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岩佐徹のOFF-MIKE

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バンクーバー…80点~突っ込めるわ+ゴーンガール~14/12/23

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12/20のツイート

フジテレビが総力を挙げて宣伝しているのにつられて
映画「バンクーバーの朝日」を見た。
満席だった。テレビの力はまだまだ偉大だね。w。
なかなか良かった。突っ込みどころはあるけど。
一例:「いい年して“プロ”になるつもりか?」
というセリフ。1940年前後に。おかしいよね?

「バンクーバーの朝日」80


20世紀の初め、「海の向こうで3年働いたら日本に帰ってゆったり暮らせるよ」という噂に
乗せられて大勢の日本人がカナダに渡った。半分の給料で日に10時間も働く日本人移民は
カナダ人労働者たちの目の敵にされた。
差別され、厳しい環境の中で仕事をする移民たちの唯一の楽しみは野球だった。
“レジー”、“ロイ”、“トム”と当たり前のように英語名で呼び合う子どもの世代になった
バンクーバーにチームが生まれたのだ。その名もバンクーバー朝日(Vacouver Asahi)。
しかし、地元のリーグに参加した彼らが体格の違うカナダ人のチームにかなうわけもなく、
成績は毎年 最下位だった。

ある日、突破口になるプレーが見つかった。偶然の産物だったが…
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妻夫木聡、亀梨和也、池松壮亮、上地雄輔、勝地涼…チームを構成する同世代の俳優が
集中した仕事をしました。いい映画を作ろうという思いで作品に取り組んだ“空気”が
確実に伝わってきます。
栃木県足利市に大きなセットを組んで撮影したそうですが、不自然なところはありません。
全体としていい作品になっていると思います。

ただ、細かいことに気づいてしまうタイプなので見ながら気になって仕方がないところが
いくつもありました。“突っ込みどころ”です。
ツイートに書いたのはロイ(亀梨)がレジー(妻夫木)に問いかけた言葉です。
彼らの祖国、日本に“職業野球”が生まれたばかりの時代です。
英語では“professional Baseball”ですが、カナダに住む日系二世がプロフェッショナルを
“プロ”と略して言ったとは思えません。強い違和感がありました。

言葉で言えば、当時の移民は西日本の農漁村出身者が大半を占めていたはずです。
メジャーを実況しているころに世話になった二世は広島出身の父親の影響をもろに受けて
「(雨が)降りよる」、「…けんのう」が口ぐせでした。
この映画では、佐藤浩市ら親の世代は方言で話していますが、妻夫木のチームメイトは
“流暢な”標準語でした。イケメンに方言は似合わない?変でしょう。ハハハ。

ついでに…。
グラブやバットの形は十分に時代を感じさせるデザインになっているのに、それを使って
やっているのはきわめて現代に近い野球なのもどうでしょう。たとえば、投球フォームや
バット・スウイングが“モダーン”なんです。
ベンチの監督がブロックサインに近い仕草で選手に指示を出していたのも不自然でした。
当時のフラッシュサイン(1ヶ所に触るだけ)ではサインらしく見えないからでしょうか?

どっちにしても、われながら厄介な性格してますね。そんなことが気にならない人たちが
85点をつけても文句は言いません。ハハハ。


おやすみなさいを言いたくて」85

アフガニスタンの紛争地域で儀式が執り行われていた。爆薬を体に巻き付けて自爆テロに
赴こうとする女性にカメラのレンズが向けられている。立て続けにシャッターを押すのは
アイルランド国籍の女性カメラマン、レベッカ(ジュリエット・ビノシュ)だ。
テロリストを乗せた車は目的地に着く前に市場での検問に引っかかった。
爆発が起き、巻き込まれたレベッカは肺に穴が開くほどの大けがをした。

治療を終えて我が家に戻ったレベッカだったが、夫・マーカス、長女・ステフの様子が
どこかおかしい。彼らは、レベッカが家を離れている間ずっと、戦場カメラマンとして、
危険と隣り合わせの紛争地を“職場”とする妻・母が心配で気の休まるときがないのだ。
一度は仕事を捨て、家族のもとにとどまることを選んだレベッカだったが…
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もう少しふわっとした映画だと思っていただけに意表を突かれました。
主人公が戦場カメラマン…ですから、ある程度のことは予想していましたが、厳しさは
戦場(war zone)ではなく、むしろ家庭の方にありました。
「君は、家族をないがしろにしている」とマーカスになじられたレベッカが「その情熱
(passion)が好きなところだって言ったじゃない」と途方にくれます。

どこの家庭でもよくある「仕事と私(家族)とどっちが大事なの?」という論争。
レベッカの子供たちへの愛情は間違いなく深いのに、彼女を戦場に駆り立てる誘惑もまた
どうしようもなく強いのです。板ばさみに悩むレベッカをビノシュが好演していました。


「ゴーン・ガール」75

その日、ニックは午前中から双子の妹と共同経営するバーで酒を飲んでいた。
妻・エイミーと結婚してちょうど5年目だった。
彼が帰宅したとき、妻の姿はなかった。家の中を探し回るニックが異変に気付く。
警察が呼ばれ“事件”として捜査が始まった。
初めは妻が犯罪に巻き込まれた可能性がある夫として同情的に接していた警察や近所の
住民の見る目が次第に変わって行った…
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ちまたの評価は高いようですが、私は気に入りませんでした。
そんな終わり方、ありか!?… 終わってないし。ハハハ。

80 バンクーバーの朝日 作り手の熱い気持ちは伝わるけど突っ込みどころが多いね
85 おやすみなさいを… 家庭と仕事の板場さみに悩む女流戦場カメラマン なかなか
75 ゴーン・ガール どんな映画も必ずきちんと終われよとは言わないけどね

おまけ

昨日、リハビリの帰りに再会を果たしました。
最後に「窓辺の猫」を見たのは去年の春だったと
思いますから、1年半ぶりです。不思議なものを
見るような目をこちらに向けていました。
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by toruiwa2010 | 2014-12-23 08:40 | 映画が好き | Comments(0)
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