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岩佐徹のOFF-MIKE

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カメラ…出かけるときは忘れずに 自薦・厳選300? 15/12/20

映像へのあこがれ、今も ( 2007.12.18 初出 )

少年のころ、カメラが大好きでした。
押入れを暗室代わりにして現像と焼付けをした経験もあります。
写真屋で売っている現像液と定着液を買ってプロの“まねごと”をしていただけですが、
バットの中の液体に浸した印画紙にゆっくりゆっくりイメージが浮かび上がってくるのを
見るのは結構 興奮するものがありました。ハハハ。
“一過性”のもので、すぐにほかのことに興味が移って行きましたが、“三つ子の魂百まで”
というのでしょうか、今でも写真を撮ることは好きです。

旅に出る前にはカメラのバッテリーの充電を欠かしません。
100枚以上 撮りますから帰ってからの整理が大変です。ハハハ。
自分が映ったものもほしいですから、こればかりは妻に撮ってもらうことになります。
すると、コンピューターの画面に不思議な構図の写真が出てくることがしばしばです。
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富士山をバックに写真を撮ってもらうとき、山は私の顔の横に入れてほしいのですが、
しばしば、美しい山容の7割ぐらい私の体に隠れます。おかしいでしょう?
この写真のように頭のてっぺんから木が生えたようになるのもカンベンしてほしいのです。
体の真ん中を木が貫通しているようで“居心地”が悪いです。ハハハ。
まったくの“天然”で、意図したものではないようです。絵を描く人なのにそんな構図は
考えられないだろう…と言いたくなるような写真を撮ります。

いまは“デジカメの時代”になり、しかも性能がすばらしいですから、私たちのような
シロウトでもシャッター・チャンスさえ間違えなければ、かなりいい写真が撮れますね。
しかし、当然、プロの世界は、くらべようもないほど厳しいものがあります。
特に報道を専門にしている人たちは、先日ミャンマーで亡くなった長井健司さんのように、
常に危険と隣り合わせです。戦場で命を落とした報道カメラマンは大勢います。

かつて「LIFE」という写真誌があり、彼らが撮った戦場の写真がたくさん載っていて、
幼いころの私は戦争の悲惨さを考えるより、写真の持つインパクトに衝撃を受けました。
深く考えもせずに「こういう、“瞬間を捉える”カメラマンになりたい」と思った時期も
あったのです。
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風景や人物写真なら少しは時間的なゆとりがあるでしょうが、いつ、どこで何が起きるか
分からない報道写真の場合、そのとき、その場にいなければ意味のある写真は撮れません。
しかも、一度逃がせば二度と来ないチャンスをものにしなければいけないのです。
有名な報道カメラマン、ロバート・キャパに、スペイン内乱で撮影した「崩れ落ちる兵士」
という、皆さんも一度はごらんになったに違いない作品があります。
銃弾を受けて、今まさに倒れこもうとする兵士を捉えたものです。たしかに、キャパは
そこにいました。しかし、半世紀以上たっても“傑作”と言われる作品が生まれたのは、
彼がその“瞬間”を逃がさなかったからです。
“今”しかない・・・1秒前でも1秒後でもダメというのはすごいプレッシャーだと思います。

最近、写真をテーマにした映画を2本続けて見ました。2本ともドキュメンタリーです。
1本は、劇場で見た「マグナム・フォト 世界を変える写真家たち」です。
地雷に触れて亡くなったキャパの提唱で始まった世界的な写真家集団、マグナム・フォトを
取り上げて、所属するカメラマンの証言とその取材活動を見せる形で構成されています。
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2本目は、DVDに収録してあった「アンリ・カルティエ=ブレッソン 瞬間の記憶」です。
ブレッソンもマグナム・フォトの創立メンバーでした。
この映画は、彼の作品を紹介しながら彼を知る人たちの話で綴られています。
モノクロで何気ない町の風景を捉えた“ストリート写真”とセレブたちのポートレートは
どの作品も構図が絶妙で、映画の中でブレッソンが「瞬間を選ぶ楽しみ」を語っている通り、
瞬間を切り取ったモノクロの写真には物語性もあって見る者の想像力を刺激します。

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by toruiwa2010 | 2015-12-20 08:36 | 自薦・厳選300? | Comments(0)
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