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岩佐徹のOFF-MIKE

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いい映画は不滅だね 自薦・厳選300? 15/10/04

映画・珠玉の3本( 2010.02.09 初出 )

1月のWOWOWで10本ほど映画を収録しました。
ここに紹介する3本は“珠玉”と言ってもいい作品だと思います。

グリーン・カード 90
ジェラール・ドパルデュー、アンディ・マクダウェル、ベベ・ニューワース


フランス人のジョージはアメリカで暮らすためのグリーン・カードを必要としていた。
園芸家のブロンティは、お気に入りの温室付きアパートにどうしても住みたかったが、
そこは“独身者お断り”だった。
二人の利害が一致してペーパー上の結婚をすることになった。
うまくいくかに見えた、そのとき、ブロンティのアパートの呼び鈴が鳴った。
移民局が話を聞きたいというのだ…
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何度見てもいいです。20年前の作品とは思えない“みずみずしさ”があります
妻は、ブロンティが苦労して手に入れたアパートの玄関に立つシーンが好きです。
「どんなに嬉しいかと思って」。
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フライド・グリーン・トマト 95
キャシー・ベイツ、ジェシカ・タンディ、メアリー=ルイーズ・パーカー


アメリカ南部アラバマ州の片田舎、単線の小さな駅の駅前にカフェがあった。
その名も「Whistle Stop(駅前)Cafe」、グリーン・トマトのフライが名物だった。
道に迷った夫婦、エブリンとエドが閉鎖されたカフェの前を通過していった。
老人ホームで暮らすおばを訪ねた二人は、そこでニニーに出会う。
ニニーの話に惹かれたエブリンは続きを聞くためにホームに通うようになる…
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ニニーの話は、黒人や女性がひどい差別を受けていた数十年前にさかのぼります。
この小さな町を舞台に、意志の強い二人の女性が生きたことが語られます。

これも、何度見ても感動する作品です。
登場人物の一人一人に“味わい”があります。作品を通じて描かれているのは、
彼らの間に通い合う“深い人間愛”です。


セント・オブ・ウーマン 95
アル・パチーノ、クリス・オドンネル、フィリップ・ホフマン


感謝祭の休みが近づいていた。
ボストンの名門・ベアード高校で授業の終わりを告げるベルが鳴った。
チャーリーが掲示板を見ている。休みの間のアルバイトを探しているのだ。
興味を引く“求人”があった。休暇で家族が出かける週末の間、残る家族の面倒を
見てくれる学生を求めていた。

旅行の計画で盛り上がるクラスメートから離れてチャーリーはその家庭を訪ねる。
気に入られたチャーリーが約束の日にその家に行くと、敷地内の別棟に案内された。
そこにいたのは、目が不自由な退役軍人、フランク・スレードだった。
同居家族の「一緒に行こう」という旅への誘いを断って家に残ったスレ―ドには
ある計画があった…
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乱暴な言葉づかい、横柄な態度、周囲のあらゆるものに苛立ちを隠さないフランクは
一見“むちゃくちゃ”です。しかし、観客として“付き合う”うちに魅力的な男で
あることが分かってきます。
その男と行動を共にすることでチャーリーが成長していく様子がよく分かります。

95点のうち、90点はアル・パチーノが稼いだものです。ハハハ。
アカデミー主演賞を獲ったのですから当然かもしれません。
物語もいいです。

“ヒューマン・ドラマ”というジャンルに分類されるのでしょうが、いずれの作品も、
若い人にはたぶん、よさが分からないでしょう。
偉そうに言っているつもりはありません。ある程度の人生経験を経て、こういう
映画をいいなあ、と思える“境地”にたどり着くのです。年寄りの特権。ハハハ。

1990-92にかけて作られた作品ですが、“古い”という感じはまったくありません。
“映画とはかくあるべし”と思える映画たちです。
もちろん、我々の年代の者にとって、ですが。ハハハ。

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by toruiwa2010 | 2015-10-04 08:58 | 自薦・厳選300? | Comments(0)
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