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岩佐徹のOFF-MIKE

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新しい都知事が生まれた~前途は多難だけど~16/08/01

小池百合子が2位の増田寛也に100万票以上の大差をつけて当選した。
ワールド・クラスの大都市、日本の首都、東京に史上初めての女性知事が誕生した。
私が投票したのは別の候補者だった。その意味では少し残念だが、これはこれでいい。
民主主義国家でフェアな選挙をした結果だし、日本の人口のおよそ1割が暮らす大都市で
女性の首長がどんな“マツリゴト”をするのかに関心があるからだ。
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選挙はフェアだったと思うが、期間中の報道や候補者同士の中傷合戦には辟易した。
週刊文春や新潮が報じた記事が“程度”は分からないまでも、鳥越俊太郎の得票に影響を
与えたことは否定できないだろう。望んだかどうかは別にして、小池陣営に“追い風”を
吹かせたことになる。

あのタイミングで報じたことについいて文春がもっともらしい説明をしていたが、微妙だ。
百歩譲って、記事の中身に何パーセントかの真実があったとしても、特定候補者にとって
明らかに不利に働く記事だっただけに意図的だと言われても仕方がないと思う。

そうか、リオの閉会式で五輪旗を受け取るのは女性知事になったか。時代…だね。
勝因についてはいろいろ言われているが、小池には初めから四面楚歌の中でこの選挙を
戦い抜く“気構え”が見えた。
女性であることは間違いなくプラスに働いたと思う。投票用紙に「小池百合子」と書いた
有権者の多くは彼女が東京のトップになる姿をイメージしていたに違いない。

反面教師にしたいほど“ややこしい老人”になってしまった元知事も小池知事の誕生に
一役買ったのではないか?増田寛也の応援集会によろよろと現れた石原慎太郎は名前は
出さなかったが、“年増だ”“厚化粧だ”と余計な言葉を口にした。対立候補をけなせば
応援になると思ったのだが、ののしられた小池にはむしろプラスになった気がする。
“いじめ”の構図を露骨な形で天下にさらしてしまったのは自民党にとって誤算だった。

“病み上がり”発言の前までは、私自身も彼女に一票を投じる可能性が少なからずあった。
発言そのものよりもテレビで鳥越から「そう言ったのか?」と聞かれたとき、間髪入れず、
「言ってません」と答えたことに失望した。まったくの嘘だからだ。
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増田…人柄が地味なのは生まれつきだからどうにもならない。周りの個性が強烈なだけに
逆にプラスになるのではないかと思ったが、最後まで存在感が薄かった。政策を語れば
きちんとしていたが、東京都知事はそういうことで選ばれるわけではないようだ。

与党が分裂したために有利と言われた野党統一候補・鳥越は始まったばかりのときこそ
リードしていると言われていた。“大差の3位”の原因は準備不足、力不足に尽きる。
週刊誌の記事はともかく、政策がない、演説しない、目線が高め、過去の主張との矛盾…
メディアが突っ込まなくても、誰の目にも明らかだった。
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“本気度”にも疑問符がついた。
猛暑の中で常にジャケットを羽織り、タスキをかけなかった安っぽい“ダンディズム”は
ともかく、どこかに“カッコよく戦いたい”という姿勢が見えていた。落選あいさつでも
「基本的には私の力不足」と認めつつ、増田のように「申し訳ありませんでした」とは
言わなかった。私個人は彼でなくてよかったと思っている。

さて新都知事だ。
都連を敵に回してのスタートだから前途は多難だ。
「都民ファーストでやれば…」と言っていたが、相手は海千山千だ。健闘を祈る。
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by toruiwa2010 | 2016-08-01 08:11 | 岩佐徹的考察 | Comments(0)
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