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岩佐徹のOFF-MIKE

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竹田圭吾氏 逝く~早すぎる!惜しい!~ 16/01/12

ジャーナリスト・竹田圭吾氏が亡くなった。
51歳だった。クリスマスイブからツイッターの
発信がなく、心配していた。
鋭いことも言うがユーモアの精神も併せ持っていた。
バランス感覚も優れていた。
長生きしてほしかった。惜しい。
冥福を祈ります。

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一昨日の夜、テレビを見ながらネットをのぞいたとき、Yahoo ニュースで彼の死を知った。
激やせぶりを見ていて、ガンが相当に進行しているんだろうと思っていたので、意外な
感じはなかった。来るべきときが来たかという気持ちだった。
最後に彼を見たのは12月22日の「とくダネ」だ。それから3週間…ぎりぎりまで出演し、
コメントを発し続けたわけだ。若すぎるけれど、“本望”だったかもしれない。

ジャーナリストを名乗る人たちの中でただ一人、ツイッターをフォローしていた。
何よりも、“バランス感覚”が好きだった。ジャーナリストは常に“反権力”なのだろうが、
是々非々だったと思う。誰もが“非”と声をそろえるなら俺は黙っていよう…みたいな。
何でも反対という姿勢ではなくふところが広く深い男だった。

もう一つ気に入っていたのは“ユーモア”のセンスだ。
安倍首相のアメリカ議会での演説が物議をかもしたときこうつぶやいていた。

(安倍首相の)演説がどう影響したかなんて
検証しようがナイジェリア

…茶目っ気があるのだ。茶目っ気ではこちらも負けない自信があるのでリプした。

いえ、検証しろと 主張する人たちに
言わせれば、“方法は必ずアルゼンチン”


反応はなかった。
“方法は必ずアルジェリア”だったら反応があったかも。ハハハ。

彼の立場なら、いろいろ突っ込まれると思うが、硬軟を使い分けて対応していた。

(人気沸騰のドラマについて)
半沢直樹面白いですよねーっと言ってる人が本当は
どこが面白いのか自分でもよくわかっていないことを
自分でわかってるんだけどどこが面白いかわからない
と言うと面白さがわからないダメな人間と思われるのでは
ないかと不安だからとりあえず面白いと言っておきます
というのが伝わってきて面白かった。

(元官僚 降板騒動について)
古賀茂明という人はテレビで発言する機会を
与えられていることの責任と義務をまったく
理解していない。


どんな事象に対しても浮足立つことはなかった。
ほかにも・・・
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戦争の反対は「戦争『は』起きていない状態」だし、
平和の反対は「平和『では』ない状態」であって、
戦争の反対は平和、ではないよね。

「自分の国に誇りを持てない者が、他国を
尊敬できるわけがない。
自分に誇りを持てない者が他人を尊敬できるわけがない」
こういう、もっともらしい嘘を言う人や理屈で
ものを考えない人に悪い人はいない。

野球賭博へのファンの反応として「子どもの夢を
壊す行為だ」ってコメントを朝日新聞が1面にも
引用してるけど、こういう風に「子どもの夢を壊す」を
教条主義的にモラル批判に使うのってなんか嫌。
親や学校が押し付けてる「子どもの夢」も多いし、
大人の嘘にとっくに気づいてる子供も少なくないし。


ある出来事について、どう言えばその事実が持っている意味を伝えられるかを考えて
ベストな文章でツイートしていた気がする。そして、冷静さを失うことはなかった。
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「まあ、じいさん、落ち着いて」となだめられているような気になったのは11月に起きた
パリの同時多発テロのときだった。「

“テロ”というのはその日に起きた事件を
指すのではなくて、むしろそれに対する
国家や社会やメディアの反応やそれによって
広がっていく恐怖心のことを意味している。
ここから先が本当のテロ。


ショッキングな出来事に気持ちがざわついているときにネットで出会った彼のツイートだ。
たしかに、そう考えると今起きていること“だけ”に目を向けていると、大事なことを
見落としてしまうこともありそうだなと我に返った。
このとき、彼はこのようにも発信していた。

フェイスブックやツイッターのアイコンに
トリコロール旗をかぶせた皆さんは、モスクワの
劇場テロや北オセチアの学校占拠事件のような
テロが起きたらロシアの三色旗を、雲南省昆明での
去年のようなテロが起きたら五星紅旗を同じように
アイコンにかぶせるのだろうな。
本当に立派なことです。


当然、反発があった。

えらそーに。文句言うだけしか芸がないのかこいつ

この“罵声”に彼はこう答えていた。

私は確かに偉い人間であり、文句を言う以外にも芸があります。

うまい!

彼の発言には、100%ではないけど、60~70%同意できた。今のジャーナリズムの中では
貴重な存在だっただけに、いなくなってしまったのは残念だ。

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「とくダネ」で竹田圭吾氏の死を追悼するコーナー、
温かみがあってよかった。 特に小倉キャスターの言葉の数々、
心がこもっていた。
カメラに向かい「愛してるよ」と。
すでに覚悟が決まっていたのだろう。妻に語りかけた一言に
胸が詰まった。 早すぎる死を惜しむ。


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by toruiwa2010 | 2016-01-12 08:54 | 岩佐徹的考察 | Comments(2)
Commented by ヱビスの黒生 at 2016-01-12 10:22 x
岩佐さん、おはようございます。

竹田さんにはこれからもさらにご活躍していただきたかっただけにとても残念です。
ご冥福をお祈りします。
Commented by toruiwa2010 at 2016-01-12 10:35
ヱビスの黒生さん、こんにちは。

これから、誰の意見に耳を傾ければ
いいのか、悩みます。
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