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岩佐徹のOFF-MIKE

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胸を焦がした~“コイバナ”じゃないけどね~15/01/27

胸を焦がした…
喜寿を前にして、いまさら誰かに激しい恋をしたわけではありません。ハハハ。
先週末、簡単な手術を受けてきました。

最初に症状を自覚したのは2006年の12月でした。
心臓のあたりがピクピクするので脈に触れてみると、ときどき“飛んで”いるのです。
5~6回打って1回ぐらいの割合だったでしょうか。ことが心臓なのでいささか慌てました。
かかりつけの病院で話をすると「不整脈ですね」と言われました。
このときは2週間ほどの投薬で自覚症状が消えましたが、2010年に“再発”したときは
半年ぐらいかかりました。
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そして3度目が一昨年の12月でした。
初めは、「例のヤツだから薬を飲めばおさまるだろう」とタカをくくっていました。
しかし、なかなか症状が消えず、薬を変えたりしましたが、逆に“悪化”していきます。
やがて、ひどいときには2回打ったあと1回飛ぶのがはっきり分かるようになりました。
トン・トン・ツー、トン・トン・ツー…モールス信号でもないのに。ハハハ。

「心室性期外収縮という“良性”のものだから心配しなくて大丈夫ですよ」とドクターは
言いますが、小心者ですから気が気じゃありません。

試行錯誤の末に2種類の薬を服用し始めてからはだいぶ落ち着いていました。
しかし、去年の暮れ、リビングでテレビを見ているとき左肩の下に強い痛みが走りました。
5分ほどでおさまり、それ以後は何事もなかったのですが、病院に行きました。
「心臓とは関係ないでしょう」とあっさり言われましたが、夕食のときの一杯のワインや
ビールで胸が苦しくなったりする不安を訴えると、「それでは…」と言って大きな病院を
紹介してくれました。

1週間後に紹介状が届いた翌日、さっそく出かけました。
診察を受け、24時間心電計をつけて詳しく検査した結果「症状はあまり出ていませんが、
カテーテル治療で効果が出そうなタイプですね」という診断でした。
ドクターが言ったのは“カテーテル・アブレーション”のことです。

素人の解釈では、不整脈の“犯人”は心臓から出る異常な電気信号です。
この治療では、その異常信号の発信源を探り出して超音波で焼いてしまいます。
日本語では“心筋焼灼(ショウシャク)術”。“焼いたうえでさらに灼く”というイメージ…
おおこわ。心臓に悪いじゃないですか。ハハハ。

聞くだけでも恐ろしいですが、「危険度はどれぐらいでしょうか」とお伺いを立てると、
「危険がないとは言えませんが、僕も自信がなければ手術なんてできませんよ」という
力強い言葉が返ってきました。最後の一言に背中を押されました。そして「薬を飲まずに
過ごせるようになる」と聞いて、治療を受けることにしました。
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午前中に入院して準備をととのえ、午後1時半に手術開始です。
“カテーテル治療”が正式な呼び方ですが、行きは車いす 帰りはストレッチャーですから
患者の気分は手術を受けるのと少しも変わりません。

担当医師をふくめて6人ぐらいのスタッフが待ち受ける治療室に入り、心臓の状態を
監察するための装置が取り付けられた後、両足の付け根に麻酔が何本も打たれました。
この手術は局部麻酔で行うのです。

15分ぐらいたったところで、スタートです。
左足から異常信号を突き止めるためのカテーテルが送り込まれ、左足からは焼くための
超音波が出るカテーテルが入っていきます。
局部麻酔ですから意識ははっきりしていますが、感覚はほとんどありません。ときどき
胸のあたりで何かが動くのが分かります。ずずずーッ。カテーテルが血管の中を移動して
いるのでしょう。「頼むから破らないでくれよ」ハハハ。

症状が出るたびに、コンピューターで解析して場所を特定するようです。
場所が決まると超音波の出番です。30ワットらしいですが、熱感などはありません。
焼灼時間は2分で30秒経過がするごとにスピーカーからアナウンスがあります。頭の中に
時計をイメージしながら自分なりに計測してみると誤差はほんの1,2秒でした。40年以上、
体に叩き込んだ時間の感覚は健在です。何の自慢か。ハハハ。

…困ったことが起きました。なかなか症状が出ないのです!
ドクターから「…をフラッシュして」と指示が出ると数十秒後から脈が速くなります。
胸が締め付けられるように苦しくなっていきます。最高で150ぐらいになるそうです。
症状を作り出して犯人を見つけようとするのですが、こいつがかなりしぶとい奴で…
ハハハ。

「1時間半か2時間で終わります」と言われていましたが、3時間かかりました。
カテーテルを入れたところからの出血を防ぐために足を動かしてはいけない絶対安静が
ベッドに戻ってから2時間、その後、上体は起こせますが、立ち上がるまでにはさらに
2時間の安静…この4時間が一番つらかったかも。ハハハ。

結論を言えば、残念ながら“100%の成功”ではありませんでした。
4週間後に外来で診察を受け、24時間心電図検査をするまで最終的な判断はできませんが、
回数は減ったものの、手術から5日が過ぎた今もごくたまに脈が飛ぶのがわかります。
この程度ならまったく気になりませんが、“完治”と言えないのは残念です。
しかも、やけどした部分が回復すると回路も復活して、また異常信号を出し始めることも
あると言いますから、経過を診なければいけません。

悪いのは症状が出なかったことです。
最高では24時間に2万回、最低でも6000回出ていたのに!
もともと、家にいるときは出るのに、病院に行くとドクターが思わず首をかしげるほど
出ないのです。変な言い方ですが、私の不整脈は“内弁慶”なんです。
かと言って、私の責任ではないのに、手術中も「なんだか先生に申し訳ないなあ」という
気分になっていたから妙ですね。ハハハ。

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まったく同じ内容ですが、テンプレートが変わると、印象も
変わるようです。よろしかったら。 bit.ly/1AkCkch

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とりあえず、感覚をつかむまで毎日…

by toruiwa2010 | 2015-01-27 08:47 | 岩佐徹的考察 | Comments(5)
Commented by 北の虹 at 2015-01-28 10:53 x
岩佐さん、その後お加減はいかがですか?
心臓の手術と聞くと、簡単と言われましても心配が募ります。
術中に症状が出なかったのは、不整脈が“内弁慶”なのではなく、
お仕事で培ってこられた本番での集中力が、心臓を正常にしたのではないでしょうか?
どうか疲労やストレスは避けられて、不整脈を忘れられる安心な日々が続くようお祈りしております。
Commented by toruiwa2010 at 2015-01-28 10:58
北の虹さん、こんにちは。

残念なことにわが心臓は
術”前”とあまり変わりません。
内弁慶に加えて頑固ですから。
ハハハ。
Commented by at 2015-01-31 14:21 x
北の虹様と同じく、 当方も、心よりお見舞い申し上ます。 私も含め、どうしても年齢と共に健康への不安は絶えませんよね・・。 ましてや、かつての岩佐様のような立場では、知らず知らずの内に心労も絶えず、山川千秋様・逸見政孝様の早すぎる旅立ちを思い出しても、大変な激務だったかと・・。 では、御身体を大切に。
Commented by toruiwa2010 at 2015-01-31 16:38
巽サン、こんばんは。

山川さんはスタイルを大事にする人でした。
髪が薄くなったことを悲しんでいました。
米空母艦上で強風に吹かれてもびくともしない
wigを入手して喜んでいたのに…

逸見は親不孝者です。
売れっ子になってさあこれからというときに
逝ってしまいました。
弟は同志社相撲部で全日本クラスの力を
持っていました。卒業して間もなく、
逸見より先に死にました。親御さんの
気持ちを考えると…。

私は、悲しんでくれるのが妻だけ…
それも怪しいし。ハハハ。
Commented by at 2015-01-31 16:56 x
山川様と逸見様のお話ありがとうございます。
あの頃のフジテレビの皆様方は本当に素敵で色々と思い出されます・・・。
改めて、ご冥福をお祈りするばかりです。
では、くれぐれも無理なさらずに。
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