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岩佐徹のOFF-MIKE

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「64(ロクヨン)がBEST~岩佐徹的ドラマ・ランキング~ 15/12/25

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自分が見た範囲内で映画の年間ランキングを決めたので
ついでにドラマのランキングを発表しておきます。
当然、なんの権威もありませんが、“ヒマつぶし”には
なるでしょう。ハハハ。

各期のNo1ですが・・・

1月期
私的には“低調”のまま終わり、最後まで見たのは4本だけでした。
地上波でこれはというものが1本もなく、それでもベストを と言われたら
WOWOWの「陰りゆく夏」を挙げます。

“オチ”には少し無理がありましたが、すばらしいドラマでした。90点です。
渡部篤郎、時任三郎、菅田将暉、門脇麦、橋爪功…がいい演技を見せました。
WOWOWのドラマに共通しているのは丁寧な作り、忙しさに流されない演技、
無理のない(少ない)状況やキャラクターの設定…などです。
地上波もこういうコンセプトでドラマを作ればもっと見ごたえのある作品を
提供できるはずです。
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4月期
1月期ほどではなかったもののやはり低調でした。
ラインナップを見た印象として、「ちょっと面白そう」と展望に書きました。
「あくまで“そう”なのであって本当に面白いかどうかは見てみないと…」と
“書き添えておいてよかった”です。ハハハ。

救ってくれたのはNHKの「64(ロクヨン)」とTBSの「天皇の料理番」です。
この2本は2015年のドラマを代表すると思います。こういう作品に出会えると
ホッとします。そして、どんなところにいいドラマがあるか分からないから…と
“とりあえず見る”ものが増えていきます。ハハハ。

7月期

ラインナップを見て予想した通り「花咲舞が黙っていない」の独走でした。
視聴率的にもぶっちぎりでしたね。
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10月期も「下町ロケット」が圧勝しました。
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そして、1年を振り返ると、No1は「64(ロクヨン)」でしょう。
異論はあると思いますが、私の中でブレはありません。NHKの夜10時放送なので
多くの人が見逃しているのが気の毒だし、もったいないです。
僅差で「天皇の料理番」も見ごたえのあるドラマでした。

NHK 64(ロクヨン) 
ピエール瀧、木村佳乃、新井浩文、永山絢斗、山本美月、柴田恭兵


舞台はD県警察本部。
昭和64年に管内で少女誘拐事件が発生し、身代金が奪われた上、
少女の死という悲劇的な結末を迎えた。14年がすぎ、部内では
“ロクヨン(64)”と呼ばれている事件の時効まであと1年。
未解決の“無念”はいまも組織の中に残っている。

物語の主人公はこのとき刑事として捜査に当たり、今は広報官を
つとめる三上(ピエール瀧)だ。
上司からはメディアを制御することを求められ、仕事仲間だった
現場のデカたちからはうとまれ、“窓口”として接する記者たちは
何かを隠していると疑いの目を向けてくる。板ばさみの日々だ。
加えて、自分が醜いと思い込む“醜形恐怖”に悩む娘・あゆみが
2ヶ月前に家を出たまま行方知れずになっている…
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全5回のNHKドラマ「64 ロクヨン」が終わりました。
ドラマを覆っていた緊迫感に最後まで惹きつけられました。
最近ではきわめて珍しい 終わるのが惜しいと思ったドラマです。
そして、少女誘拐殺人事件という暗いテーマを扱っていると知りつつ、
原作・横山秀夫とピエール瀧&木村佳乃出演だけで食指が動き、期待が
少しも裏切られなかったのも大変珍しいことです。

第4話で新聞記者が警察を“リンチ”する場面が長すぎた。
最終回で男が手にしたメモの文字のアップが短くて読み取れなかった。
・・・など、クレームがまったくないわけではありませんが、全体として
今期のNo1と言っていいでしょう。もしかすると今年のNo1になるかも。
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良質な作品に仕上がった最大の功労者はその緊迫感をリアルなものにした
ピエールの存在でしょう。
「ロクヨン」を見る前、彼について知っていたことは“電気グルーヴ”の
一員として音楽活動をしていること、俳優として多くの映画・ドラマに
出ていること、ラジオで達者なしゃべりを聴かせること…ぐらいでした。

そして、彼の出演作品のリストを見ても「ああ、たしかに出ていたね」と
認識できるのは大河ドラマ「軍師 官兵衛」ぐらいです。
数々の賞に輝いた映画「凶悪」を見なかったことが悔やまれます。
代わりに、ラジオの「たまむすび」(木曜日)を欠かさずに聴いていますが、
埋め合わせにはなりません。ハハハ。

間違いなく、独特の風貌が大きな武器になっています。
独特ゆえに役柄が限られてしまうことはこの際我慢しなければいけません。
ドラマの“アクセント”として起用したがる演出家は多いと思います。

永山絢斗(地元紙の記者)と山本美月(広報部の婦警)が光っていました。
木村佳乃(三上の妻)、段田康則(被害少女の父)、吉田栄作(三上の同期)、
新井浩文(広報部の係長)、柴田恭兵(刑事時代の先輩)…書ききれないほど
多くの俳優の素晴らしい演技も印象に残ります。

来年、佐藤浩市の主演で劇場映画が公開されるそうです。どんな作品に
なるのか今から楽しみです。特にエンディング近くのシーンです。
ドラマの終わりで公衆電話ボックスの中が大写しになりました。少し前に
そこから段田が扮する被害少女の父・雨宮が電話をかけ続けるシーンが
ありました。脅迫電話で犯人の声を知っている雨宮は、もう一度聞けば
必ず分かると信じていました。
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警察の捜査に飽き足りない彼は、古い電話帳を頼りにこの公衆電話から
プッシュボタンを押し続けます。アップになったプッシュボタンは数字が
すり減っていました。時間の経過と雨宮の執念を無言で教えています。
強いインパクトがありました。映画がここをどう処理するか?

4.1-2.9-5.3-3.5-3.6%


視聴率です。
NHKの土曜ドラマと言えば「ハゲタカ」や「外事警察」などのヒットを
飛ばした枠ですが、低い数字には驚きます。
もったいない…とだけ書いておきましょう。ハハハ。

いま、原作を読んでいます。
上巻の半ばを過ぎたところですが、横山秀夫の文体の強さに惹かれます。
読むほどに三上の心のヒダがよく分かります。
ドラマが原作にかなり忠実に作られていたことも。

「64 ロクヨン」が終わりました。ロクヨン・ロス状態です。ハハハ。

視聴率もよくて、内容的にも納得する出来だったのが「天皇の料理番」でした。

TBS 天皇の料理番 
佐藤健、黒木華、高岡早紀、鈴木亮平、桐谷健太、小林薫、美保純、杉本哲太

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あるサイトの情報では“全12回”となっていますから、7月中旬まで続くようです。
毎回楽しんでいます。
6月以降の勢いなら最終的に「アイムホーム」を抜く可能性があると思います。
“相手”が最終回に19%をとったためによほど頑張らないと難しい情勢になっていますが、
あと3回、16%台が続けば、たぶん…。

このドラマが成功している最大の理由は間違いなく主演に佐藤を起用したことでしょう。
周りを固める俳優たちもみんな素晴らしいです。いかにもこの時代の女性という佇まいの
黒木もいいですね。出番は少ないですが、高岡…ノリノリで演じていることが分かります。
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by toruiwa2010 | 2015-12-29 12:15 | ドラマ | Comments(8)
Commented by ミコノス at 2015-12-29 13:01 x
下町ロケットは、面白かったようですね。 本を読まない主人が、原作本を買おうとしたくらいですから。
昨日の『赤メダカ』もTBSですが、こちらも日頃、(こんな)ドラマを見ない高2の息子が私に、『チャンネルをかえないで!』と訴えたくらいですから(^_^;)
 あくまでも、私の意見ですが、原作本があるなら、なるべく変えないでほしいし、本当に面白いのであれば、忠実通りに作っても面白いと思っています。
Commented by toruiwa2010 at 2015-12-29 13:19
ミコノスさん、こんにちは。

原作通り…
お気持ちは分かりますが、
心理い面まで文字で書き込める
小説と映像だけで表現するドラマでは
作り方が変わるのは仕方ないでしょう。

「赤メダカ」・・・
俳優・監督のたけしは苦手なので
見ませんでしたが、このコメントを読んで
見てみようかなと思いました。ハハハ。
Commented by ミコノス at 2015-12-29 15:08 x
たけしさん、苦手なのですね(笑)

主人も、最初だけ見たらしいのですが(2階の部屋で)、たけしさん(談志)が怒ってばかりなのでテレビを消したらしいです。

私も、ジャニーズのアイドルが出ているので、見る気は、なかったのですが、ストーリーが面白かったので、結局、最後まで見てしまいました。

落語を知らない私や息子でも、脚本がよければ、見てしまいますね。

因みに、大御所がたくさん出演されて、それを見つけるのも楽しいですが、息子は多分ほとんど知りません。

Commented by toruiwa2010 at 2015-12-29 15:36
ミコノスさん、北野武が苦手なのは
必要以上に評価が高いからです。
芝居も監督も。

芸人・たけしは天才だと思ってます。
Commented by じゅんじ at 2015-12-29 15:53 x
こんにちは、岩佐さん。

私は本日の午前で仕事納めとなりました。
今年もこちらのブログには大変お世話になりましたね、毎日の更新ありがとうございました。昼休みの必需品です。

あと少しでまた新しい年が始まります、
目まぐるしく動いている世の中ですが
今後ともお変わりなく、体を大切になさって日々お過ごしください。
そしてこちらの更新を楽しみに毎日覗かせていただきます。

良い年をお迎えください。
Commented by toruiwa2010 at 2015-12-29 16:33
じゅんじサン、こんにちは。

年末のご挨拶、恐縮です。
年内いっぱい、営業する予定です。ヨロシク。

コメント中の“良い年を”…グッジョブ!
ハハハ。 
Commented by デルボンバー at 2015-12-29 21:34 x
岩佐さんは30数年前の堺正章主演版の天皇の料理番はご覧になったことありますかね?時期的に他局のドラマを見る暇はなかったかも知れませんが.......こればかりは趣向性の問題ですので........私は昭和版の方が断然好きですねー。
Commented by toruiwa2010 at 2015-12-29 22:06
デルボンバーさん、こんばんは。

マチャアキ版、見た記憶がありません。
たぶん、忙しい時期だったのでしょう。
当時はドラマを見なかったし。
従って比較もできません。
30数年の間隔があるものをくらべるのは
あまり意味がないし、
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