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岩佐徹のOFF-MIKE

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誰もいない…寂しいね~MLB日本人選手・中間報告~15/07/15

今日はMLBのオールスター・ゲームが行われています。
残念ながら、日本人選手は一人も出場していません。
ケガや“不調”だからです。
このあと後半戦に入るので、簡単に中間報告を。

田中将大(New York Yankees:2年目)
11試合 5勝3敗 防御率3.63 67回 56安打(10HR) 13四球・67三振

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キャンプの時点で一番の気がかりは右ひじの状態でした。終盤で2試合に登板したものの、
手術をしなかったのは“正解”じゃなかったのではないか? 投げ始めたら痛みが再発して
結局、TJ手術をすることになる…それが最悪のシナリオでした。
キャンプの中盤以降、現地のメディアの間では「スピードが出ていない。ひじをかばって
いるのではないか?」という声がさかんに出ていました。

さいわい、開幕は無事に迎えましたが、ジェットコースターに乗っているような激しい
アップ&ダウンを経験しています。
1年目の去年は早めにシーズンが終わってしまっただけに、今年はケガをせずに(healthy)
投げ通したかったはずですが、その計算は4月末に早々と狂いが生じました。故障発生…
右手首の炎症と前腕のハリです。
開幕2戦の納得いかない投球のあと2試合続けて素晴らしい結果を出したところでした。

焦らずに休養したことで復帰後の3試合はずば抜けた内容のピッチングでした。
すべて7イニングス投げて失点はトータルで4点。
「当分 安心して見ていられるなあ」と思ったのですが、そう甘くはありませんでした。
2試合続けて3ホーマーを浴び、大量失点の末にKOされました。

そのあとの2試合、特に最後の試合にいい投球(7回2/3 2安打2失点)ができたことで、
納得して球宴休みを過ごしていることと思います。監督・コーチも安心したことでしょう。
後半戦の開幕試合(vsマリナーズ)に田中の先発を決めています。

今シーズンの田中を数字で語ることは難しいと思います。
しかし、ここまでの結果を見ると、いいときと悪いときが極端ですね。
スピードは、その気になれば154キロぐらいまで出るようですから問題はないと思います。
変化球をうまく使って去年とは一味違う投球をしています。結果が出ているからこれで
いいのでしょうが、制球が思うようにいかないときには、突然乱打される傾向があるのは
かなり心配のタネです。
まずは、土曜日朝(日本時間)のピッチングを見守りましょう。

岩隈久志(Seattle Mariners:4年目)
5試合 1勝1敗 防御率5.22 29回1/3 31安打(9HR) 5四球・20三振

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昨シーズン、夏場までの好成績を考えると物足りませんが、15勝したことで一流投手の
仲間に入ったと思っていました。8月中旬までの投球には 口うるさい現地のメディアも
称賛を惜しみませんでした。

今シーズンはさらにレベルアップしたピッチングを見られるだろうと期待しましたが、
開幕から派手に打ち込まれました。生命線のコントロールに問題があったと思います。
思ったところにボールが行かない感じです。いいときは3対1ぐらいになるストライクと
ボールの比、レイシオもよくありませんでした。際どいところでどんどんストライクを
取って打者を追い込み、打ち取って行く投球ができていませんでした。

「おかしいな」と思っていると、肩のケガでDLに入りました。今月初め、1ヶ月半ぶりで
戦列に戻ったものの、4ホーマーを浴びて無残なKOを喫しました。
下位に低迷するマリナーズがトレードに出すのではないかといううわさがあり、3球団から
スカウトが来ていたようですが、タイミングが悪すぎました。ハハハ。

ただし、次の登板、球宴前最後の登板では結果を出しました。
正直に書けば、味方のファインプレーや相手の打ちそこないに助けられた面はありますが、
1回に無死満塁の大ピンチを逃れたあと、2~8回を1安打に抑え込んだ投球は十分に周囲を
納得させるものでした。
今月末がトレードの期限ですから、あと2試合ぐらいこのレベルのピッチングを見せれば
優勝を争えるチームからオファーが来るかもしれません。彼がもっと大きな舞台で注目を
浴びてもいいと思っているだけに、なんとか頑張ってほしいです。

イチロー(Miami Marlins:通算15年目)
84試合 .253(204打席:186-47) 出塁率.307

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本人は覚悟していたはずですが、出番がめっきり減りました。
私は 彼の今シーズンの打席数は300ぐらいではないかと思っていました(2月3日付:
イチローの再就職~さて何打席与えられるか?~)が、ケガ人が出たために増えています。
ただし、スタントンが戦列を離れたあと必ずしも出番が増えたとは言えません。右打ちの
ジレスピーが起用され、不調と重なったイチローはベンチ・スタートが多くなっています。
前半戦最後の3試合でヒットが出ましたが、その前、34打席ノーヒットでした。

球団にはトレードの意志がないという話です。“朗報”と言えるかどうか?
このままだと、スタントンが戻ったとき、なかなか出番が回ってきそうにありません。
ずっとレギュラーとしてプレーしてきた選手ですから、ベンチで代打での出番を待つのは
コンディションの維持もモチベーションの持ち方も難しいでしょう。
来年に持ち越しになることが確実なMLB3000安打は偉業ですから達成させたいですが、
後半戦でよほど頑張らないと“信号”が青から黄色に変わるかもしれません。
環境が厳しくなるほど力を発揮する男の真価に期待するしかありません。

青木宣親(San Francisco Giants:4年目)
67試合 .317(262-83) 出塁率.383 2HR19打点 23四球・17三振

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言っても仕方がないことですが、ケガが悔やまれます。
前年の世界チャンピオン、SFジャイアンツに移り、定位置争いからのスタートでしたが、
開幕からチャンスをつかみ、期待される役割を果たしていました。
4月下旬から5月にかけて打率が下がりましたが、6月に入り、11日までに出場した
8試合で35打数17安打、4割8分6厘と大爆発しました。
このチームで、全体として3割1分7厘、出塁率3割8分3厘は立派です。復帰の時期が
不明ですが、十分に“らしさ”を出したと思います。

田澤純一(Boston Red Sox:7年目)
39試合 1勝3敗 防御率2.58 38回1/3 自責点11 31安打(3HR) 7四球・40三振

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ニュース映像しか見られないことが多いのですが、力が安定し、チームの信頼を得て、
期待に応える仕事をしていると思います。

上原浩二(Boston Red Sox:通算7年目)
36試合 2勝3敗 22SV 33回 防御率2.45 23安打(2HR) 6四球・37三振

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脚の故障で出遅れましたが、戦列に戻ってからはしっかり役目を果たしています。
彼もニュース映像以外はほとんど見る機会がありませんが、堂々としたマウンドさばきで
小気味いいピッチングをしています。140㌔台前半のストレートに彼独特の伸びがあり、
鋭く低めに落ちるスプリッターが効果的です。
今年もチームが下位を低迷する中でモチベーションの維持が難しいでしょうが、黙々と
すばらしい投球を続けています。雄姿がなかなか伝わらないのは残念です。
by toruiwa2010 | 2015-07-15 09:57 | メジャー&野球全般 | Comments(0)
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