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岩佐徹のOFF-MIKE

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"世紀"の大誤審を目撃した! 自薦・厳選300? 16/04/24

誤審:イタリア・ダービー97-98
~ビミョウですねえ…~ ( 2010.08.10 初出 )

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ワールド・カップのイングランドvsドイツで大きな“誤審”がありました。
第1回のWBCでも日本に不利な判定がありました。
2004年全米オープン・テニスの女子QF、カプリアティvsセレナでも…
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誤審については、書き始めるときりがありません。
審判も人間ですからミスはあります。
テニスのフェデラーは「ミスをすることもある人間が判定することも含めてテニスさ」と
“大人の”意見を持っていました。そんなアスリートは結構、多いです。
つまり、スポーツにhuman factor(人間的要素)はつきもの、という考え方です。
なるほど、と思わないではありません。しかし、テレビのスロー・ビデオなどではっきり
間違いだと分かると、見ている者は白けますし、不利な判定をされた側は納得できません。
今は、エレクトロニクスの進歩によって多くの競技で“ビデオ判定”が採用されるように
なりました。その是非については意見が分かれるところでしょう。

かつての大相撲中継では、きわどい取り組みのビデオはあまり見せてくれませんでした。
物言いがついてビデオを流し、視聴者には“行司の差し違い”としか見えない場合でも
解説者とアナウンサーは“ほぼ必ず”「ビミョウですね」と言ったものです。ハハハ。
勝負の判定にビデオを活用するようになってからは、はっきりと言い始めましたが。
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行司を含めて、“審判を守ろう、傷つけまい”という精神はNHKの高校野球の中継にも
顔を出します。なにがなんでも、“審判は神聖・絶対”、“球児は純真”だと…。ハハハ。
ときどき明らかなミス・ジャッジがありますね。
NHKの放送では、“誤審”がはっきりと分かるビデオを見る機会はほとんどありません。
新聞もテレビも、あとの取材がやりにくくなることを恐れて、正面から取り上げることは
まれです。「アマチュアなんだから」「手弁当でやってもらってるんだから」と言われたら、
それでも…とは言えないのでしょう。マスコミにとって、高校野球は予選から販売拡張や
視聴率獲得に効果があるコンテンツですから。

“アマチュア・手弁当”の審判は救われる一方で、プロの審判たちは“命がけ”です。
ワールド・カップで大誤審をした主審はウルグアイ人ですからイギリスに行くこともなく、
身の危険を感じることはないでしょう。
しかし、サッカー愛好者にお勧めするドキュメンタリー「レフェリー」で取り上げられた
イギリス人の主審はユーロ2008でポーランドに不利な判定をしました。
脅迫状が送り付けられたり、ポーランドの大統領が「初めて誰かを殺したいと思った」と
発言したりするなど、大騒ぎになりました。
やりたくてやるわけではないものの、私の「リーガ・ゲッツ」と同様、しつこいファンは
いつまでも覚えていますから大変です。ハハハ。
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サモラーノ。サモラーノが行った。
(DFとからんでのシュートはミートせず)あっと、空振りだ。
続いてロナウド。(チェックに来たユリアーノと正面からぶつかって転倒)
あっと、前をふさがれた。
笛はない。笛はありません。笛はありません。笛はない。笛はない。
相当にかっかしていますインテルの選手。(ボールはダビッツから左に開いたジダンに)
ボールは左サイドのジダンが持っています。
(デルピエロがいいタイミングでエリアに入り込む)
そしてデルピエロへ。(インテルのDF・ヴェストが後方から足をかけて倒す)
あっと、これはファウルか。これは…これはPKです。
これは相当にもめます。全選手がチェッカリーニさんに食い下がっています。
(かぶせて、早野宏史さんの「これはもめますよ」の声)
先ほど、ロナウドが倒された場面で笛がなく、今度はデルピエロが倒された場面で
笛が鳴りました。

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トータル36秒の実況はアナウンサー生活で経験した最悪の誤審事件です。

97-98セリエA第31節、首位のユベントスをわずか1ポイント差で追う2位インテルが
トリノに乗り込んでのイタリア・ダービーを現地から早野さんと実況中継しました。
誰がどう見たってユリアーノのプレーはファウルでした。ハハハ。
ほんの数十秒後、デルピエロに対するヴェストのプレーもはっきりとしたファウルです。
一方を“流し”、他方をPKにしたのですから大騒ぎになったのは当然でしょう。
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「カルチョの世界でのユーベの力が分かる」「ユベントスに勝たせたかったのさ」…
主審だったチェッカリーニにはすさまじい非難が襲いました。プレッシャーに負けて、
まもなく、審判を廃業したと記憶しています。(違っていたらごめんなさい)

ビデオの導入は、“白黒”をはっきりさせる効果がある一方で、心地よいプレーの流れを
切る逆効果もあるので難しいところです。
結局は“バランスをとる”ということでしょうが、これがまた難しくて!! ハハハ。

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by toruiwa2010 | 2016-04-24 08:26 | 自薦・厳選300? | Comments(0)
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