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岩佐徹のOFF-MIKE

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時計に魅せられて~精密機械に弱いなあ~15/08/28

Watch Watchng?

単純な話、“メカに弱い”ということでしょうか。
いえ、リモコンが扱えない、とか、スマホが苦手、とか言うことではありません。
メカニカルなものについつい惹かれてしまう…という意味です。
鉄ちゃんでもないし、カーマニアでもないのですが、精密な機械類には特別弱いです。
腕時計がその代表です。若いころは家にいるときも腕時計をしていたものです。

最初に腕時計を手にしたのは中学1年になったときです。
学校が吉祥寺にあり、西荻窪の自宅から当時の国電に乗って通うのに必要だったのです。
12歳の少年の左手首に巻かれたのはアメリカ製のBULOVAでした。兄が米軍関係の店に
勤めていた関係で安く買えたからです。クラスメイトに羨ましがられました。

以後、腕時計には結構 凝りましたが、ローレックスのような高級=高額なものにあまり
関心がなかったのは幸いでした。ハハハ。
若いころ、広告を見るたびに憧れたのはNASAが採用して宇宙飛行士が使っているという、
オメガのスピードマスター/オートマチックでした。
ヤマダ電機もビックカメラもなく、1ドル=360円の時代ですから、日本で買おうとすれば
ビックリするほど高かったのですが、免税で買えば大幅に安くなることは知っていました。

入社3年目ぐらいに、スポーツ部の後輩が得意の英語力を買われて、お偉いさんのお供で
ヨーロッパに出張するといううわさを聞きました。「絶好のチャンス」と思い、頭を下げて
頼み込みました。帰国までの日々を、恋人の帰りを待つような気分で過ごしたものです。
ハハハ。
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やがて帰国した彼は私にこう告げました。
「岩佐さん、あの時計は体がごっつい私の腕にも大きすぎて格好がつきませんでした。
そこで、少し“おとなしめ”のこれにしましたよ」と。
「勝手にリクエストを変えたのか」と一瞬ムッとしましたが、メールはなく、国際電話は
高いですから連絡がなかったことを責められません。
しかも、体格のいい彼の手首にも似合わないのではしょうがないなと納得しつつ開けた
箱から出てきたのがオメガ・シーマスターです。

「なにか、違うよなあ」と思いながら、“シブシブ”使い始めたのですが、なじんでくると
だんだん好きになりました。50年近い時間が流れた今でも大事に、大事に使っているほど
気に入ってしまいました。その上、数年過ぎると、故障したときのために、似たものを
もうひとつ手に入れておこうと思って探し始めたのですから分からないものです。
見つけられませんでした。手に入らないと余計にほしくなるのが人情ですが、どうにも
ならないまま年月だけが過ぎていきました。
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WOWOWに出向して間もない90年4月、スイス出張の機会を得ました。
アイスホッケー世界選手権の取材です。「秋に実況・解説を収録する予定だから、現地に
行って見ておいてほしい」という指示がスタッフからあったのです。

「こういう時計を探しているのだけど」…
大会が開かれた古都ベルンの時計屋で自分の愛用品を見せて聞いて回りました。
反応は鈍いものでした。「この時計はいいものだから大切にしなさい」と褒めてくれたのは
嬉しかったのですが、「今はこういう時計は作ってないんだよ」と言われ、あきらめざるを
得ませんでした。
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しかし、「せっかくオメガの本場に来ているんだから何かほしい」という気持ちが出てきて、
迷った挙句に買ったのがシーマスター/プロフェッショナルです。
「探していたものとは違うけど安かったし、まあ、いいか」と納得して帰国しました。
ところが、数週間後、渋谷の量販店で、同じ時計がスイスとほとんど変わらない値段で
売られているのを知ったときはがっくりしました。ハハハ。

十分に使える時計が二つあれば、もう買う必要はないはずですが、趣味の世界はそんなに
簡単なものではありません。
若いころに憧れていた宇宙飛行士御用達のスピードマスター/オートマチックを買ったのは
ヨーロッパ出張から帰る途中のどこかの空港でした。
見ればほしくなるに決まっているからと、時計売り場には近寄らないようにしていました。
本屋に並んでいる、腕時計専門の本なども手に取らないようにしていたのに、このときは
乗り継ぎ便までの待ち時間があったために空港内をうろうろしていて、“ついうっかり”
見てしまったのが不運でした。ハハハ。
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なぜか、“3針”のものに魅力を感じてしまいます。
若いころにこんな写真を見たら間違いなく“ムズムズ”したはずです。
今は、「“お迎え”が近いんだから」と言って聞かせれば素直にあきらめます。ハハハ。
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この3本の時計たちは幸せだと思います。
大事に使われているし、何よりも、持ち主の愛情をワケ隔てなくもらっているのですから。

この記事を書き始めたのは1月でした。
新聞で見たダルビッシュの広告に刺激を受けました。
なかなか更新する機会がなくて…
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by toruiwa2010 | 2015-08-28 08:37 | 岩佐徹的考察 | Comments(0)
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