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岩佐徹のOFF-MIKE

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誰よりも狙われた男90~まほろ駅前狂騒曲85~14/10/22

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10/17のツイート

映画「誰よりも狙われた男」を見た。
名優、フィリップ・シーモア・ホフマン最後の主演作だ。
もうこの演技は見られなくなるのかと思いつつ見た。
見事な演技だった。男性には「ぜひ…」と勧める。
女性に向いているかどうかは分からないが、彼の演技を
見るだけでも値打ちはある。

「誰よりも狙われた男」90


ドイツ北西部の港湾都市・ハンブルク。闇にまぎれて男がひとり、川から陸に上がった。

バッハマン(フィリップ・シーモア・ホフマン)がリーダーをつとめるドイツの諜報機関の
テロ対策チームがニュース映像の断片とロシア当局からの情報で男の身元を突き止めた。
危険なテロリストとして手配されているチェチェンからの逃亡者イッサ・カルポフだった。
市内のイスラム教徒の一家にかくまわれたイッサは弁護士(レイチェル・マクアダムズ)に
密入国の目的である銀行家との接触を依頼する…
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スパイものを得意とするジョン・ル・カレの原作です。
映画的には、観客にある程度 物語の流れを想像させておいて最後に“落とす”作り方で
「ああ、そう来たか。やられたね」と思わされます。こちらが甘いのでしょうが。ハハハ。

記憶に自信がないのですが、銃が一発も発射されない、珍しいスパイ映画です。たしか、
死体も登場しませんでした。今にも銃声が響くぞと身構えるシーンは何か所があるものの、
最後まで人は死にません。はぐらかされましたが、これはこれでいいと思います。
このジャンルの作品に不可欠なスリル、サスペンスは十分にあります。オープニング・
シーンから緊迫感が漂っていました。

久しぶりに“90点”をつけましたが、ほかの人より最低でも5点は甘い上に、シーモア・
ホフマンを惜しむ気持ちがさらに甘くさせている可能性があります。ハハハ。
なんども「うまいなあ」「惜しいなあ」と思いながら見ました。この人の演技は、まるで、
その人物がそこにいると思わせるところがありますね。演技しているように見えないのが
すごいと思います。タバコを吸う仕草一つにもリアリティを感じます。

そう言いながら、「カポーティ」で初めて注目したのですから、遅すぎます。ハハハ。
それ以後に日本で公開された「ダウト」、「マネーボール」、「スーパー・チューズデー」、
「25年目の弦楽四重奏」、「ザ・マスター」を見ましたが、まったくキャラクターが違う
役柄を見事に演じていました。「ザ・マスター」は作品が“残念”でしたが。ハハハ。
彼が亡くなったことは映画界にとって大きな損失ですね。


10/18のツイート

映画「まほろ駅前狂騒曲」を見た。
テレビで放映していたときも好きだったが、雰囲気は
劇場版にうまく引き継がれている。上質のコメディだ。
土曜日で初日だというのに客の入りは半分だった!
あえて言えば、この面白さが分からないと損する。
ハハハ。

「まほろ駅前狂騒曲」85


郊外の住宅地の坂道を二人の男がゆっくり登っていた。買い物帰りらしく、スーパーの
ビニール袋を両手に下げている。
前を行くのは多田啓介(瑛太)。駅前で便利屋を営んでいる。本人によれば“結構まじめに”。
うしろを歩く行天春彦(ギョウテン:松田龍平)は多田の中学の同級生だ。
10数年ぶりに偶然再会し、宿がないと言う行天を気の優しい多田が一晩のつもりで泊めて
やったのが運のつき、そのまま、多田便利軒の事務所兼住居に居つかれてしまったのだ。

グラウンドから飛び出してきたサッカーのボールが仰天の頭を直撃した。
倒れこんだ行天に駆け寄って介抱する多田の携帯が鳴った。市民病院からだった。
冷たい家族からの依頼で週に数回見舞っている老人の容体が急変したと言う…
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テレビ東京が深夜に放送していたころから大好きな作品です。この劇場版にはテレビ局が
出資していないせいでプロモーションが足りていません。初日だというのに客の入りが
悪すぎました。もったいない話です。

多田が開いている便利屋は町田がモデルだという東京郊外のベッドタウンの駅前にあり、
引越しや掃除のような簡単なものから法律に触れそうなものまで、ありとあらゆる依頼が
持ち込まれてきます。多田は真面目に仕事に取り組みますが、行天は腰が引けています。
二人が醸し出す“ちぐはぐ”な空気感がたまらなくおかしいのです。

爆笑するシーンは少ないですが、くすくす笑えるところは数えきれないほどあります。
瑛太と松田のやり取りが全部面白いです。この面白さが伝わらない人は気の毒だとさえ
思います。ハハハ。

上質の喜劇として勧めます。もし面白くなかったら、それはあなたのユーモア・センスが
私とおおきく違うのだとあきらめてください。

唯一残念だったのは、テレビではある意味本編以上に
毎回楽しみだったエンディングがなかったことです。
事務所のぼろぼろのソファで多田と行天が子供のように
じゃれ合う映像はそれだけで十分笑えるものでした。
テレビ用に作られた映像ですから当然権利問題もあるし、
難しいのは分かりますが、最後まで期待してしまいました。

90 誰よりも狙われた男 名優の最後の主演作 銃声のないスパイ映画だが出来はいい
85 まほろ駅前狂騒曲 瑛太と松田龍平の呼吸の良さに笑う シリーズが続いてほしい
by toruiwa2010 | 2014-10-22 07:55 | 映画が好き | Comments(4)
Commented by 梶田哲二 at 2014-10-22 12:17 x
岩佐さん、こんにちは。


100点出るの楽しみにしてるんですが中々出ませんね(笑)
Commented by ホホロビチッチ at 2014-10-22 13:41 x
「ザ・マスター」の素晴らしさがわからんのは気の毒でんな。
映画史に残る作品でっせ。どんな感性してまんねん、岩佐はん。

Commented by toruiwa2010 at 2014-10-22 14:03
梶田哲二さん、こんにちは。

過去に一本だけ、それもドキュメンタリー。
Commented by toruiwa2010 at 2014-10-22 14:06
ホホロビチッチさん、こんにちは。

人それぞれでんがなまんがな。ハハハ。
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