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岩佐徹のOFF-MIKE

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"石坂いじめ"だとか…~たしかに露骨だったね~16/02/01

「なんでも鑑定団」で
石坂浩二がほとんどしゃべらず、
画面にもあまり映らない…と
世間がざわざわしてるとか。
たしかにね。

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“ざわざわ”はだいぶ前からあったようだが、女性自身が書いたことで表面化し、すぐに
事実と認定され、番組が“石坂降板”を発表する事態となった。番組の存廃や出演者の
起用・後退などはもともと番組制作側にあるものだが、例えば、タモリのような大物が
からめば話は単純ではない。石坂はタモリなどより前からテレビで活躍してきた人物だ。
このレベルのタレントを番組から外す場合、会社のトップが礼を尽くし、相手の納得を
得た上で外部に発表するのが暗黙のルールだ。

かつて、プロ野球ニュースに長く出演した解説者が交代するとき、立ち会ったことがある。
スポーツ局常務と部長、そして、親しかった私が出席し、赤坂の小料理屋で会食した。
うわべは和やかなに進行した。「お前がいなかったら余計なことを言っていたかもしれない。
いてくれてよかったよ」と帰りの車の中で解説者が言っていたが、社内の“権力抗争”の
あおりを食った形だったから、現場で誰ひとり納得しない気の毒な降板だった。しかし、
形だけであることが見え見えでもその“形”を作ることが日本社会では大事だろう。
社長が定例会見で語った「聞いていない」はいかにもまずい。看板番組が終わる。大物が
番組をおりる…それが社長の耳に入っていないというのが事実なら何かがおかしい。

岩佐家の“テレ東視聴率”はかなり高い。
中でも「開運!なんでも鑑定団」はほぼ開始当初から見続けている。火曜日の8時56分は
サッカーの代表選などと重ならない限りこれをナマで見る。
骨董という地味なものが主役の番組がこれほど人気になったのは、第一に制作陣の工夫と
努力の賜物だと思う。

次に、不祥事で番組を去るまでの天才・島田紳助の司会術が大きかった。軽妙な話術で
骨董と視聴者の距離を縮めた。最高の貢献者と言っていいし、彼を起用した制作者たちに
見る目があったということだ。
ただし、お笑い芸人である紳助だけだったらこれほどの成功を収めたかどうかわからない。
本業は俳優だが、多くの番組を通して誰もが“インテリ”と認めていた石坂を“相棒”に
選んだのも見事だった。単なるバラエティーでなく“文化”の匂いがする番組になった。

ついでだが、少し遅れてレギュラーになった吉田真由子の“やる気のなさ”もはまった。
今回、石坂とともに彼女もやめてしまうのは惜しいなあ。
中島誠之助をはじめとする鑑定士たちのキャラクターもいい。渡邉包夫が亡くなったり、
岩崎紘昌や石井久吾が辞めたりしたあと、番組の質や面白さが少し落ちるかと思ったが、
まったく見劣りしない鑑定士を連れて来た。歴代プロデューサーの確かな“鑑定眼”には
ほとほと感心する。
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さて、そこでテレ東の看板番組内で起きていたとされる“石坂いじめ”だ。
“そういう目”で番組を見れば不自然なところがあったのは間違いない。
先週の冒頭で今田が旅先で出会った熱血ガイドの話をしていた。およそ40秒のトークの間、
石坂の声は「こんばんは」「はい」の二言だった。そして、1時間番組の中で聞こえて来た
彼の肉声のほぼほぼすべてと言っていい。何らかのコメントがあったに違いない場面でも
音声が聞こえない。彼の唯一の仕事、“スイッチオン”でも遠目の姿しか映らない。
バラエティーは“編集で見せる”要素が大きいからどんな番組でも収録した分の何割かは
カットされるが、異様なほど今田との2ショットや吉田を含む3ショットがない。
“意図的”と受け取られる所以だろう。

しかし、普通の視聴者からさえ疑問の声が挙がるほど露骨にやるのは珍しい。
誰が考えてもおかしいのは、それほど石坂の存在が番組上 邪魔なら、降ろせばいいのに…
ということだ。「契約があるから」などの言い訳は聞きたくない。やり方はあるはずだもの。

卒業=降板は既定のこととなった。交代で入るのが福沢朗か。今田との“住み分け”を
どうするつもりか?制作者側には計算があり、コーナーの変更もあるのだろうから番組の
質が下がることはないと思うが、吉田の退場で雰囲気は変わるだろうなあ。
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石坂浩二は役目が終わったのだと考えるしかない。
BSで骨董関連の新しい番組が始まるようだから、そちらで存分にうんちくを語ればいい。
きっと、たまりにたまっているだろうから。ハハハ。
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ついでだから、リニューアルするならセットを必ず変えなさいとアドバイスしておく。
特に、“依頼人”が入って来るドアのデザインだ。
テーブルに置かれた骨董品を正面から撮ると、バックに映るドアのデザインが邪魔なんだ。
この日のゲスト、華原朋美が持ってきたマイセンのように派手なものならそうでもないが、
シンプルな備前焼の壺や楽焼の茶碗だったりすると目も当てられない。4月には主役である
骨董が浮き上がるようなもっとシンプルなデザインに変わっていることを期待する。

おまけ:間違い

入社してまもなく「スターとともにボウリング」という番組を担当した。
石坂がゲストの回で「いし”ず”かこうじ」さん…と話しかけていることに
テープを見て気づいた。まだ慶應の学生だったからそれほど有名では
なかったとはいえ、失礼極まりない話だ。謝る。ゴメン。


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by toruiwa2010 | 2016-02-01 09:34 | 番組 | Comments(8)
Commented by 花みさき at 2016-02-01 10:21 x
岩佐さん、こんにちは。
鑑定団、ほぼ見ていましたが、
言われないと気づきませんでした。
こんなことってあるんですねぇ。驚きです。
Commented by toruiwa2010 at 2016-02-01 10:41
花みさきサン、こんにちは。

どこまで"悪意"があったのかは不明ですが、
何らかの意図があったのでしょう。
出ている意味がないほどでしたから。
Commented by 肥後男児 at 2016-02-01 13:38 x
岩佐さん、こんにちは。
鑑定団、私も毎週観てますが指摘されるまで石坂浩二の
コメントがカットされる事に気付きませんでした。
なんたってフジテレビのなるほど!ザ・ワールドを終了
に追い込んだ高視聴率番組ですし、この騒動複雑な思い
です。

こんな時、島田紳助のコメントが聞きたくなります。
芸能界は引退しましたが、SNSで世の中のことを呟か
ないかなと。
切りに
Commented by ルブラン at 2016-02-01 15:40 x
岩佐さん お疲れ様です
違うんですよ
もともとこの番組は紳助さん司会の
EXテレビ火曜日の一企画として始まって
それを紳助さんがテレビ東京に売り込んだんです
だから石坂さんメインじゃないんですよ
スタッフが石坂さんを降ろしたいのは
なんとなくわかります
Commented by toruiwa2010 at 2016-02-01 15:47
ルブランサン、ちゃんと読みましょう。

石坂がメインとはどこにも書いてません。
あなたのコメントの内容は承知しています。
take it easy,please. hahaha

Commented at 2016-02-01 16:33 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 赤ぽん at 2016-02-01 23:40 x
岩佐さん、こんばんは。

番組の異変、たまに見る私ですが気づいていました。“妙にしゃべらないな”の違和感。
記事が出て「やはりね」と。

島田紳助の司会と石坂のウンチク、吉田のやるきのなさの三つがあいまって
画期的な番組だったのに…我が家のテレ東率もかなり高いですが、これでテレ東の印象が
少し悪くなりました。人が変わったら見ない番組って結構多いかと。離れるのは簡単。

慶應の後輩?!の名前の間違えを謝る岩佐さん、素敵です。
Commented by toruiwa2010 at 2016-02-02 07:31
赤ぽんサン、おはようございます。

初期のメンバーで残っているのは
中島、北原、松尾ぐらいになりましたね。
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