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岩佐徹のOFF-MIKE

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小保方晴子:天国から地獄~2014:岩佐徹的大誤算5~14/12/30

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それは”快挙”で始まった

01/30のツイート

STAP細胞を発見?した小保方晴子さん、すごいね。
万能細胞…山中教授のipsのときもそうだったが、
どう説明されても何の事だかよくわからない。
でも、すごい。大学を出て8年なら、普通は研究の
「お手伝い」をするのが精いっぱいではないのか。
久々の明るいニュースだ。

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まさに“快挙”でしたね。

「マウスの細胞を、弱酸性の液体で刺激するだけで、
どんな細胞にもなれる万能細胞に変化する」

冒頭のツイートは、まぎれもない日本語なのにその意味をまったく理解できないまま、
つぶやいたものです。ハハハ。

やってのけたのが女性であったことはともかく、30歳という年齢にはビックリしました。
しかも、一度はネイチャー誌に論文の掲載を拒否されている経緯を考えたら、“仕組み”に
たどり着いたのは“もっと前”…ますます驚きました。物理学はおろか“バケガク”の
段階でお手上げだった私には無限のリスペクトしかありませんでした。
世界の最先端の研究をするグループのリーダーが30歳であることは女性であることより
はるかにすごいことだと思いました。

発見したものの大きさとともに、彼女を取り巻く様々な状況が世間をとりこにしました。
もちろん、マスコミが飛びつきました。見た通りの美人だし、しょうがないでしょうね。
“リケジョ”とか“祖母のかっぽう着で実験”という分かりやすい取り上げ方に加えて、
子供のころの作文が出てきたり、連日 先生や同級生、研究所の同僚たちが追い回されたり
していました。心配した2chに中傷や攻撃的なものが少なかったのは何よりでした。

しかし、とかく、成功は“妬みそねみ”の対象になりがちです。いずれ、ゆがんだ方向に
向かう可能性は十分だとは思っていましたが、まさか、こんなことになるなんて…。

ほどなく、同業の研究者やメディアからさまざまな疑問の声が上がりはじめ、そのたびに
小保方さんや理研が修正したり、釈明したりする状態が続きました。
一定の方向を示したのは理化学研究所調査委員会の“最終報告”だったでしょうか。
中身の細かいことは省きますが、要素するに「小保方さんに2点の研究不正があった。
指導的立場にあった人たちの責任は重大」ということでした。


一転、コピペ・改ざん・ねつ造の指弾

04/01のツイート

小保方さん、わずか2ヶ月で天から地へ…。激変だね。
「STAP細胞の発見さえ捏造のように言われるのは
承服できない」と言っているらしい。だとしたら
いくつかの論文で“パクリ”っぽい部分があることを
きちんと説明しないといけないね。


最初の騒ぎ方が半端じゃなかった分、“反動”も大きくなるのは避けられなかったでしょう。
各種報道に出てくる、コピペ、ねつ造、改ざん…などの言葉の“インパクト”が強すぎて
彼女が相当な“悪事”を働いたかのような印象を与えました。
一方で、理研調査委員会の最終報告書を受け取ったあとの小保方さんの“反論”を読むと、
「どうもそうじゃないらしい」と思えたりして、結局、この件の問題点はどこにあって、
小保方晴子さんは糾弾されるべきなのかどうかがよく分からなくなりました。
肝心なのはSTAP細胞が存在するのかしないのかですが、理研の幹部さえこの時点では
「はっきりとは言えない」のですから、なんともはや。ハハハ。

小保方さんが報告書を受け取って「承服できない」と“反撃”に出たのは少し意外でした。
普通、あれほど脚光を浴びたあとにさんざん叩かれたら、立ち直れないほどのダメージが
あるはずだと思うからです。リケジョ強し。ハハハ。


釈明 聞き入れられず?

04/09のツイート

小保方さん…思ったより元気そうでよかった。
「STAP細胞を論文の体裁上の間違いで否定しないでほしい」
…会見に臨むにあたってのコメントの中でそう語っている。
その通りだね。
大騒ぎしたあと、今度はヒステリックに批判する…
マスコミも世間も冷静になりたい。

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2時間半以上に及ぶ長い会見になりました。よく、会見に出たと思います。
時に涙を流す場面もありましたが、気丈に対応していました。見かけ以上にシンの強い
女性なのでしょう。叩かれても仕方がない間違いをおかしたのは確かですが、立ち直る
力も持っていることが分かりました。

一方、理研には“組織を守る”という意識を強く感じました。ほかの組織もふくめて、
先輩研究者たちからは「それ見たことか」的なのコメントしか出ないのが残念でした。
冒頭に、直立して「不注意、不勉強、未熟だった」とかぼそい声で謝罪する彼女からは
実年齢よりはるかに幼い印象を受けました。それで騙されたわけじゃないですよ。
週刊文春の記事の小見出しに“五十代以上の男性はみんなメロメロ”とありましたが、
当時75歳の私は決してメロメロではありませんでした。ただ、 あれよあれよという間に
“世紀のヒロイン”扱いから一転、“稀代のペテン師”にされてしまう過程を見せられて
ワケが分からなくなっていましたのです。ハハハ。

それはともかく、彼女の態度は一貫して誠実だったし、正直だったと思います。
75年、“人間”を見てきた経験から、その顔は“改ざん・ねつ造”がばれて追及され、
逃げ場を失った人のものには見えませんでした。
たしかにミスはしたけれど、すでに訂正した。その点を除けば、自分がやってきたことは
間違っていない。自信もほこりも持っている…という人の顔でした。
少なくとも、悪意をもって何かをたくらむ人には見えませんでした。会見の場でうそを
ついているとも思えませんでした。
ただし、科学の世界で「体裁上の間違い」が通用するかどうかは別問題です。

理研調査委の報告を聞いたときからその中で使われている“改ざん”や“ねつ造”という
強い言葉には違和感がありました。事実がないのにあるように見せかけるのがねつ造です。
改ざんも然り。少なくとも、一般社会では。
しかし、科学、それも“世界的な大発見”に関わる話ですから、それだけでは済みません。

このころのメディアはもう“小保方はインチキ”と決めつけているように見えました。
ゴーストライターが作曲したものを自分の曲であるかのように発表してきた佐村河内某の
行為には明らかな悪意がありましたが、彼女のケースは違うでしょう。
しかし、会見の空気は途中から“尋問”のようになっていきました。
相手が若い女性だからか、質問の調子が馬鹿にしているように聞こえる記者もいました。
「あなたねえ…」と“糾弾する”調子で質問していた記者にはあきれました。
「君なあ、相手が50代、60代の経験豊かな男性の研究者でも同じ調子で質問するか」と
聞いてみたかったですね。
自分で“結論”を持っていて、そこに誘導しようとしているのが見え見えの記者も。
明らかに“形勢不利”なのに彼女の肩を持つ気になったのは彼らのせいです。ハハハ。


真相を知りたいね

04/16のツイート

理研CDB副センター長・笹井氏の会見が始まった。
東大の上教授?正確を期さなければいけない話だし、
大きく言えば、国の名誉もかかっているから、
きついことを言ってもかまわないのだが、この人の
話し方には”愛情”を感じない。

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笹井教授は小保方さんの指導教授だったそうです。亡くなった人なので気が引けますが、
記者会見では最初から“及び腰”で言い訳っぽい話が多く、“食えないやつ”という印象が
強かったことを思い出します。小保方さんは「尊敬する笹井先生が私の過ちのため厳しい
質問に答えている姿を見て本当に申し訳ない。申し訳なさ過ぎて、言葉にならない」と
言ったそうですが、そう言わざるを得ない空気が理研の中、あるいは広く学問の世界には
あるのかなあと思わされました。

この間、たくさんの専門家がメディアに登場して意見を述べていました。
話の流れから避けられない部分もあるでしょうが、そのもの言いは、自分たちの世界で
起きた“不都合”を抹消したがっているように見えました。
ツイートにあげた上教授はその典型です。愛情どころか敬意の“かけら”も感じません。
彼に言わせれば“敬意”には値しないからでしょうが。
水に落ちた犬は叩く…ってことですか。“うさん臭く”て好きじゃありませんな。ハハハ。


06/05のツイート

「これでSTAP細胞があったら理研は小保方さんに対して
どういう態度をとるんでしょうね?」と笠井アナ。
いやいやいや。それは君たちマスコミが言っちゃダメな
一言じゃないのかな。聞いたとき、びっくりしたぜ。


笠井が…というわけではありませんが、疑惑が出始めたころからの小保方さんの扱いは
とても公平とは思えませんでした。あからさまな“手のひら返し”。ハハハ。
6月には理研・改革委員会が 彼女に「きわめて厳しい処分を」という結論を出しました。
初めからその結論ありきだったのでしょう。
彼女を採用した経緯がずさんだった…など、何をいまさら?という話もありつつ、彼女が
改めて行う“検証”実験に参加できる余地が残ったのは唯一よかったと思える点でした。


キーパーソンの自殺&検証実験

12/19のツイート

私的な外出姿をここまで追い掛け回す。“暴力”だね。
STAP細胞再現はならなかったが、罪を犯したわけでも
騙したわけでもない。
少なくとも今の段階では。そうだよね。

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8月にカギを握る人物の一人が自殺しました。
総バッシング状態でしたから“ある程度”予想できたことですが、防げませんでした。
ますます窮地に追い込まれた小保方さんは理研によるSTAP細胞の有無を検証する実験に
“別枠”で参加しましたが、“期限”内に結果を出すことはできませんでした。

理研は19日、「STAP細胞について、検証実験では確認できなかった」と発表し、細胞の
存在を事実上、否定しました。更に25日には調査委が「別の万能細胞であるES細胞が
混入した可能性がある。それも故意に」との報告書を出しています。“誰かは特定できない”
としつつ、“故意”というきわめて強い言葉を使っていることに違和感があります。
それはともかく、理研も退職した彼女が自分の名誉を挽回するためには、完全に独自に
実験を進めて成果を示すしかありません。
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万事休す。
…それは、応援してきた私にも当てはまります。
いまだに、彼女が分かりやすい虚偽の論文を意図的に書いたとは信じられません。
しかし、これ以上かばう“根拠”がないのです。

ただし、彼女一人にすべてを背負わせてジ・エンドにすることには反対です。
そもそも、論文がネイチャー誌に送られる前のチェック機能はどうなっていたのか。
ネイチャー誌は掲載する前にどんな検証をしたのか。
すっかり明らかになってはいませんね。
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“とくダネ”のこのやりかたには問題があります。“3.11”のときにも強引な取材姿勢を
批判されていなかったっけ。
今日の年末特番で“土下座の強要”を取り上げ批判していましたが、私には同じことを
やっているように見えます。より悪質かもしれません。
のど元過ぎれば…。あやういなあ、母局。
ヘアスタイルの影響もあるのか、少しふっくらしたように見える彼女に対して、それほど
やつれていない…などとする声もあるらしいですが、話になりません。やつれは顔だけに
出るわけじゃないでしょう。

体調をひどく崩しているという彼女が“第2の笹井”にならないようにと祈ります。
そして、この件で日本の科学への信頼・期待が揺らぐようなことがないようにと。
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by toruiwa2010 | 2014-12-30 09:49 | 岩佐徹的考察 | Comments(0)
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