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岩佐徹のOFF-MIKE

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鬼門・匹敵・かざす・ひもとく~参考になればさいわい 1 ~ 16/08/05

ほぼ毎日 記事を書いているので“言葉”には敏感になります。だから間違いはしない…と
言えればいいのですが、残念ながらそうではありません。
できるだけ手抜きをせずに 間違っていないことを“確認”しますが、急いでいるとき、
疲れているとき、どうしてもおろそかになります。こわいのは、これは問題ないだろう、
ずっと使ってきたんだから…とチェックを怠るときです。油断、思い込みですね。
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参考にさせてもらっている毎日新聞・校閲部のツイッター***は有難い存在です。その中に
「直す? 直さない? マスコミの用語担当者が気になる表現」というシリーズがあります。
本来とは違う意味合いで使われている言葉や、辞書ではあまり見つからない表現について、
「直す」か「直さない」かをマスコミ各社の用語担当者に聞いてまとめた記事です。

ときどき、「あっ、俺もやってしまってるかもしれない」と思うことがあります。
検索をかけて、“セーフ”と分かったとき、ホッとします。ハハハ。
たとえば…
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鬼門
同校にとって、準決勝が鬼門となっている。
直す=14社  直さない=7社

「壁」などに直すという声が多かった一方で、「辞書でも 場所だけでなく
相手や事柄など幅広い物への苦手意識としていて、違和感を覚えない」など、
直さないとする声も3分の1を占めた。


辞書に掲載されている一般的な意味の例
「その人にとって苦手で避けたい人や場所、事柄」
(太字の部分はブログ「毎日言葉」の記事を私がアレンジしています)

これまで4500本ほどの記事を書いてきたこのブログで“鬼門”を使ったことはないと
信じ込んでいましたし、“鬼門”の意味は正確に把握していたつもりでした。
分からないものです。4本ありました。

・上海での成績は、これで0勝4敗。鬼門ということなんですかね。(テニス記事)
・鬼門の1回を無失点で切り抜けたときからいい予感はあった。(MLB記事)
*黒田についての別の記事でも“鬼門の1回”と。
・アストロズ戦のファウラー(バッター)が鬼門になるかもしれません。
・フェデラーにとって、南米・アルゼンチンは“鬼門”なんでしょうか?

もともとの意味からいえば3回は正しく使い、1回(鬼門の1回)は少々怪しい、あるいは
間違たつかいかたをしていたことになります。脳に刻み込みました。ハハハ。
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匹敵
都議会でのセクハラやじは議員辞職に十分匹敵する。
直す=19.5社   直さない=1.5社

ほとんどの社は「値する」「相当する」に直すとした。理由としては「“匹敵”は
“程度が同じぐらい”のものを比較する語のため」などが挙がった。

しかし、「価値が同程度という本来の意味からさほど外れているとも思えず、迷う」
「許容範囲と考える」という意見も少数ながらあった。


辞書に掲載されている一般的な意味の例
「価値や能力などが同程度である」

・日本の野球を考えると3.00に匹敵すると思います。
・2004年にもらったギャラクシー(月間)賞にも匹敵するご褒美かもしれません。
・もし達成したら私の二度のグランド・スラムに匹敵するだろうね。
・成績は22-5とマレーに匹敵し、
・釜本に匹敵するプレーヤーの出現も…(引用:賀川浩)
・ジョー・ディマジオの56試合連続安打にも匹敵する
・両チームの移動距離は大陸横断に匹敵する   ???
・陸上の800メートル走に匹敵するとされる
・百歩ゆずって、川端康成や大江健三郎に匹敵する作家だったとしよう。
・ここの80%はよその100%超に匹敵します。
・イチローの200安打に匹敵します。
・6位だったが、メダルに匹敵する感動的なパフォーマンスだった。
・ほぼ匹敵する数の安倍総理のポスターも散在する

私の過去ブログからは13例見つかりましたが、間違った使い方はしていないようです。
これ、間違えるようだと心配です。ハハハ。
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かざす
バーコードリーダーを商品にかざして値段を読み取る光景も…
直す=6.5社  直さない=14.5社

「直さない」理由としては、「手をストーブにかざす」と同様だという見方が
複数のほか、本来の使い方からそう外れていないという意見や、言い換えが
見つからないという声も。
しかし違和感の表明も一定数あり、「直す」とする意見では直し方の例として
「当てて」や、「バーコードリーダーで商品の値段を」などを挙げた。


辞書に掲載されている一般的な意味の例
「頭上や顔の前を手や物で覆って光を遮る。熱や光が当たるよう手などを差し出す」

・構えに入る前に何度となくエアーに手をかざすために
・もう一度ダグアウトから顔を出して帽子をかざすまで続きます。
・子供が首から下げたPASMOを機械にかざすと
・振り向いた若者が右手の親指をかざすと 
・こきざみに震える手でトーチをかざす彼を見たとき 
・“権威”を振りかざすような石原の“もの言い”にも
・彼らの前に権威を振りかざす医長が立ちふさがった  
・調子に乗った週刊誌は“正義”を振りかざすだろが、

初めの2例はセーフでしょうが、三つ目は怪しいですね。そして、トーチは「掲げる」と
書けばどうということはなかったのにと、読んですぐに思いました。ハハハ。
最後の2例…“かざす”も“振りかざす”も漢字は同じ“翳す”ですが、“振り”がつくと
意味はだいぶ違って来るようです。
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ひもとく
17年間にわたる平田容疑者の逃亡生活の様子が徐々にひもとかれてきた。
直す=20社 直さない=1社

「ひもとく」は「解き明かす」などの意味合で使われることが多くなっているが、
その意味を採用している辞書はまだ少ない。「歴史をひもとく」などという形なら
多少は違う結果になったかもしれないが、今回の例文では許容範囲としたのは
1社だけだった。
直し方は「明らかになってきた」「分かってきた」「解明されてきた」など。


中には「『ひもとく』を『解明する』意味では使わないことをはっきり決め、
“参照する”と置き換えて違和感があるものは直す」という社もあった。

辞書に掲載されている一般的な意味の例
「書物を開いて読む」

・彼の“歴史”をひもとくと、“相変わらずだなあ”と(テニス記事)

これは問題ないでしょう。
一つ一つ、検索すると気ドキドキします。ハハハ。

***毎日新聞・校閲部のツイッターは→ @mainichi_kotoba

拙句

昨日のTBS「プレバト」を見ながら…
見たまんまで恐縮。ハハハ。

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by toruiwa2010 | 2016-08-05 08:33 | 岩佐徹的考察 | Comments(0)
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