ブログトップ | ログイン

岩佐徹のOFF-MIKE

toruiwa.exblog.jp

実況、ドラマなど放送全般、映画、スポーツ全般、 旅、食、友 etc

ドローンの周辺が騒然としてきたね 15/05/15

このエントリーは今朝、更新する予定でしたが、
白鵬ⅹ安美錦戦の記事に差し替えました。
夕方以降、なにかバタバタし始め、月曜日では
タイミングが遅れすぎるので、急きょ更新します。



私が知らなかっただけで、松浦晋也…という人はそれなりの実績を持った
ノンフィクション作家らしいです。宇宙関係の著書が多いようです。
ネットでこの人が書いた記事の見出しを見かけて、えっ?と思いました。
日経オンラインですから、“駆け出し”の人ではないのでしょう。

えっ?と思った見出しは「ドローンを規制すれば日本は衰退する」!!
最初の感想は、ずいぶん“大上段”にふりかぶったものだなあ…です。
本文の冒頭部分に“法制化を急ぐ政府の態度に対する私の意見は「なにを
バカな」だ…と書いていますから、論旨は大体 読めます。ハハハ。
d0164636_19201714.jpg


記述は 首相官邸に落ちたドローンの性能の低さを説明したあとさらに…

このレベルのドローンが、官邸に落ちていたといっても、
実害は子どもの飛ばした模型飛行機が窓から飛び込んで
きたのと大して変わらない。放射性物質が積んであったと
いっても、少量の福島の砂でしかない。
それは今の日本の現実そのものだ。発する放射線はごく弱く、
たとえ多少散布されたとしてもどうということはない。

と続きます。 ♪ちょと待て、ちょと待て…です。ハハハ。

かなり長い記事ですが、言いたいのは ドローンがいかに優れた技術であり、
それを規制してしまうことがいかに愚かであるか、ということです。
大変有用で、これからの社会を一変させるだけの可能性を秘めているとも
書いています。

そして、最後の数十行につけられた見出しはといえば…
「規制して衰退するか、利用して豊かに生きるか」!!

見出しは編集部がつけるものですから著者の本意かどうかは分かりません。
しかし、仕組みや戦争との関わりについては多くのことを書いているのに、
何に利用出来るかなど“有用”の中身や規制するとなぜ“衰退”するかの
説明は不十分です。こんなものをなぜ日経ともあろう新聞が載せたのか?

私はなんらかの規制が必要だと考えています。
“野放しにしないでほしい”と先日も書きました。
東京都が公園で飛ばすことを禁じたようです。行政も動き出しました。
歓迎します。こんなものが“気軽”に頭上を飛び交うようになるのは
どう考えても危険です。
正面から取り上げて伝えるメディアがあまりないのが不思議です。
d0164636_19193220.jpg






首相官邸屋上や善光寺に落ちたものは単純だったかもしれませんが、
少なくとも、松浦氏が言うほど“軽く見て”いいとは思いません。
もし、容疑者や少年がもっと激しい悪意をもって同じことをしたら…
と思うと、ぞっとします。

先日も書いた通り、アマゾンがドローンを使った配達を計画しています。
最近、特許の申請をしたようです。
それによると、“30分以内にどこへでも”配達することを目論んでいます!
配達する相手の携帯などのGPSから居場所を探し出すのだそうです。
アマゾンなど“宅配便”に限って言えば便利であることはたしかでしょう。
しかし、しかしなあ。
d0164636_1920094.jpg






このニュースに接したとき、真っ先に思い浮かべたのは“サリン”です。
狂信的なカルト集団がこういう手段を手にしたらどうなるのか?
無差別大量に被害者が出ることが想定できる状態で毒物をまくような
心理状況だった彼らがドローンを持っていたら…と想像してみて下さい。

車や自転車で意図的に子供を傷つけようとする不届き者が手に入れたら、
逮捕されて「誰でもいいから殺したかった」と話す通り魔的な犯行を企てる
奴が持ったら、大金を稼ぐスターを憎む連中がアカデミー賞やグラミー賞の
レッドカーペットを狙ったら…と考えてしまいます。
d0164636_19205125.jpg






…と書いていたら、国会周辺で飛ばそうとした少年が補導されたそうですね。
調べてみると、あの“善光寺少年”だったと聞いて唖然としました。
だから言わんこっちゃない…と短絡的なことを言うつもりはありません。
しかし、少年なら発想も実行も幼いでしょうが、妙に知恵がついた大人に
こういう“武器”が渡ったら…。

今朝の朝日新聞・オピニオンに大阪大学特任准教授・朝日客員論説委員の
肩書を持つ人が「ドローンの功罪」と題する記事を寄せていました。
…拍子抜けしました。“功罪”と言いながら、ドローンの歴史と有用性に
紙面の大半を割き、危険性についてはほんの数行しか触れていません。

将来的にはもっと精度が上がり、どこへでも飛んでいくようになります。
それに伴い、危険度も上がります。そのことに触れる人やメディアが
少ないのはオドロキです。メディアは取材で使いたいから迂闊なことを
言わないようにしているのかなあ?ハハハ。

むしろ、世間では“規制”という言葉にだけ反応して反対や疑問の声も
出ているようです。むやみに「規制しろ」とは言いません。
細かいことは別にして有用であることも分かります。
しかし、知恵を出し合えば、生活を快適&便利にする分野を残しつつ、
危険回避のための規制をするバランスのいい方策は見つかるはずです。

三社祭には警官が警備にあたっていました。
しかし、催しがあるたびに警備することはできませんよ。
運動会のシーズンに、すべての学校に警察官を派遣することなんて無理。
ドローンを止めなきゃダメなんです。
最低でも、許可制・登録制にした上で飛行の条件を厳しくするなどして
誰が、いつ、どこで飛ばすかをしっかり把握できるようにすべきです。
by toruiwa2010 | 2015-05-15 19:23 | 岩佐徹的考察 | Comments(0)
名前
URL
画像認証
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。