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岩佐徹のOFF-MIKE

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すばらしい「ちはやふる」~途中で退場した「追憶の森」~16/05/11

ちはやふる 90

創部間もない瑞沢高校かるた部が見事なチームワークで全国大会への出場権を得た。
千早(広瀬すず)と太一(野村周平)を中心とするメンバーは近江神宮で行われる全国大会に
向けた猛練習を重ねていた。
そんな中で、千早と太一は幼なじみの新(あらた:真剣佑)を訪ねたが、千早にとっては
ショックな言葉を聞くことになった。「もう、かるたはやらん」…
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連休初日の新宿ピカデリーは満席でした。
上の句を見てからから5週間、ずっと楽しみにしていましたが、期待を裏切られることは
まったくありませんでした。この作品にはただの学園もの、青春もの、部活ものを超える
なにかがあるように思います。

広瀬に惚れ込んでいますから、見る目が曇っている可能性はあります(ハハハ)が、
たいへんいい出来です。年末から春先にかけて 映画界の賞レースの対象になることでしょう。
広瀬はもちろん、出ている若手の俳優たちが皆すばらしいです。 「下の句」から登場した
"クイーン"役の松岡茉優が光ります。そして、真剣佑をもう少し見たいと思いました。

ハイスピード・カメラを使った千早とクイーンの対戦シーンは競技かるたの厳しさが伝わり、
鮮やかでした。前かがみになって札を取る態勢に入る、相手の顔をにらむ、読み手の声に
合わせて身をひるがえし札に飛びつく…広瀬の一挙手一投足から目が 離せませんでした。
スクリーンの彼女は生き生きしていました。監督もまた、彼女に惚れ込んでいることが
よく分かりました。ハハハ。
いま、この年代の若者を等身大で演じさせたら彼女が ナンバーワンではないでしょうか。

帰り道、電車に揺られながら「続編があってもいいのになあ」と考えていましたが、夕方、
ネットを見て 続編の制作が決まったことを知りました。すばらしい!

追憶の森 ???

片道航空券で来日し、新幹線を乗り継いでアーサー(マコノヒー)はそこにやって来た。
タクシーを降りるとためらうことなく森の中に足を踏み入れた。何か所かに自殺志願者に
自重を呼びかける看板があったが、気に留めることもなく歩を進めた。
やがて一本の樹の下に腰を下ろすとポケットから取り出した錠剤をボトルの水で飲み下した。
彼もまた死ぬためにこの森に入ったのだ。

人の気配がした。日本人の男(タクミ:渡辺謙)がよろよろと歩いていた。泣いている。
駆け寄ったアーサーがどうしたのかと尋ねると「森の外に出たい」と言う。
「すぐそこに道がある。まっすぐ行けば外に出られる」と道を教えてアーサーはタクミの
背中を押した。しかし、ここはそれほど簡単な森ではなかった。名前を聞けば、知る人は
知っている恐ろしい森、青木ヶ原樹海…
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松本清張の小説の登場人物が自殺したことで この森は世間に知られるようになりました。
“自殺の名所”という有り難くない呼び名が定着しています。
70年代に「3時のあなた」の取材で入ったことがありますが、張りめぐらされたテープを
頼りにしてもすぐに方角が分からなくなるような森です。遺体には出会いませんでしたが、
飲み物、食べ物、薬などのビンが至るところに散乱していました。

帰社してそのままオンエアでしたが、放送作家が書くはずの原稿が遅れ、そのコーナーが
始まったとき、半分ぐらいしか手元に来ていませんでした。記憶をたどって アドリブで
2分ほど写っているものを“実況して”つなぎました。結構“グッドジョブ”でしたが
誰も褒めてくれませんでした。ハハハ。

えーと。そんなことを思い出した程度で“なんだかなあ”という感じの映画でした。
見続ける価値はないと思い、退場しました。
自殺しようと思うほど追い詰められた人間がそれを実行するためにわざわざ日本まで来る
エネルギーを持っている…という設定は無理すぎます。それでも、我慢して見続ければ、
二人がそれぞれの人生を見つめ直す方向に話が進んだようですが、惜しいとは思いません。

もともと、渡辺謙が出てるし。マコノヒーとナオミ・ワッツもいるからでかけたのです。
前の週までこの作品の予告編は何回も見ました。“おまけ”で出て来た渡辺は ろれつが
回っていませんでした。体調が悪いのではないかと心配です。

ハロルドが笑うその日まで 80

ノルウェ―南部の町、オサネに世界的に有名な家具メーカー、イケアの大型店が開店した。
それも北欧で最大規模の大きさだった。オープンの模様を伝えるテレビの前でハロルドと
妻が食事をしながら会話していた。2人の言葉に怒りの色がにじんでいた。無理もない。
新たにオープンした店の敷地は夫婦が営む高級家具店に隣接していたのだから!
この町の家具はすべて自分が整えて来たと自負するハロルドのプライドはズタズタだ。
たちまち、経営が圧迫されて店を畳む羽目になった。悪いことが重なった。妻の認知症が
急激に悪化したのだ。
ハロルドの怒りは頂点に達し、焼身自殺に失敗するととんでもないことを思いつく…
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ネットの評判は良くないようですが、きっと投稿者は若い人たちなんでしょう。
私たち夫婦にとっては“そこはかとなく”面白い映画でした。

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by toruiwa2010 | 2016-05-11 09:16 | 映画が好き | Comments(0)
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