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岩佐徹のOFF-MIKE

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楽しみな若手が続々~全日本フィギュアから~15/01/06

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GPシリーズ、GPファイナル、全日本…14-15シーズンが始まり、「結局、羽生ジャン」…
いまのところ、そんな感じですかね。ハハハ。

中国GPの6分間練習中の“大けが”を押して出場し、「無理じゃないか」と思っていた
NHK杯にも出て、4位だったものの、中国での“採点の妙”にも助けられて滑りこんだ
ファイナルでは圧勝。全日本は2位に35点の大差をつけて有無を言わせませんでした。
“採点の妙”には異論もあるでしょう。ええ、“不正”があったわけじゃありません。
構成点だの技術点だのがあって、きちんと採点した結果だ…と分かったうえで、でもね、
あれだけ、“スッテンスッテン”転びまくっても高い点が出るというのはスポーツとして
どこかに欠陥があると言わざるを得ないんです。羽生には何の責任もないことですが。
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とにかく、体調不十分の中で結果を出されると。世界のレベルで見ても羽生が“アナザー・
プラネット”の住人であることがはっきりしました。
持病だったらしい“尿膜管遺残症”が手術で完治したら彼にとっては怖いものなしです。
それを考えたら、彼の足を引っ張っていたのが将来に尾を引くような厄介な疾患ではなく、
こういう病気でよかったと思います。
どちらにしても、しばらく休むことになるし、世界選手権は微妙ですが、今度こそ決して
無理をしないでほしいですね。君の精神力の強さはよーく分かったから。ハハハ。
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町田の突然の引退は、その発表の仕方に「町田らしいな」と思いつつ、ビックリしました。
彼のこれまでの貢献には敬意を表しつつ、あれしか方法はなかったのかと疑います。
年内にスッキリしたかったのでしょう。あれ以外のやり方だと連盟から引き留められたり、
ファンの悲鳴が耳に届いたりして長引いてしまうと思ったかもしれません。
アマチュアですからいちいち“引退”を言う必要はないのです。次から大会に出なければ
「ああ、やめたんだな」ということになります。だれにも迷惑がかかる話じゃありません。

「いやいや、関係者には知らせないと迷惑だろう」という意見もあるでしょうが、それは
“関係者の勝手”ではないですか?選手の側に知らせる“義務”はないんです。
あの“セレモニー”のせいで、チャンピオンも世界選手権に行くことになった選手たちも
影が薄くなってしまったのは気の毒です。

長くなりそうなので先を急ぎます。ハハハ。
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宇野昌磨…楽しみですね。
フリーの最後では完全に“足に来た”感じでした。シニアに慣れ、世界的に顔も名前も
知られて来れば、もっと点が出そうな気がします。SPだけを見ると、ジャンプの切れや
演技の流れなどはむしろ羽生を上回っていたと思うほどでした。それでも9点近い差を
つけられました。昔ほどではないものの、採点競技はどうしても新参者に厳しいです。

そして、全日本FSの入魂の演技で世界選手権代表に選ばれた小塚崇彦を褒めたいです。
2008年の全日本で2位になったときだと思いますが、ブログにこう書いています。

信じてほしい。
2年半ほど前、小塚を見たとき、
「ジャンプの切れがすごい。
きっと高橋や織田を抜く」と確信した
妻にそう話した記憶がある

優勝こそ逃がしたが、ようやく出てきた!
自らの“慧眼”に驚く。
(冗談の分かる人にだけ読んでほしいと願う)


ここにある“2年半ほど前”は2006年のNHK杯(3位)を指しています。
ずっと“裏切られて”来田小塚ですが、年の瀬にいいものを見せてくれました。
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浅田真央と鈴木明子がいなくなった女子は一気に若返りました。
FSの市最終組全員が18歳以下というのはスホイことですね。
本来なら“世代交代”の先頭を切っていなければいけない村上が力を出せませんでしたが、
それを補って余りある伸び盛りの選手たちの演技でした。
優勝した宮原知子の安定感はハンパじゃありません。ジャンプに切れがある上にまったく
不安を感じさせないのがすごいです。
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ロシアGPで優勝して一躍脚光を浴びた本郷理華は少し時間がかかる気がします。
ジャンプが決まると華やかですが、それ以外では長い手足をもてあましていて、演技が
ぎこちなく見えてしまうのはマイナスです。
修正するには練習しかないのでしょう。同じ傾向があったカロリーナ・コストナーだって
GPシリーズの優勝は遅かったのですから心配することはないと思います。

当面、宮原の強力なライバルになるのは13歳の樋口新葉でしょうか。
スピードがあるし、この人もジャンプに不安がありません。勝負の世界で“負けん気”が
強いのもいいなあ。

問題は村上佳菜子です。
常識的にはこれまで何年も浅田・鈴木の背中を迫ってきた彼女が少なくとも今シーズンの
全日本は勝たなければいけなかったと思います。
どういう意味か知りませんが、「世代交代は寂しい」と言ったとメディアで詠みました。
何回か書きましたが、彼女には“誰かに頼る・甘える”傾向が強いです。山田コーチから
離れる潮時かもしれませんね。
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すでにだいぶ長くなっていますが、最後に2点だけ簡単に。

・「回転がぎりぎりという評価になるかもしれません」
「もう一度見直して…。スーパースローまで見て…」


言ったのはほかでもない金メダリスト・荒川静香です。
ジャンプが回り切っていたか否かをどう判定するかについてのコメントでした。
回ったか回らなかったか、どちらかであって、“ぎりぎり”なんて判定はないはずですが、
それはともかく、専門家でもそれほど微妙だということです。
これはもう、万人が楽しめるスポーツではなくなってきているということでしょう。
誰もがスーパースローを持っているわけじゃないし。ハハハ。

・「今の率直な気持ちを聞かせてください」

演技を終えた選手へのインタビューで若い女性アナが同じ質問を繰り返していました。
私もインタビューは大の苦手だったし、下手でしたから、後輩ではあっても他人のことを
とやかく言う資格はないかもしれません。
しかし、こういうインタビューは型が決まっているものです。聞かれる方もあらかじめ
予想できるやり取りですから、どんな言い方でも意味は通じると思います。
しかし、「聞かせてください」、「教えてください」は響きが“幼い”ですね。
局内で教育はしているはずですが、先輩同業者たちも同じフレーズを使うことが多いので
どうしても真似てしまうのだと思います。

長文 失礼。
by toruiwa2010 | 2015-01-06 09:20 | フィギュアスケート | Comments(5)
Commented by むーとん at 2015-01-06 10:50 x
スッテンスッテン転けても...やら、スーパースローで見ないとわからないのでは...やら仰っていますが、どちらもフィギュアスケートという競技をより向上させるために試行錯誤の上、今現在のルールに至っているのだと思いますよ。
3回転でクリーンなプログラムを滑るよりも、4回転にチャレンジする選手を守るため。しっかり回転を回り切っているか確認するためです。
羽生選手はルールを熟知した上で、転けてもいいから回り切ることを優先させているようです。
技術が向上するにつれ、フィギュアスケート以外にもビデオ判定なしでは成り立たないスポーツはたくさんありますよね。
スポーツに関わる仕事をされている方だからこそ理解していただきたく、長文コメント失礼しました。
Commented by toruiwa2010 at 2015-01-06 14:01
むーとんサン、承認しますが、
お相手はしません。
書き込めばスッキリするタイプだと
おもうので。w。
Commented by むーとん at 2015-01-06 16:14 x
お名前を存じあげてる方が少し無知なことを言われてるのが気になったので、ついお節介をしてしまったようです。
自分がスッキリしたかったわけではありませんでしたが、承認ありがとうございました。
Commented by toruiwa2010 at 2015-01-06 16:55
むーとんサン、こんばんは。
2回目の投稿については気遣いを感じます。
文体、語調というのは難しいものですね。
初めのコメントには「教えてやる」的な
空気を感じました。次回の材料になります。
ハハハ。

書かれていることを私が知らないわけでは
ありません。
転倒しても、まわり切っていたら高得点…
理屈が分かっても、テレビを見ていなければ分からない。スタンドのファンはカヤの外。
それはスポーツじゃありません。
体操だって、回転やひねりの数が多けりゃ
いいわけではなく、ちゃんと着地することが
求められるのです。それがコンピティション
というものでしょう。
Commented by toruiwa2010 at 2015-01-07 08:16
みーんサン…
ひとつにまとめて、とお願いしましたが、
その気がないようなので、削除しました。
せっかくの熱弁だったのに…
「書きっぱなし」はやめましょう。w。
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