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岩佐徹のOFF-MIKE

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ツイッターは日本を変えるとか 自薦・厳選300? 16/07/02

本当にツイッターは日本を変えるのか?
~薄っぺらな座談会(週刊朝日)~ ( 2010.06.09 初出 )

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先週、京都に行ったとき、週刊朝日を買った。
最近、面白い記事がなく 買うのを控えていたのだが、新聞広告で見た
「ツイッターが日本を変える」という見出しの座談会に惹かれた。

出席者
岩上安身:フリーランス記者、ノンフィクション作家
上杉隆:気鋭の政治ジャーナリスト
亀松太郎:ニコニコ動画編集者
畠山理仁:元週刊誌記者、ブログ「永田町記者会見日記…」

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首相を初めさまざまな記者会見が開放された結果、フリーの記者も
そこに出席できるようになった。
岡田外相が「面白かった」と感想を語っていたが、これまでと違った
角度からの質問が飛び出すなど、変化が生まれたのは事実なのだろう。

上杉によれば「政治家秘書時代を含めて15年間、永田町にいるが、
ここ3,4ヶ月の変化ほどすごかったことなない」そうだ。

その変化をもたらしたのはツイッターの存在だ。
既存のメディアに属す新聞・テレビの記者たちは、印刷されるまで、
あるいはニュースの時間まで取材したものを発信することはできない。
しかし、その“縛り”がないフリーの記者たちにとってツイッターは
大きな武器になる。

質問する、会見者が答える…その一部始終をわずか数十秒、数分遅れで
どんどん発信していく。

畠山:会見中にツイッターを見ていると、「こういうことを聞いたら
いいんじゃないか」とか、つぶやきが集まる。自分がたまたまその場に
いるだけで、外部との連絡ができるツールとしてツイッターがある。

ツイッターを介して政治との距離が縮まったのは確かだろう。
しかし、それにしても、“…永田町を変えたツイッター「四天王」”という
触れ込みの4人が出席したこの座談会の中身は薄い。
最後の部分では、司会をした週刊朝日の女性記者にツイッターを始めさせ、
見る間にフォロワーが増える様子を見せ、上杉の「それでは、○○さんも
ツイッターデビューしたことだし、ワインを飲みながら2次会と行きますか」で
締めくくっている!

きっと、2次会の話のほうがはるかに面白かったに違いない。ハハハ。

バンクーバー・オリンピックからツイッターを本格的に初めてほぼ4カ月、
気が向いたときにつぶやいているが、このツールにはいい面と危うい部分が
同居している。
最高の魅力はブログより簡単に自分の意見をいつでも発信できる点だ。
その意見をベースにフォロワーとの間でしばらく“会話”が弾んだりするのも
楽しいものだ。
ただし、140文字に限定されていることで言葉足らずになり、誤解を招く
可能性は常にある。

もっと大きな問題は“なりすまし”だろう。
有名人であればある程、その人物になりすまして、赤の他人が情報を出す…
新総理大臣になりすましたツイッターがすでに数件、現れているという。
内容次第では極めて危険だ。“利便性”とうらはらの“危うさ”は見極めが
難しい分、厄介な問題だ。

ツイッターをやっていると世論が分かる…というのも無理がある。
このツールを使うのは中学生から年寄りまで幅は広いだろうが、あくまで
“限られた層”であることを忘れてはいけない。世論と言えるものではない。
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鳩山前総理のツイッターはおそらくスタッフが意を汲んで書いたものだろうが、
現役大臣や議員の中には自分で書いていると思えるものがあった。
それが公のものかどうかというのも判断が難しい。間違った情報、あるいは
虚偽の情報を流した場合の責任をどうするかも問題になる。
未成熟のツールであることを体制の側も報道する側も十分心得て使うことが
求められる。
特に 選挙運動にツイッターを使うことには慎重であってほしい。

もちろん、“庶民”はどう使おうが自由だ。
…だから、菅新総理の会見を聞きながら2度つぶやいた。
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質疑に移ったところで「この人の話には
“まさに”が多いね」と妻に話した。
偶然だが、そこから1分足らずの間に
3回も発してくれた。
期待にはこたえてくれる男らしい。ハハハ。

上杉の言い訳

「小鳩退陣と上杉の“誤報”~遅ればせ…ですが~」に
書いたとおり、上杉は、「鳩山辞任はない」と言い切り、
翌日、鳩山が辞意を表明するという“失態”を演じた。
予測が外れることはあるのだから、そのこと自体は
たいしたことではない。翌日のラジオに出演して、
ふざけながらではあったが、不明を恥じていた。

しかし、今週号の週刊ポストには驚いた。
「鳩山小沢電撃W辞任全真相」という見出しをつけた巻頭特集のトップに
上杉の記事を載せている。
その中で彼は「“誤報”(この言葉は当たらないのだが)の原因は鳩山氏の
性格を忘れ、小沢氏の決意を読み違えたことだった」と書いている。

距離は置いているものの“上杉ウォッチャー”***としては恥ずかしい。
これでは、“記者落第”だと自ら宣言しているようなものだ。
邦夫の秘書を務め、今でも鳩山家には太いパイプがあるようなことを言い、
小沢にも一定の理解を示してきた男にしては情けない言い訳だ。

「小鳩退陣と上杉の“誤報”…」(http://bit.ly/b3ei6G)

***上杉隆を気鋭のジャーナリストとして応援していた時期があった。恥ずかしい!


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by toruiwa2010 | 2016-07-02 08:30 | 自薦・厳選300? | Comments(0)
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