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岩佐徹のOFF-MIKE

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娯楽として合格「スペクター」~よかったよ「アデーレ」~15/1204

007 スペクター 90

まず、ボンドが姿を見せたのはメキシコの祝日、“死者の日”でにぎわうメキシコシティ
最大の広場ソカロです。そこで爆弾テロを未然に防いだ彼は、次に逃げる標的を追って
ヘリコプターに乗り込みます。狭い機内での格闘はパイロットを巻き込み、制御を失った
ヘリが広場を埋め尽くした群衆の上を飛び回るシーンで観客の目は画面にくぎ付けです。

実のところ、見終わるまでどういうストーリーなのかしっかり把握できないままでした。
しかし、ああなってもこうなっても、最後はそうなると分かっていますから、ぶっちゃけ、
それはどうでもいいと思います。楽しめましたもの。ハハハ。
娯楽映画ですから、それでいいじゃないですか。この組織はこうなっていて、あいつと
こいつはどういう関係で…は、分かっていればよし、分からなくてもこの類いの映画は
楽しめるように作ってくれています。そう信じてますし、その通りでした。
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ショーン・コネリー主演の「ドクター・ノオ」の公開が1962年と言いますから、すでに
半世紀のときが過ぎているわけです。寿命の長いシリーズ映画ですね。新作登場のたびに
アクションなどが派手になります。この作品でも“映画史上最大の爆破シーン”として
ギネス世界記録に認定されたシーンがあります。キリがないですが、やらないわけには
いかないのでしょうから気の毒です。何億円かけたって、必ずそれを上回る興行収入を
上げるのですから同情することはないか。ハハハ。

娯楽作品としてはいい出来だったと思います。2時間半、しっかり楽しませてもらいました。
冒頭に流れる主題歌“Writing’s on the Wall”(sung by Sam Smith)に圧倒されます。
曲のすばらしさもありますが、サム・スミスの歌唱に惹きこまれます。しびれました。

正式公開は12月4日(今日!)と聞いていましたが、“先行上映”の予定を見つけて初日の
渋谷TOHOに行ってみると、平日とは言え6割から7割の入りでした。もったいない!

90点は甘いですが、どこからどう見たって“娯楽”を目的に作られている作品ですから
そういう目で見ればこの点数でいいと思いました。
唯一の不満は“ボンドガール”です。
出番がほんの数分だったモニカ・ベルッチは好きな女優ですが、この役にはもっと他に
いるだろうと言いたいなあ。51歳でボンドガールと言われても。
いえ、50歳、60歳でも魅力的な女性がたくさんいることを否定しているのではありません。
ボンドガールという“カテゴリ”に限定しての話です。誤解なきよう。ハハハ。

クレイグと行動をともにするレア・セドゥも物足りません。
「知的で演技に深みのある女優が必要だった」と監督が話したそうですが、なんだかなあ。
たとえ77歳になってもボンドガールには知性ではなくお色気を望みたいものです。ハハハ。
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「ロシアより愛をこめて」に登場したダニエラ・ビアンキを越えるのは難しいでしょうが、
もう少しなんとかなるでしょう。“お色気”って「すっぽんぽんになりなさい」と言ってる
わけではありません。シーツにくるまり、「身につけているのはこれだけよ」と首に巻いた
リボンをいたずらっぽく指さしたビアンキのようなお色気でいいのです。

ふむふむ。よく見るとローラにそっくりだなあ。

黄金のアデーレ 85

1998年、マリア・アルトマン(ヘレン・ミレン)の姉が亡くなった。
葬儀のあと、遺品の中から見つけた1通の手紙をきっかけに、マリアはナチスに奪われた
名画を取り返すことを思いつく。絵は彼女の伯母をモデルにして グスタフ・クリムトが
描いたもので「黄金のアデーレ」として知られる傑作だった。

オーストリア政府を相手取って一家の宝物を奪還するためにマリアが雇ったのは経験の
浅い弁護士、ランディ・シェーンベルク(ライアン・レイノルズ)だつた。
現在はオーストリアの国立美術館が所有する一枚の絵をめぐって老婦人と若い弁護士の
無謀とも思える戦いが始まった…
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家財をナチスに奪われたあと、結婚間もないマリアは両親をウイーンに残して夫とともに
国外に脱出し、最終的にアメリカに安住の地を得ました。日本人には、第二次大戦のとき
ユダヤ人がどんなに悲惨な目に遭ったかが理解しにくいですが、この作品のいくつかの
シーンで断片的に描かれています。ナチスだけでなく、隣人だったはずの市民たちからも
理不尽な仕打ちを受け、ユダヤの人たちがどれほど絶望的な気持ちになったかは想像の
域を超えています。

そんな中、マリアは一貫してユダヤ系オーストリア人としての誇りを失っていません。
訴訟を通じてそのプライドの高さを保ちながら、ときに可愛い一面をのぞかせる老婦人を
ミレンが好演しています。彼女が得意とする役柄ですね。

ときどき、笑いが起きるコミカルな場面もあり、全体として楽しめる作品です。
ストレスが溜まっているあなたに勧めます。

そうか、12月だもんな

小さな子供を持つ若いお母さんたちの手で
マンションのロビーにささやかなツリーが
出来上がりました。

妻がフルーツケーキを作りました。
我が家のクリスマスはほぼ終了です。

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by toruiwa2010 | 2015-12-04 09:19 | 映画が好き | Comments(0)
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