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岩佐徹のOFF-MIKE

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ケイトリンと呼んでね~金メダリストの“性転換”~15/06/09

ブルース・ジェンナー…名前だけを聞いた時点ではピンときませんでしたが、両こぶしを
突き上げるランニングウエ姿の写真を見て「ああ、彼だったのか」と思い出しました。
1976年モントリオール・オリンピックの陸上十種競技で金メダルを獲ったアスリートです。
もともとはアメフトをやっていたという堂々たる体格の持ち主でした。ええ、男性でした。
しかし、今年の4月、ABCの「20/20(トゥエンティ・トゥエンティ)」の2時間に及んだ
ロング・インタビューの中で「私は女性です」と語りました。
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“トランスジェンダー”と呼ばれるようです。
世間的には男性として見られているが、自分では女性と認識していると言うのです。
美容整形手術は受けたものの、性転換手術はまだ受けていないという話です。これまで
男性を愛情の対象にしたことはないとも語ったようで、分かりにくいところもあります。

いずれにしても、彼の“カミングアウト”は多くの国民から支持されています。
その中には、彼が結婚し・のちに離婚した3人の元妻がいます。彼女たちは口をそろえて
勇気ある行動だと元夫を称えています。   
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日本では 1950年代初め、銀座のシャンソン喫茶に丸山(美輪)明宏という“美少年”の
歌手が出演するとたちまち評判になり、毎週のように週刊誌のグラビアを飾りました。
のちに“同性愛者”だと認めたようですが、当時は国籍・年齢・性別ともに不詳でした。
私の記憶が正しければ、日本で初めて公の場に出て、正面から好奇の目にさらされたのは
この人だったと思います。
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次に軽いショックを受けたのは60年代ごろ、TBSラジオの永六輔(久米宏?)の番組に
おすぎとピーコがレギュラーで出てきたときでした。“おかま”であることを公言しながら
好きなように発言していました。“どぎまぎ”したリスナーも多かったことでしょう。

半世紀以上たって、世の中が大きく様変わりしました。
同性結婚を認める国や自治体が増え始め、“性的少数者”という言葉も生まれています。
私にも“差別”する気持ちはありません。しかし、正直に言うなら、周辺にそういう人が
いないせいか“違和感”があるのは事実です。ジェンナーの話もなかなか理解できません。
彼の行動を理解しないのではなく、彼がおかれている“未知の領域”が理解できません。

そして、微妙なところもあるのでこの件については何も言うまいと思っていました。
ところが、先週末「あれ、これでもダメなの?」という記事を見ました。
ドレイク・ベル(俳優・歌手)が自分のツイートについて謝罪に追い込まれたのです。
SNSの世界で猛烈なバッシングを受けた彼のツイートは…

Sorry...Still calling you Bruce

ゴメン、それでもあなたをブルースって呼ぶよ…でしょうかね。
7月号の表紙に起用した雑誌・ヴァニティフェアが見出しとして書き込んだ「(改名後の)
“ケイトリン”と呼んでね」というジェンナーの言葉に反応したものです。
“ディス”るつもりはなく、ただ、ジェンナーの偉業を忘れたくないという気持ちからの
ツイートだったと言い訳をしましたが、騒ぎは収まらず、削除・・・となったようです。

タイミングが悪すぎたのでしょうね。あるいは、日本では、日本語では問題がなくても、
英語的に、アメリカ文化的にダメな部分があるのかもしれません。

しかし、国民的英雄だったブルース・ジェンナーから“今の時代ならでは”の話題の主に
なったケイトリン・ジェンナー…波乱万丈を絵に描いたような人生ですね。
オリンピックのあとテレビで人気者になったようですが、40年ほどの間に整形を繰り返し、
結婚・離婚・結婚・離婚・結婚・離婚。子供も6人。3人目の妻の連れ子の一人がカニエ・
ウエスト夫人のキム・カーダシアンでした。
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4月にテレビで告白、雑誌の7月号で大々的に取り上げられる…“作業”は同時並行的に
進んでいたと思われる点が少し引っかかりますが、彼の行動は“額面通り”と受け取って
いいのでしょうね。
65歳になっています。残りの人生を悔いなく生きたい…ということなんでしょうか。
そして、誰がどう言おうとこれが私の“アイデンティティ”という強い意志を感じます。

今月になって“ケイトリン”としてツイッターの新しいアカウントを取りました。
最初のツイートはVanity Fairの表紙だけでしたが、その16秒後にこうつぶやいています。
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長い苦しみのあと真実の自分を生きられてとても幸せ。
ケイトリンの世界にようこそ。
みなさんに彼女/私を知ってもらうのが待ち遠しいわ。


この言葉はそのまま彼女のプロフィルに残されています。
4時間で100万人を突破したフォロワーの数は250万に迫っています。

おまけ:マジックナンバー?

私にとっては皆既月食のようなものでした。
滅多に見られませんからね。
ブログへのアクセス数を示すカウンターが
昨日の午後2時半ごろ“01234567”を
表示しました…示したはずです。

2時に始まる映画を見たために“現場”を
確認できませんでした。
場内が暗くなる直前にキャプチャしたのは…

ま、十の位の“4”が“6”に変わっでも
どうってことはないですけどね。ハハハ。

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by toruiwa2010 | 2015-06-09 09:17 | 岩佐徹的考察 | Comments(2)
Commented by ヤップンヤン at 2015-06-10 20:03 x
2年くらい前までキム・カーダシアンのリアリティショーをケーブルテレビ見ることができたのでブルース・ジェンナーはよく見ていました。嫁のクリスは目立ちたがり屋で、キムを筆頭とした彼女の娘たちが母のDNAをしっかり受け継いで母以上に注目されるのが好きという一家だったので、ブルース・ジェンナーは控えめないいお父さんという感じだったのです。例えが難しいですが、ハンマー投げの室伏がトランスジェンダーになったような感じですから、私もまさか…でした。
Commented by toruiwa2010 at 2015-06-10 20:07
ヤップンヤンさん、こんばんは。

室伏・・・私の頭にも浮かびました。
書きにくくて触れませんでしたが。
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