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岩佐徹のOFF-MIKE

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安保法案審議・緊迫~答えがみつからないなあ~15/09/17

大詰めを迎えている安保法案。
総括質疑を行うはずだった参議院の特別委員会は開かれないまま一夜が明けました。
“あらゆる手段で阻止する”と野党が言っていた通りになっているのでしょう。
公聴会が開かれた横浜や国会前のデモは熱気が感じられたようだし、昨日の朝日夕刊には
この件についての著名人の発言がまとめられていました。たとえば・・・

殺さない、殺されない。
この時代、この平和ルールを保持する国が
どれだけ尊いものか。(ミュージシャン:久保田利伸)

一人も兵士が戦死しないで70年を過ごしてきたこの国。
どんな経緯でできた憲法であれ僕は世界に誇れると思う。
戦争はしないんだと!
複雑で利害が異なる隣国とも、ポケットに忍ばせた拳や
石ころよりも最大の抑止力は友人であることだと思う。
その為、僕は世界に友人を増やしたい。
絵空事と笑われても。(俳優:渡辺謙)

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私は著名人ではありません。常連の“読者”が500~600人/日のごくささやかなブログを
こつこつ書いている一市民にすぎません。これまで、政治に絡む思いも書いていますが、
大きく意見が分かれる具体的な問題についてはできるだけ触れないようにしてきました。
もともと、“感覚が世間とずれている”と自覚していますし、政治がらみで“中道右派”の
意見は反発を買うだけだという意識がそうさせていました。
しかし、ここまでくると“頬かむり”することはできない気がします。

政治家は発言には責任を持たないといけない。
しかし、ああ言ったこう言ったと騒ぐのも
どうかと思う。
しかし、岡田や野田の過去の発言は国を預かる
立場になれば理想論ばかり言っていられない、
という証に思える。あまり騒がれないのは
ここまで来たら関係ないということか?

議論は尽くされたか、国民への説明は十分か…
などの問題はあると思う。
しかし、「戦争反対」、「憲法を守れ」と言うだけで
国が守れるかという点について目をつぶることも
できない。だから、急ぐな…と言うのも分かる。
難しいなあ。

昨夜、自民党議員だけが着席している委員会室の映像を見ながら2件 呟きました。
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問題が多いことはよく分かります。
なぜ、今、この法案の成立が必要なのかについて、政府が国民の疑問のすべてに完全に
答えているとは思えません。

ただし、韓国はともかく、北朝鮮がミサイルや核兵器の開発・整備を着々と進めている、
中国は南シナ海でやりたい放題…の中で、手をこまねいていていいとも思いません。
事が起きてからでは遅いのです。国を預かる立場にいたら、そう考えるでしょう。また、
考えてもらわなければ困ります。いつ、何が起きても対応できるように備えておくのは
政府の責任です。危機感があれば急ぐのは自然でしょう。

話し合いで、外交努力で…と言うのは簡単です。市民のレベルならそれでいいのでしょう。
政権を担う立場では、それだけではうまく行かない場合への方策も考える必要があります。
冒頭に引用した渡辺謙の考え方はカッコいいけどやはり“絵空事”だと思います。
70年、戦争をしないで過ごせたのは日米安保に守られていたから…でもあるのでは?

そして、日本を取り巻く状況は日米安保が生まれたころよりはるかに厳しくなっています。
今はまだ話し合う余地があるのでしょうが、このまま、“先に進まない”保証はありません。
うしろで拳を握りながら握手の手を差し出すのは…という議論もありますが、世界では
喧嘩の構えを崩さないで話し合う局面がしばしば見られます。“備え”は必要です。

ただし、“集団的自衛権”にはもっと細かくチェックしなければいけないところがたくさん
ありそうです。そして、危機に面した友人を見て知らん顔はできないだろうと思う半面、
同朋を危険にさらすことはなんとしても避けたいと思うのは当たり前ですね。
この問題については、いくら考えても答えは堂々巡りです。

考え方は違いますが、最後まで平和的な手段で抗議行動を行った市民には拍手を贈ります。

*09:15AM 更新
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by toruiwa2010 | 2015-09-17 09:14 | 岩佐徹的考察 | Comments(6)
Commented by ヱビスの黒生 at 2015-09-18 10:23 x
岩佐さん、おはようございます。

昨日の参院特別委員会はなんだったでしょうね。
鴻池さんへの不信任動議が出たかと思ったらその後の質問者はその動議とは関係がないわけのわからない話しを繰り返すばかり。結局否決され、安保法制が可決されたら委員長を取り囲んでの大騒ぎ。

今までも何度か観たことのあるシーンですが、みっともないですね。国会議員の先生方にはどうすればこれからの日本と日本国民を護れるのかを真剣に話し合って決めてほしいと思います。
Commented by ペパ at 2015-09-18 12:18 x
こんにちは。
ずうっと前に、まだ前のブログサイトのころか、ご自身のHPでやられていた時に、一度だけコメントを入れさせていただいたことがあります。あの頃はテニス関連の記事を楽しく拝読しておりました。テニスの記事は減りましたが、今もちょくちょく来させていただいております。
今回の法案、私は反対なのですが、国防自体について考えなくても良いとは思いません。
不思議なのは、対北朝鮮や対中国というのは個別的自衛権(日本はすでに有している)に属する問題なのに、賛成派の人々は集団的自衛権の行使容認がそれに対する防衛策になると思っているらしいということです。どういう理路でそうなるのでしょうか。
Commented by toruiwa2010 at 2015-09-18 12:46
ヱビスの黒生さん、こんにちは。

「キャーやめて。私に触らないで」もねえ。
昔、台湾や韓国の国会を笑ったことがあったけど
似たり寄ったり・・・。ハハハ。
Commented by toruiwa2010 at 2015-09-18 12:51
ペパさん、こんにちは。

・・・、では、お久しぶり・・・ということで。

おっしゃる点、私は厳密に分けて考えたことは
ありません。たしかに、対北朝鮮、対中国は
個別に対応できるのでしょう。
しかし、そこに必ず米国の関与が出てきますね。
どうしても集団的自衛権に広がらざるを得ないと
私は考えます。
Commented by ペパ at 2015-09-19 14:20 x
岩佐さん、お返事ありがとうございます。

日本の国土が攻められている場合に米国と共同で対処するのは、集団的自衛権がなくともできますが…。
私としては、今回の法案で日本は平和主義を投げうったと解釈される(すでにアルジャジーラ等海外の報道機関ではそのように報じられています)ので、イスラム国等にテロの標的にされるのではという懸念の方が大きいです。

いずれにせよ、可決されましたね。
今回は岩佐さんのお考えを聞けてうれしかったです。
私も岩佐さんと同じく、最後まで平和的な手段で抗議を続けた人々に拍手を送りたいです。
Commented by toruiwa2010 at 2015-09-19 14:44
ペパさん、こんにちは。

CNNもJapan paves way for warと
トップで伝えています。
避けられないことだと思います。
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