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岩佐徹のOFF-MIKE

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「赤めだか」「相棒」「三つの嘘」~二宮和也&久保田紗友~ 16/01/08

tbs「赤めだか」を見た。
芸人・たけしは天才だと思うが 監督・俳優など
文化人・北野武は大の苦手なので見る気はなかった。
風の便りで「いい」と聞いたので 急きょ録画で見た。
“バカに”よかった。
モデルは立川談志と弟子の談春だが、落語を知ってる
知らないは関係ない。

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見る気になったのは「ドラマ・ランキング」へのコメントの中で褒められていたからだ。
単純と言えば単純、素直といえば素直。ハハハ。

たけしはツービート時代からお笑いの才能は抜群だったと認めている。
世の中の事象を斬る角度・センスが鋭い。そのせいでときに脱線することがあったが。
辟易することもあったが、軍団を率いてテレビからまき散らした笑いは強烈だった。
そのパワーがお笑いの枠の中に納まっているときは魅力を感じたが、周りがおだてたか、
本人がその気になったか分からないが、週刊誌、テレビで政治や文化を語り始めた。

そのあたりから気持ちが離れてしまった。
特に、映画監督としての第一作「その男、凶暴につき」を見て完全に冷めた。
「HANABI」、「ソナチネ」などを見ないで言うのはアンフェアだと思うが、最近数年の
「アキレスと亀」「アウトレイジ」「アウトレイジビヨンド」「龍三と七人の子分たち」は
すべてどうにもならない映画だった。
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役者・北野武についても、何をやっても演技が同じだなあという印象が強かったのだが、
「赤めだか」で談志を演じた彼はよかった。高座での話し方などまるで似ていなかった。
むしろ、あえて似せようとせず、“たけしのまま”で演じたのだと思う。それが成功した。
怒鳴り方もギャグのタイプもたけしそのものだった気がする。違和感はなかった。

弟子に扮した濱田岳や宮川大輔も好演だったが、二宮和也が秀逸だった。
立川談春を演じ、落語の部分もそつなくこなしていた。達者と言っていいかもしれない。
嵐のメンバーとして忙しいスケジュールの中、どこで演技の基礎を身につけただろう。
蜷川幸雄が演出した映画や舞台に出ていたからそのあたりか?
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感心したのはクリント・イーストウッド監督の「硫黄島からの手紙」を見たときだった。
芯の通った演技で若い兵を演じていた。
「赤めだか」の出来も映画「母と暮らせば」をはるかに上回っている。
3日に放送されたフジテレビ「坊ちゃん」でも素直な演技を見せていた。この人は、無理に
役を作りこまず、自然体で演じることで逆に俳優・二宮和也を消している気がする。

視聴率は10.7%(「坊ちゃん」も10.4)だったそうだ。もっと多くの人が見るべきだと思う。
うっかり見損なうところだったが、 いいものを見せてもらった。

談志は強い逆風の中でそれを楽しむように耐え抜き、多くのファンを魅了した噺家だった。
2011年11月21日、75歳で亡くなった。
ドラマを見て興味がわいた人もいると思うので、彼について書いた記事の中から抜粋して
付記しておく。今日の記事とダブる記述もあるがご容赦を。


風雲児 逝く(2011/11/26のブログから)


名人・立川談志が人生の幕を下ろした。
語るのは古典でも型破りだった。
軽妙洒脱の語り口は多くのファンを集めた。
口の悪さで敵も多かったようだが、ときに鋭い
その舌鋒には計り知れない魅力があった。
いまさら言っても仕方がないが、元気なうちに
寄席に足を運ぶべきだった。
ダンシガシンダ…

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1960年代初めの週刊誌には毎週のように柳家小ゑんという若い落語家の写真がグラビア・
ページに載っていたものです。着物ではなく、縦じまのジャケットに白い細身のパンツ…
まるで、ロカビリアンのようないでたちの彼こそ、のちの立川談志…当時は 近い将来、
落語界を背負って立つ男として、派手な言動とともに脚光を浴びていたのです。

1963年4月の談志襲名・真打ち昇進のとき、フジテレビで研修中だった私たちは先輩に
連れられて新宿末広亭に行きました。生で彼の落語を聞くのは初めてでしたが、たしかに
魅力は十分でした。
ただし、順風満帆だったのはそこまでだったかもしれません。
“破天荒のようで破天荒だった”w生きざまは あっちでぶつかり、こっちでぶつかり…
それでも、彼の芸を心から愛し、その独特の人柄にほれ込んだ人が彼の周りにはたくさん
いたことが、亡くなってからのテレビを見ているとよく分かります。
談笑が語っていた「弟子ですと言えるのは幸せです」という言葉がそれを表しています。
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「相棒」:大丈夫なのかなあ?

まもなく「相棒」SPが始まる。
10月期、3話以降の7回、最高15.9 最低12.9%、
あとは15%前後と“低迷”した。 あくまで、
このドラマとしては…だが。
予告を見ると、相変わらず反町は妙にヘラヘラしてる。
変える気はないらしい。 演出のミスではないか?


なんと言ってもテレビ朝日の看板番組だ。今シリーズの視聴率低迷は気がかりに違いない。
その原因については会社を挙げて徹底した分析をやっているはずだ。
どうしたって、新加入の反町隆史、あるいは、彼が演じる冠城亘が俎上に上がる。
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何が問題か?
反町自身が考えたのか演出サイドの意向なのか分からないが、薄っぺらなキャラクターの
設定が間違っていると思う。この正月SPから修正してくると思ったが、そのままだった。
来週以降のレギュラー放送でも同じだったら巻き返しは不能なのではないか…と危惧する。

見たあとのツイートだ。

「相棒」を録画で見る。
物語は荒唐無稽じゃないし、水谷が「なんでも
お見通し」的な 演技をせず反町もまったく
ヘラヘラしないで、きりっと変貌した。
武田梨奈の演技も絶品。
退屈せず、すんげえ面白かった。
…あれ、新年早々、真逆のことを 呟く病気に
なったみたいだ。
 

…つまり、この真逆をやれば巻き返せると思うのだ。

おまけ:美しき三つの嘘

“嘘”をキーワードにした3人の女性作家によるオムニバス・ドラマだ。
視聴率はもう一つだったが、最近 ドラマ“も”不振のフジテレビだが、原作がしっかり
しているし、女優陣も豪華でよくできていたと思う。
しかし、三話とも、隠れている嘘がなかなか分からなくて困った。
特に、初めの「ムーンストーン」には騙された。「なんだ、なんだ!?」と戸惑いながら
残りの二話を見た。ネットでヒントになりそうな記述を見つけたのはベッドに入る直前…
ビデオを見て確認できたのは翌朝だった。

三話とも、すんなりと嘘を見破った人は少ないのではないか?
作り手は分かりにくさを狙っているのだから当然だと思うが、テレビ的にはどうか?
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このドラマを見て“拾いもの”だったのは15歳の女優・久保田紗友に出会ったこと。
NTTドコモのCMで見かけて気になっていたのに、妻が言うまで気づかなかった。
演技力もありそうだし、なにより、いずれとんでもなく美しい女性になりそうな気配だ。

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by toruiwa2010 | 2016-01-08 08:50 | ドラマ | Comments(2)
Commented by 肥後男児 at 2016-01-09 16:00 x
岩佐さん、今年もよろしくお願いします。
年末のスペシャルドラマ「赤めだか」視聴しました。
ビートたけしが敢えて立川談志の物真似をせず演じて
いたのが、個人的に良かったと思います。
もう少し視聴率が欲しかったですね。
今年もブログ更新楽しみにしてます。またコメン
トします。
Commented by toruiwa2010 at 2016-01-09 16:31
肥後男児サン、こんばんは。

今年もよろしくお願いします。
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