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岩佐徹のOFF-MIKE

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“普通の市民”なんだね~シークレットサービスはつくけど~15/08/07

その朝、彼はテキサス州ダラスの法廷に来ました。陪審員(候補)として召喚されたのです。
判事、検察官、弁護士たちが陪審員を選任する過程を3時間 経験しました。
驚くことに、彼は陪審員に選ばれませんでした。

彼の名はジョージ・W・ブッシュ…ええ、第43代アメリカ合衆国大統領だった人です!
日本の裁判員制度で上限がどうなっているのか詳しいことを知りませんが、少なくとも
私はいまだに呼ばれていません。アメリカでは69歳の元大統領も免除されないようです。
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全作品を読んでいるジョン・グリシャムの小説には、jury selection がよく出てきます。
無作為に選ばれた陪審員の候補者が法廷に呼ばれて所定の審査を受けることになります。
被告・原告の関係者や、人種・宗教などについて偏見があると思われる人などいろいろな
理由で選任を見送られて行きます。誰が陪審員になるかは検察・弁護どちらにとっても
勝敗を分けるポイントですから、自分たちに不利をもたらすと考える人の選任には異議を
唱えて排除していく…そこの過程や駆け引きがなかなか面白いです。

で、ブッシュ元大統領は選任の過程で“落とされた”わけですね。
ダラス・モーニング・ニューズ紙によれば、ブッシュの番号は27番でしたが、23番までで
必要な陪審員の選任が終わってしまい、彼は“評価”の対象にさえならなかったそうです。
元大統領が一般の市民とともにこのプロセスを経験したという事実が興味深いです。
市民の義務ですから当然と言えばそれまでですが。

判事さえ、この日の朝までブッシュ元大統領が呼ばれていることを知らなかったそうです。
喜んだのは偶然とはいえ、一緒に呼ばれたほかの候補者たちです。
並んで撮った写真をツイッターやインスタグラムに投稿しています。ほかの法廷スタッフや
判事まで。ハハハ。
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陪審員の義務を果たすときに会った人よ!
Look who I just met doing Jury Duty!
#POTUS


ハッシュタグはPresident of The United States の頭文字です。
第101連邦地方裁判所のある判事もこの写真に添えてこうツイートしています。
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少なくとも、私のインターンは楽しんだよ。
今日、ジョージ・ブッシュJrが法廷にいた。
陪審員の義務には例外はないのさ。


おおむね、好印象を残して法廷を後にしたようです。
ま、弟が
大統領選に出ていますから、下手なことはできませんね。ハハハ。
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高い地位にある政治家が召喚されるのは珍しいことではなく、かつてバイデン副大統領も
召喚を受けましたが、ブッシュと同じように選任から漏れたそうです。
たしかに、評決のための協議に入ったとき、彼らに対する個人的な感情で反発したり、
引きずられたりする可能性は無きにしもあらずですからね。

ブッシュやバイデンが“落選”の結果をどう受け止めたかは…伝わっていません。
ハハハ。
by toruiwa2010 | 2015-08-07 08:48 | 岩佐徹的考察 | Comments(0)
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