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岩佐徹のOFF-MIKE

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超スローボール:いやいやいや~2014:岩佐徹的大誤算6~12/31

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「あっ、あいつだ!」
…映画を見に行くと込み合っていて妻と席が離ればなれになりました。自分の席について
妻の方を振り向いたとき、彼女の前の席で若者が隣の連れにそう言ったのだそうです。
視線は明らかに私の方に向けて。
言葉のトーンは決していい感じのものではなかったはずです。ハハハ。

一時は、通院している病院のリハビリ・ルームに入るときも少し意識していました。
担当療法士から“それが私であること”が仲間内で話題になっていたと聞いたからです。
なじみの店に食事に行くときも「あそこの店員はみんな若いから、きっとオレのことを
知ってるなあ」と思い、「何かあっても大丈夫か?」と妻に確認したりしました。
嫌がらせをされることはないにしても、「あれが“炎上中”のバカだ」と“好奇の目”で
見られるのは楽しいものじゃないだろうと思ったからです。ええ、杞憂でしたが。ハハハ。
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すべての発端は、この夏 私が書いた一件のツイートでした。

08/14のツイート( 11:23:48 AM )

東海大四のピッチャーのスローカーブ…
ダメとは言わないが、少なくとも、投球術とは
呼びたくない。意地でも。
こういうことやってると、世の中をなめた少年に
なって行きそうな気がするが。ハハハ。


最後の2行がいけませんでした。
しかし、あれほどの大事になるとは予想もしませんでした。
初めは“投球術”云々にこだわる人からのクレームばかりで、こちらもいつもの流儀で
適当にあしらっていました。しかし、“あの投球”が気に入っている分、激しいトーンで
言い募って来るのに辟易して、つい、こうつぶやいてしまいました。

ウへ、恐ろしい。袋叩きに遭ってる。
攻撃してるわけじゃなくて、こういうのはやだねえ…と
感想を述べてるだけなんだが。


単純な“気持ちの吐露”ですからタグもつけなかったのに、しっかり“監視”されていて
あっさり“拾われ”ました。ハハハ。
“世の中をなめた…”の部分に焦点を移して猛烈なバッシングが始まり、ツイッターが
派手に炎上したのです。
時間の経過とともに私への批判は激しさを増し、ほぼ正確に1日半、“ノーガード”で
パンチを浴び続けました。

2日目の夜11時に一度横になりましたが、リビングに戻って書き込みました。
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08/15のツイート( 11:02:07 PM )

8月14日11:23:48に送信したツイートには
言葉が足りない部分と、逆に余計な部分がありました。
西嶋投手とその関係者の目には触れていないと思いますが、
不快な思いをさせたことお詫びします。ごめんなさい。
なお当該ツイートは削除しました。


当然、そんなことではなかなか勘弁してくれません。
ツイッターや18日に書いたブログ“ツイッター 炎上!~ひたすら詫びるしかない~”に
無数のリプライや書き込みがありました。なるほどと思うものもありましたが、多くは
言葉使いはともかく、私を一方的に攻撃するものでした。

投球術については「緩急をつけるのは投球術じゃないか」、「どれほど厳しい練習の賜物か
分かってるか」、「プロでも投げる選手がいる」、「お前の投球術とは」というものが多く、
もう一件については「彼の人格を否定するものだ」、「スローボールを投げると世の中を
なめた人間になるのか?」の2点にほぼ絞られていました。

前者についてはいくらでも反論できますが、具合が悪いことに後者はこちらが間違って
いるのですから、両者がからむと言い返せず、黙って推移を見守るしかありませんでした。

振り返ると、私にとっても西嶋投手にとっても不運だったのは、あのとき、海の向こうで
岩隈が登板していたことかもしれません。
2台のテレビを並べて高校野球とMLBを見ていたのです。音声はMLBでした。
目の片隅に入る隣のテレビで、西嶋の投げたボールが画面の上に“消えて”行ったとき、
いったい何が起きたのかとびっくりしました。
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4回裏、九州国際大付属の先頭3番打者に対する1球目でした。ストライクに見えましたが、
判定はボールでした。審判の“何かに耐える”ようなジェスチャーがとても印象的でした。
試合後、審判部内、本部内で議論された可能性はあると思います。

問題のツイートはその直後に書いたのです。
このボールの目的は相手の意表をつき撹乱することだろうと思いました。プラス、緩急を
つける一環のつもりだろうが、高校生のテクニックとしてどうだろう?…とも。
言われるまでもなく、ルールに違反していないし、選択肢としては“あり”でしょう。
投げること自体に反対しているのではなく、前段の骨子は「投球術じゃないぞ」でした。

球種を変え、投球のテンポを変え、緩急、高低を使って内外角に投げ分ける。
打者の読みを外しながらこれらを組み合わせていく…私がイメージする“投球術”とは
そういうものです。「ほら見ろ。緩急を使うのは投球術じゃないか」と言われそうですが、
私が言いたいのはあの“スローボールを投げること=投球術”ではない…です。

昔は、400勝投手の金田だって投げていました。“遊び”だったでしょうが。
しかし、西嶋にあの球が必要か?と聞かれれば、私の答えはNoだったのです。
彼の投球を見れば、カーブ(彼にとってのノーマルスピード)とスライダーをうまく使って
130キロ台のストレートを早く見せる工夫がきっちりできていました。
4球投げたスローボールを除く149球で相手を抑える“投球術”を持っているのです。

私が「いやだな」と思った“超スローボール”はこのときの1球しか確認していません。
もし4回に、4番・5番に投げた“テレビ画面に収まる”スローカーブがこの4球の中に
含まれているのなら、その球は私の感覚でも投球術の中に入ります。

“あの1球”の直後に書いたため、ツイートにその辺の説明が足りないのは事実です。
ただし、ネットでは“あのボール=なめた投球”とされてしまいました。だれか一人が
理解できずに、あるいは意図的にゆがめて強い調子のツイートをすると、拾い読みしては
それを拡散する連中によってリツイートが繰り返されて行きました。私のケーズに限らず、
“炎上”はおおむねこのパターンのようです。

次に考えたのは、西嶋が「これが投球術だ」と錯覚(私に言わせれば)し、仮にこのまま
勝ち進んだりすると、野球を甘く考えてしまうのではないか。なめてしまわないか。
そのあとの人生にとっても、それはいいことじゃないなあ…ということでした。

…ツイートは明らかに言葉が足りていません。
そして、使う言葉を間違えました。「世の中をなめた」はまったく“余計”でした。
言い方はほかにいくらでもあったのにと思います。

どちらにしても、“最後の2行”が攻撃する側に格好の材料を与えました。
自分が悪いのですから、誰にも文句は言えないし、言う気もありません。
ただ、あの2行がなければ、高校生があの球を投げるのがいいことか悪いことか、そして、
それを“投球術”と呼ぶかどうかについて、もう少しまともな“議論”ができたのでは
ないかと、それが残念です。
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私は、単純に甲子園であの球は見たくなかったなあと今でも思っています。
たしかにスタンドはわきました。しかし、それは“面白かったから”でしょう。
その意味で彼の目的は果たされました。反射的に「これはよくないなあ」と思ったのです。
翌日、毎日新聞に載っていた「球場を味方にしたかった」という彼の発言を見てますます
そう思いました。すでに、私自身に非難が集中していましたから、書きませんでしたが、
彼の真の狙いはそこにあったのでしょう。
多くの人が言うように、あの球を身につけるのにも努力はしたでしょう。
しかし、“球場を味方”にしたければ、一生懸命にプレーするのが一番だと思います。

あの投球を“擁護”する声がプロ野球界から聞こえてきましが、知る限り、投手だけで
野手の意見はなかったような。
高校野球の監督やほかの投手たちはどう思ったかも聞いてみたいのですが、メディアも
そういう取材はしていなかったようです。主催の朝日新聞が「直球の球速が140キロに
満たない西嶋がスローボールを投じるのは、打者を緩急で惑わせる立派な投球術だ」、
「投球の幅を広げようとバッテリーで考えた新球だ。18歳の工夫と投球は批判される
ものではない」と書いていたくらいですから、ほかは推して知るべしです。ハハハ。
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記事を書いた記者は超スローボールで西嶋の投球術が完成すると思っているようです。
しかし、超スローボールに“惑わされ”ているのは打者よりメディアの方でしょう。
惑わすのが狙いならバックネットにぶつけてもいいし、元中日の小川健太郎のような
“背面投げ”をしても、なんなら、マウンドから転がしてもいいことになります。

ストレートが140キロに満たない投手は毎年たくさん甲子園にやってきます。
彼らが超スローボールをはじめ、それぞれに“工夫した”球を投げ始めたら、それでも
“立派な投球術だ”と書くとは思いません。

この件に関しては、名のあるジャーナリストやスポーツライターからもあまり意見が
聞こえてきません。現場にいた記者仲間、解説者同士、アナウンサーの間からまったく
“異論”は出なかったのでしょうか?そんなはずはない…と思います。
多様な考え方があっていいのに、私への激しいバッシングに恐れをなしたのでしょうか。
触らぬ神に祟りなし?

この一件に関連して、在米の知人からこんなツイートが来ました。

西嶋投手は『15 Seconds of fame』になると思います。
日本国内でプレーするならいいんじゃないでしょうか。
ダルもスローカーブを投げてますが、違います。
あのような高いところに投げる球をMLBで投げたら
バカにしていると乱闘になりそうですね。

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“最後の2行”だけをフィーチャーしていくつかのメディア…特にTBS「情報7DAYS」が
ご丁寧に顔写真入りで取り上げてくれたりしたおかげで15 seconds of fame=一瞬だけ、
有名になった…の“仲間”になってしまいました。ハハハ。

いや、彼とは1%ぐらいの確率でお友達になれたかもしれないのです。
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09/01のツイート

深夜にフォローしてくれた人がいた。
岩隈が交代し、連絡を取ろうとしたら、
リムーブされていた。どうしたんだろう?
07:54:03AM

今日午前1時ごろ私をフォローし、6時か7時ごろに
リムーブした人、心当たりがあったら、もう一度
フォローしてくれませんか?話したいことがあります。
20:55:50

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この日の夜中、目が覚めたときにスマホをのぞくと、この文字が目に飛び込んできました。
連絡方法を探っていたので嬉しかったです。
朝になったら、フォローを返してダイレクトメッセージでコンタクトしようと思いました。
札幌まで行けば会ってもらえるかどうかを知りたかったのです。

…“あさイチ”でやるべきでした!
またしても岩隈が登板する日だったのでスコアをつけながら観戦し終えた午前7時すぎに、
さてDMを送ろう…と思ったら、リムーブされていたのです。

数時間の間に何があったのかは分かりません。考え直したのか、誰かに注意されたのか?
ツイッターの仕組みに詳しくないので、別人が操作して、フォローしたりリムーブしたり
出来るものかどうかも分かりませんが、本人だったと思っています。

12/20のツイート

@xxxjima 突然すみません。
岩佐徹と言います。分かると思います。
できればフォローしてもらえませんか?
(私はフォローしています)
ダイレクトメッセージを送りたいのです。
よろしくお願いします。


このエントリーを書くにあたって、リプの形で直接、問いかけてみましたが、残念ながら
返事はもらえませんでした。トホホ。

西嶋君は大学に進まず、社会人(JR北海道?)で野球を続けるようです。
健闘を祈ります。そして、2015年がいい年でありますように。
都市対抗野球で東京ドームに来るときは球場に行って応援します。
どの場面かであの球を投げてくれたら最高です。いや、ほんとに。ハハハ。
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by toruiwa2010 | 2014-12-31 10:45 | メジャー&野球全般 | Comments(7)
Commented by パパン at 2014-12-31 12:27 x
私はツイッター騒動に、全く参戦していないものですが
この記事みたいに「自分勝手な言い訳」をするから再度叩かれるのですよ

「擁護した野手は居なかったような…」なんて書かなくていいでしょ??
そりゃアマ時代はエースで4番だった人達でしょうが
この件は野手がクチ出す事は無いと黙っていたのでしょう
向こうが大人です…

貴方がこれから「わざと炎上させて自分を売る」という方向性でいくなら
このコメントは全くの大きなお世話になると思うので申し訳ありませんがね  ハハハ
Commented by toruiwa2010 at 2014-12-31 12:40
パパンさん、お年賀代わりに
承認しときます。ハハハ。
Commented by Yumi at 2014-12-31 13:24 x
この1件の時は本当に大変でしたね。でも、西嶋選手にとってはこの件の「お陰」で、「ああ、あの時の・・」という人になるのではないかと思っています。彼についての最近の記事を読みましたが、あのスローボールが2年半の成果とあり、なんて無駄な事に時間を費やしているんだろうと思いました。社会人となってどう成長するのか見届けることが出来るとしたら、それは彼が成功したという証になりますね。
Commented by toruiwa2010 at 2014-12-31 17:38
Yumiさん、こんにちは。
彼はともかく、私は間違いなく
ああ、あのときは…の対象になりますね。
社会人はアマですが、結構シビアですから
あの球は泣けない方がいいです。ハハハ。
Commented by toruiwa2010 at 2014-12-31 21:03
小倉さん・・・とやら。
まさか、智明じゃないでしょうね。ハハハ。
この程度の内容のコメントをなぜ、カギつきに?

残す意味がないので削除します。
Commented by AT at 2015-01-02 00:16 x
はじめまして。例の超スローボールですが、今から30年以上前に連載されていた「しまっていこうぜ!!」という少年野球漫画にでていました。その中で、猟銃の暴発により肩を壊したリップ・スウェルというメジャーの投手が投げていた、というように書かれていたと記憶しています。
このボールは非常に打ちにくいので、このボールを投げることについて、私は肯定的な立場をとりたいです。ただ、ストライクゾーンをよぎらせることは著しく困難である上、よぎっていても審判がボールとコールしてしまう可能性があるので、実用性は低いかもしれませんね
Commented by toruiwa2010 at 2015-01-02 07:33
ATサン、おはようございます。

スウェルの話は聞いたことがあります。
肩ではなく、狩猟中のアクシデントで
足の親指に大けがをしたために
普通のモーションげは投げられなく
なったのです。
あり・なしについてはひとりひとりが
判断すればいいと思っています。
私はあそこまでいくとねえ…です。
ハハハ。
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