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岩佐徹のOFF-MIKE

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バードマン 85点~納得できない終わり方~15/04/15

バードマン 85

散らかり放題の狭い楽屋で男が呟いていた。「なぜ、こんなことになったんだ」。
一時はスーパーヒーロー映画、“バードマン・シリーズ”に主演してスターの座にあった
リーガン・トムソン(マイケル・キートン)だ。もう一度スポットライトを浴びるために、
今はブロードウェイで間も無く始まる自身の作・演出・主演の芝居にすべてを賭けていた。

オープンを控えたリハーサルで重要な出演者の一人がケガをした。
スタッフが最高の代役を見つけた。マイク・シャイナー(エドワード・ノートン)だ。
優れた役者だったが、クセが強く、リーガンとの間でしばしば衝突が起きた…
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さまざまなハードルを乗り越えて初日を迎えるまでを描いています。
俳優たちの演技力に圧倒されました。高い評価を受け、アカデミー作品賞を獲ったのも
分かる気がします。私も、途中までは90点かなあと思いながら見ていました。
しかし、最後の20分ほどで下がってしまいました。

主人公のリーガンには “内なる声”、スターだった“もう一人の自分”が終始付きまとい、
おだて、叱りつけ、そそのかし続けます。強く反発したり、言い負かされたりしながら、
葛藤するシーンが何度も出てきますが、描写の方法はあれ以外になかったのだろうかと、
映画の素人は疑問を持ちます。ハハハ。

そして、なにより意外だったのは終わり方です。
えっ、結局、そうなっちゃうわけ?
その前に、あんな風に銃を構えて、どうして鼻を撃つわけ?

“超能力”を発揮する場面も含めて、説明が足りない気がします。
評判の“ワンカメショー”は、効果的なところもありますが、微妙にゆらゆらする画面を
見ていて“船酔い”に似た感覚になることがありました。

これで、アカデミー作品賞にノミネートされた8本のうち6本を見たことになりますが、
私の中では「イミテーション・ゲーム」、「アメリカン・スナイパー」の方が上です。


ジヌよ、さらば 80

駅前のバス停に派手なウエアのヤクザ(荒川 良々)と女子高生(二階堂ふみ)がいた。
大きな荷物を抱えた都会のサラリーマン風の若い男、タケ(松田龍平)が現れた。
因縁をつけて絡むヤクザと戸惑いおびえるタケ。
そこに一台のマイクロバスがやって来た。運転していた男(阿部サダオ)が降りて来て
ヤクザを一喝して追い払った。
マイクロバスはかむろば村役場のもので、運転していたのは村長だった。

タケは、村に向かう途中 高台からバスの中の彼をカメラで狙う老人(西田敏夫)に気づいた。
「この村の“神”だ」と村長が言った。
やがてバスはタケが買ったぼろ家に着いた。ここに住み、農業をして暮らすのだという。
新しい住民の奇妙な言動に戸惑いながら、面倒見のいい村長が「とりあえず携帯の番号を
教えとけ」と聞くと「あ、捨てました」という返事だった。
連絡手段もなしにどうやって暮らすんだと尋ねる村長にタケが泣きそうな顔で言った。
「電気も水道も引かない。お金を使いたくないんです」と。

不思議な村で不思議な生活が始まった…
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タケは銀行に勤めていましたが、金にまつわる悲惨な経験をして“金アレルギー”になり、
逃げるように東北の寒村にやってきたのです。人口500人足らずの40%、およそ200人が
65歳以上という高齢者の村です。
都会からやって来た風変わりな男を村長の妻(松たか子)をはじめ、周囲が見守ります。

オープニング・シーンからかなり笑いました。“くすぐられる”というタイプの笑いです。
松尾スズキが監督した作品は初めて見ました。いいセンスをしているなあと思いながら
見ていましたが、物語のトーンは、彼が役者として画面に登場したところから妙な方向に
カーブを描いて行きました。専門家の見方は分かりませんが、私の目には、最後の30分は
“おいた”が過ぎていると見えます。ハハハ。

前半の感じで仕上げてしまうと監督も脚本家も満たされないものがあるのでしょうね。
プロとしての欲がせっかくの作品の質を下げてしまったような気がします。惜しいなあ。


ソロモンの偽証・後篇 80
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多くの謎を残したまま終わった前篇にくらべると、その謎を解き明かしていくのですから
分かりやすく面白いのは当然でしょう。初日 満席だった新宿ピカデリーの観客もきっと
満足したことと思います。映画だからと言って“学校内裁判”という絵空事にはいろいろ
意見があるでしょうが。ハハハ。
小日向文世をはじめとする脇を固めたベテランに加え、裁判で検事になった藤野涼子と
弁護人に扮した板垣瑞生の演技はなかなかです。

ちなみに、前篇を見たあと「〇〇は、番組を見るまで知らなかったって言ったよねえ」と
妻に問いかけました。こいつが怪しいぞ…と思ったのです。原作を読んでいる妻は答えを
はぐらかしました。ビンゴだなと思いました。その通りでした。あの“伏線”の張り方は
幼すぎないかなあ。ハハハ。


85 間奏曲はパリで
題名につられた感が否めないもののほんわかとした楽しさあり
70カフェ・ド・フロール 障害児を愛する母…は分かるが何を描きたいのか理解不能


今朝の東京は気持ちのいい日本晴れ…
しかし、午後からは雨になるという。
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by toruiwa2010 | 2015-04-15 09:21 | 映画が好き | Comments(0)
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