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岩佐徹のOFF-MIKE

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悪口に聞こえるだろうが…~世界陸上を見て3~15/09/02

置いてけぼりかい!

4x100リレーは男女ともジャマイカが圧勝。
女子ではオランダ、男子ではアメリカが
失格になった。
オランダの失格は番組内で伝えられたかな?
織田はアメリカの失格を「何が起きたか
分からない」と。
何回もビデオを見て3走から4走への
リレー失敗をスルー!

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関心も高く、興奮した2本のレースだが、どちらも、第3走者からアンカーへの
バトン・パスがあきらかにもたついていた。「ゾーンの中で渡ったか?」という
疑問がすぐにわいた。解説・実況がレースを見ていた。中継車内でもスタッフが
見ていた。さらに、東京のスタジオにも大勢の関係者が見ていた…はずだ。
女子・オランダも男子・アメリカもメダルが有力だったし、実際のレースでも
トップ争いをしていたのだからアンカーへのバトン・パスは全員が固唾をのんで
注目していたはずなのに誰も疑いを持たなかったのだろうか。

私がスタッフだったら、すぐにスローをチェックしたと思う。見られる映像には
限界があるが、最低でも疑問を呈するだけのものは見つけられたはずだ。
もしアメリカでこの記事を読んでいる人がいたら、レース後にコメンテーターが
言及していたかどうか、是非教えてほしい。興味がある。

男子の方は実況中に“失敗”とは言ったが、失格が疑われるというニュアンスは
まったくなかった。それでも締めの部分で間に合ったが、理由不明のままだった。
一方、オランダの失格については完全にスルーしていた。誰も気づかなかったのか
伝えるほどのことではないと判断したか。そもそもレース中に“オランダ”という
単語を一度も聞かなかった。パスについてもかなりもたついたのに一言もなかった。

失格理由はバトンのパスがゾーンの中で行われなかったのだろうと想像はできたが、
確認するためには国際陸連(IAAF)のHPに行かなければならなかった。
“DQ R170-7”やはり“ゾーン内でパスが完了しなかったとして失格”だった。

増田解説について・・・

30分で7件のリプ、多謝。
好評価のようですね。私は個人的に有森裕子の
解説が好きです。少し冷たい感じですが。
高橋尚子は経験に裏打ちされたさすがの話が
多いです。
増田・・・これだけ好感を持たれているんじゃ、
なんも言えねえ。

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女子長距離の解説者・増田明美についてリサーチしてみた。
ネットを見ているとおおむね評判がいい。ツイッターで尋ねてみると、7:3または
8:2でやはり好意的なリプが返って来た。
好感する理由の多くが彼女の提供する“情報”にあることは明らかだ。
ふだん、陸上競技を見ない人は特に面白がっているようだ。

また炎上してもいけないので、ツイッターでは論評を控えたが、私はNGだ。

まず、声だ。
声に癒される…という人もいたが、逆にあの声質が苦手だ。好みだけどね。
千葉真子ほどではないが、耳にさわる。
柔らかい話し方をするし、分かりやすいのも事実だ。マメに取材していることにも
感心する。そして、小ネタをたくさん仕込んでいる。

私自身、テニスの実況中にちょこちょこ小ネタを仕込んで視聴者に喜んでもらった
経験があるから、悪くないと思っている。しかし、「彼女はチェルシーのファン」、
「クリスマス・ツリーの飾りを集めるのが趣味」っていうのはどうだろう。
情報ではあるけど、競技とまったく関係ないし。

私が実況に入れたネタはほとんどがテニスにかかわるものだったし、それによって
プレーしている選手のイメージが膨らむことを狙っていた。
誰が好きとか、趣味は何…それも選手を視聴者に近づける役に立つかもしれないが、
正直、“ドーデモイーワ”感が強すぎる。私の場合は…だが。
何よりも、口数が多い割に納得する話が少ない。

納得するのは高橋尚子だ。
8月26日のエントリーにも書いたが、男子10000㍍決勝の終盤で5人に絞られた
先頭集団について「(3番手にいる)ファラーのレース」と言い切ったのは経験の
裏付けもあって説得力があった。

女子マラソンの終盤で伊藤舞が7番手を走っていた。
入賞し、日本人最高位だった選手にリオ五輪の出場権が与えられる話になったとき、
高橋が言った。「北京で決めることに意義がある」と。1年かけてオリンピックへの
準備が出来るからと。
誰にでも言える言葉かもしれないが、高橋が言うと重みが加わる。

放送席に座ると声のトーンも以前より下がっているのも評価につながる。
リポートはダメだ。スタッフが集めた話を伝えているだけだろうし、外に出ると
どうしても高い声になって聞きづらい。
小谷のリポートは顔出しがないが、高橋は必ず顔が出る。なぜだ?

ちなみに、女子マラソンの解説でいいと思うのは有森裕子だ。
言葉が整理できているし、話がきちんとしている。ととのいすぎて逆に“冷たい”
印象を与えるが、私は気にならない。スポーツの解説で“温かさ”の順位は低い。

強い違和感

伊藤はよく頑張った。しかし。
世界陸上で7位…
価値があるのだろうが、
このタイムの優勝に、これだけ
離されての7位でオリンピックが
決まることには抵抗があるなあ。
一人決定したことで、国内の
レースで優勝しても行けない
選手が出て来るんだろう?


優勝タイムが2時間27分台で、大差をつけられた伊藤はほぼ30分かかった。
強豪が集まった中での“入賞”にはそれなりの付加価値を認めるのは分かるが、
なにか釈然としない。「初めからそのように決めてあった。終わってから言うのは
フェアじゃない」と言われれば黙るしかないが。
残り2枚も切符は国内の3大会で決めるらしい。もめなきゃいいね。

なぜ、あえて言うのか?

織田にも小谷にも差別の
気持ちはないと思うが、
”白人、白人”とことさらに
言うんだね。見れば分かる。
なぜ、あえて言うのだろう?
分からん。


この件は書き方が難しい。“差別”がからむからだ。
たしかにトラックではアフリカやアメリカ大陸の黒人選手が圧倒的に強い。
その中で、女子100で銀、200で金メダルのシパーズ(オランダ)は輝いていた。
あえて“白人”を口にしたのはそれが言いたかったわけだが、言葉足らずだ。
「白人なのに」、「白人が」とコメント・リポートした彼らが「黒人が…」とは
一度も言わなかった。
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「白人は白人だからいいじゃないか」というリプがあった。
そう考える人がいて当然だと思う。
かつて瀬古俊彦がマイクがオフになっていると思って「あの、“黒い人”」と
言ったのとは明らかに違う。
でも、聞いた瞬間、違和感があった。あえて言わんでいいだろう…そう思った。

翌日の新聞にこんな記述があった。

米国やジャマイカの黒人選手が席巻する短距離界で、
久々に登場した白人のトップスプリンターだ。(朝日)

黒人選手が強さを発揮する短距離で珍しい白人のアスリート。(毎日)


“白人”を持ちだした意味が伝わる。
TBSキャスターの言い方は中途半端だと思う。こだわりすぎかもしれないが。

*このシリーズはこれで終わりです。

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by toruiwa2010 | 2015-09-02 08:32 | 放送全般 | Comments(0)
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