井がベンチに戻った。
荷物をまとめるためだ。無茶をする。
グラウンドを離れたら、おそらく宿舎に帰るまで
キャッチボールの機会はないんだ。
クールダウンのための10~20球ぐらいやらせてやれ。
そうやって、何人かの球児の肩をこわしたんだろう。


気がついたときは、ベンチ前で松井がキャッチボールの相手にバツ印を出している
ところでした。次の試合に登場する天理高校の選手たちがベンチからグラウンドに
足を踏み入れていました。それまでに、松井がどれぐらいの時間キャッチボールが
できていたかは分かりません。年配の係員が松井の腰をベンチのほうに押すように
しているのを見て頭に血が上ってしまいました。

最後の1行は言いすぎかもしれません。
係員は「試合が終わったら、すみやかに選手をグラウンドから去らせるように」と
指示されているのでしょう。その通りにやっただけだと思います。ほんの数分でも
“余計な”時間がかかれば部内で問題になるのでしょう。

しかし、取材をすると分かりますが、試合のあとの選手は、スタンド下の通路で
テレビ、続いて新聞の取材を受け、終わると出口に横付けしたバスに乗せられて
宿舎に帰ります。その間、ピッチャーはキャッチボールなど出来ません。
甲子園では連投も当たり前です。実際、松井は今日の第1試合でまた投げます。
せめて、百数十球を投げて毛細血管が切れている肩をクールダウンさせるための
僅かな時間を待ってやれないのか、と怒ってしまったのです。

同じシーンを目にした人が多かったようです。
このツイートがあっという間に拡散されたことで分かります。

何年ぶりかでまともに見た高校野球の“観戦記”の最後がこんな内容になるなんて
まったく残念で。トホホ。
by toruiwa2010 | 2014-08-24 09:07 | 自薦・厳選300? | Comments(2)
Commented by 通行人 at 2014-09-03 19:01 x
些少な指摘で申し訳ありません。
坂東ではなく板東です。
浪速商業という表記も尾崎の時代はすでに
「浪商」ですし、その元々の校名も
「浪華商業」ですので、よろしくお願いいたします
Commented by toruiwa2010 at 2014-09-03 19:48
ご指摘、ありがとう。
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