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岩佐徹のOFF-MIKE

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1833(4530) 2009WBCを振り返る 1 自薦・厳選300? 15/11/14

プレミアなんとか…が開催中です。
別物だとは分かっていますが、関連して思い出すのは
2009年のWBCですね。
今日と明日は6年前に書いた記事をまとめて再掲します。
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キューバに快勝!:第2ラウンド1回戦 ( 2009.03.16 初出 ) 

Japan 6-0 Cuba

「侍ジャパンの野球をしっかりすれば、互角以上に戦える」
試合前日の原監督の談話です。
その通りの試合をして、日本は連覇に向けていいスタートを切りました。

“164キロのチャップマン”、“3試合11ホーマーの強打線”・・・前評判はすごかった
キューバですが、やってみたら“どうということなかった”ですね。ハハハ。
チャップマンの球はたしかに速かったですが、コントロールが悪すぎる上に、性格的にも
もろい部分があって“自滅”してくれました。
“待球作戦”でじっくりボールを見る日本のねばり強いバッティングに嫌気がさしている
様子がチーム全体に見えました。

金属バットを使っているのかと思うほど鋭い打球を飛ばし続けてきた打線も松坂―城島の
バッテリーの前にいいところがありませんでした。
細かいことを書けば、1回裏、キューバの攻撃で、1死1塁から出たライトへのヒットで
1塁ランナーが3塁に進めず、次のレフとフライで得点できませんでした。
“イチローがライトにいる”日本の強みが出た場面だったと思います。
いずれにしても、プレッシャーがかかる試合にもかかわらず、松坂は“6回 5安打、
8三振 無失点”…立派な仕事をしました。強い精神力を見せたことに拍手を送ります。
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原が監督に決まったとき、こう書きました。

王の性格は前に出ず、後ろからしっかり支えるタイプだから、
原は思うとおりのチームを作れるのではないか?
小笠原、金本、松中…一人は入れてほしい。


イチローが引っ張る形になるのはいいとして、気迫が前に出るタイプの選手が必要だと
思ったのです。選ばれたのは小笠原だけでした。
東京ラウンドでは調子が出ていなかった小笠原が、この試合でしっかり仕事をしたのは
この先を考えると大きいことだと思います。

「勝てばいい」と考える“侍ジャパン”のファンには文句なしの内容だったでしょう。
しかし、「初戦だし、“強いキューバ”に日本が果たしてどう立ち向かうか」を楽しみに、
早起きした私にとっては、あまり面白い試合だったとは言えません。ハハハ。
あれだけ晴れ上がっているデーゲームでサングラスをかけていなかった外野手や、ふだん、
投球数が多い松坂に対して早いカウントからポンポン打って出るという“無策”ぶりなど、
あらゆるスポーツで見られるラテン系の国の弱点が出たと言えるのではないでしょうか。

さて、連覇に向けて、マスコミが盛り上げるのに“おあつらえ向き”の展開になりました。
しかし、申し訳ないことに“天邪鬼・岩佐”の関心はそれほど高まってはいません。ハハハ。

WBCそのものに疑問がありすぎるからです。“野球の世界一”を決めるには試合数が
少なすぎるのです。
野球はチーム・スポーツですが、“投手vs打者”の対決を積み上げて成り立っています。
ほかのスポーツにくらべ、個人の力がものを言う部分が大きいと思います。
しかも、データがなければ、あるいは少なければ、投手の方が圧倒的に有利ですから、
起用される投手の能力によって、試合ごとにチーム力も大きく変ってしまいます。

しかも、“投手の肩を保護する”ことを理由に、投球数の制限というこっけいなルールまで
設けています。“ボール球”を投げることも投球術のひとつなのに、このルールのせいで
本来のピッチングが出来なくなります。
“あれやこれや”を考えると、これだけの試合数で世界チャンピオンを決めるのはかなり
ナンセンスだと思うのです。
140試合、160試合なら、“3勝2敗”のペースで優勝できるのが野球ですから、せめて
15試合ぐらいやらなければ認めるわけにはいきません。ハハハ。

サッカーのワールド・カップでも同じ現象が見られますが、WBCになると、マスコミも
極限までヒートアップして、強烈な“ナショナリズム”が支配的になりますね。
前回大会の“誤審事件”の際、テレビで、ジャーナリストのN氏が「判定が覆ったとき、
アメリカの監督がガッツ・ポーズをしていたのはけしからん!」と息巻いていました。
私は、そうは思いません。
全くおなじ状況で日米の立場が逆だったら、王監督もガッツ・ポーズをしたでしょうし、
選手たちもハイ・タッチで喜び合ったはずです。
相手がミスしたのではなく、自分の主張が通ったのですから、喜ぶのは人間としてごく
普通のリアクションだと思います。アンフェアと呼ぶのは言いすぎです。
国際試合なら日本を応援するのも身びいきな報道ぶりになるのも仕方がないとは思います。
しかし、もう少し、冷静な目を持ったらどうだと言いたいです。

皆さんにも、あまりマスコミに乗せられないようにとお勧めしておきます。
疲れるだけですから。ハハハ。

ついでに書いておきたいのですが、前回の優勝については、私も“脱帽”だと書きました。
特に、準決勝、決勝の勝ちっぷりは見事でした。
しかし、“ツキ”があったことを忘れてはいけません。ハハハ。

ツキ その1
第2ラウンド1組の日本は韓国とアメリカに負け、そこで敗退することが濃厚でした。
準決勝に進めたのは、ひとえに、メキシコががんばってアメリカに勝ってくれたからです。
しかも、1勝2敗で並んだ3カ国の中から失点率の差、わずか0.01で!!

ツキ その2
韓国との準決勝は6回まで0-0という重苦しいゲームでした。
7回表の日本は、先頭・松中の2塁打で大きなチャンスを迎えました。
ここで王監督は多村に3バントを命じます。失敗でした。
負けていたら、この作戦は非難の的になったはずです。代打・福留のホームランがそれを
帳消しにしました。王監督、つまり、日本チームにツキがあったと思うのです。

もちろん、ツキも実力のうちですから、あの優勝はたたえられていいでしょう。しかし、
ツキに恵まれた優勝で、「日本の野球は世界一」などと浮かれてしまうのはどんなものかと
思わざるを得ません。まあ、こんな“意見”は無視されるでしょうが。ハハハ。
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韓国に完敗!:第2ラウンド2回戦 ( 2009.03.19 初出 ) 

Korea 4-1 Japan


短期決戦の怖さと言うべきかもしれません。
結果的に1回のダルビッシュのピッチングが勝敗を分けてしまいました。
私の印象では、立ち上がりのダルビッシュはこれほど投球数の多い選手ではありません。
2-5回の4イニングスでは、1安打に抑えていました。あれが普段の彼でしょう。
個人でもそうですが、“チームの一員として日の丸を背負う”ということは、われわれの
想像以上のプレッシャーがあるのでしょうか。緊張の色がありありでした。

“思い入れ”が結果に結びつく韓国と、緊張につながることが多い“侍ジャパン”・・・
北京の準決勝で韓国のライトが最後のバッター、阿部のフライを捕ったあとグラウンドに
崩れ落ちていった姿が目に焼きついています。
試合のあとのキャプテン・宮本の談話が今も記憶に新しいです。
「思いの強いチームが金メダルを獲ると思っていました。最後の打球を捕る(韓国のライトの)
姿を見て、思いを感じました」
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こんなことを言ってみても仕方がありませんが、日本チームには“ツキ”もなかったと
思える場面がいくつかありました。
まず、1回裏、韓国の攻撃で無死1,3塁からのセカンドゴロです。「1点は仕方がない」と
割り切って、日本はセカンドでのダブル・プレーを狙う守備を布いていました。
打球はセカンド正面に飛びましたが、勢いがなく、ダブル・プレーは狙えませんでした。
岩村の感覚では、セカンドでアウトが取れると判断したのでしょう。悪い送球だったとは
思いませんが、“不運”だったのは、ベースに入った片岡がショートというポジションに
慣れていなかったことです。

普段はセカンドを守っている片岡にとってベースカバーのときに“正面から”ランナーが
滑り込んでくることはほとんどありません。
しかし、ショートだと昨日のように、ぎりぎりのタイミングでベースに入り、送球を受け、
ランナーを避けながらファーストにボールを投げるテクニックが求められます。
ショートがレギュラー・ポジションなら、キャンプのときからいやというほど練習をして
身体にしみ込んでいるプレーです。
しかし、中島の代役として急遽ショートとして出場している片岡にとっては“不慣れ”な
プレーだったと言っていいと思います。

結果論になりますが、イチローにもツキがなかった場面がありました。
3-0とリードされた3回にノーアウト1塁で打席が回ってきましたが、バントの気配は
まったくありませんでした。指揮官に“遠慮”があったとは思いません。しかし、果たして、
あれでよかったのかという疑問が残ります。
結果は、高いバウンドのサード・ゴロでした。ランナーがいなければ、イチローの足なら
内野安打になる当たりです。ヒットがのどから手が出るほどほしいイチローにとっては
ランナーがいたのが“あだ”になりました。

迷いのない投手リレー、不振のリードオフマンを思い切って代えた決断、最後の守りで、
ランナーがいるのに、ファーストを定位置に守らせた指示…韓国ベンチはやるべきことを
きっちりやって勝ちました。

でも、まだ終わったわけではありません。今日のキューバ戦に勝てば準決勝に出られます。
ただし、少しでも“ツキ”を取り戻さないと苦しい戦いになるでしょう。
さいわい、北京と違ってチームに一体感がありますから、チャンスは十分あると思います。
そのためには、第2ラウンドに入ってから9打数ノーヒットのイチローの“奮起”が
待たれます。

勝敗の行方には無関係でしたが、城島の退場は“お粗末”というべきでしょう。
「あれぐらいのことで退場は…」と解説者は同情的でした。
たしかに、そうかもしれませんが、メジャーでは確実に退場です。そして、この大会は、
主審をメジャーのアンパイヤが努めることになっているそうですから、城島は「だから、
どんな場合でも、審判に不満げな態度をとらないようにしよう」とアドバイスしなければ
いけない立場だったはずです。

今日は、これから映画を見に行きます。
明日から3連休ですし、今日の試合のことを書く予定はありません。どうか、みなさん、
しっかり、応援してあげてください。ハハハ。

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by toruiwa2010 | 2015-11-14 08:57 | 自薦・厳選300? | Comments(0)
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