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岩佐徹のOFF-MIKE

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そりゃないぜ、ベイビー! 自薦・厳選300? 16/08/20

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えっ、そこで終るか !!

~やっちまったね、フジテレビ~ ( 2010.09.16 初出 )

じっと見つめあう二人。男の手が伸びて女の肩を優しく引き寄せた。男が口を開いた…

追い詰められた男が崖の端で体の向きを変えた。刑事が叫ぶ。「おい、早まるんじゃない」…

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たとえば、そこでいきなり、アナウンサーが画面に登場して「番組の途中ですが、ここで、

台風関係のニュースをお伝えします」と告げたら、どうします?

腹立ちまっせ、そりゃあ、ねえ。ハハハ。

ゴルフのフジサンケイ・クラシック最終日を放送していたフジテレビが、言ってみれば、

それと同じことをスポーツ中継でやっちまいました。

朝、テレビ欄を見たときに、1時から放送が始まると分かって、「へえ、NHK並みに、

生中継するんだ」と思いましたが、実際は違いました。


大会の目玉、石川遼と彼の高校の先輩、薗田俊輔が72ホールを終えて、スコアがピタリと

並んでプレーオフになったとき、「それでは、ここから生放送でご覧いただきます」という

アナウンスがあって「なるほど、数十分遅れの“ディレー生”なんだ」と分かりました。

そして、このとき、二人のプレーオフはすでに4ホール目に入っていました。

「ありゃ、これはもしかすると時間内に終わらないんじゃないか」と心配になりました。

どこの局が中継していても気になりますが、母局ですから余計に…。ハハハ。


245分ごろから、立て続けに呟きました。


ライブじゃなかったんだ!しかも、このタイミングで

生に降りられるとは! 

フジテレビ、願ったりかなったり…しかし、決着まで

入るのか?無理だなあ。延長はできないと思うぞ。


55分までの枠だと思ったが59分までか。ぎりぎりで入るか?

これが入れば優勝…で切れたら目も当てられないぞ。


わあ、ダメだ。これだから生は怖い。

私も40年近く前に青木功・島田幸作のプレーオフが

切れてしまった経験がある。

最後に「時間が迫ってしまいました」は日本語として

ダメだろう。 ***


はじめは、“ナマ風”に放送していたのに途中から“本当のナマ”に切り替えるというのは

いささかみっともないことですが、二人が2打地点に向かって歩くあたりからライブで

放送できるのはラッキーだと思いました。しかし、すぐに「待てよ」となったのです。

結局、二人がグリーンに上がったあたりで放送時間がなくなってしまいました。


***“迫った”ではこれから放送が始まることになります。

言うなら「放送終了の時間が」でしょうね。

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ツイッター上にも非難の声が殺到していました。まあ、あそこで放送が切れたら誰だって

何か言いたくなるのも分かりますが。ハハハ。

そこで、及ばずながら、テレビ側の事情を呟きました。


ゴルフを延長しないのと競馬を遅らせるのとをはかりに

かけたら、問題になりません。ハハハ。

ネットの事情もあってNHKのようにはいかないのです。

十分にリスクを読み込んで時間設定したはずですが。

来年はまた4時からの録画放送に戻すことになりそう。

ハハハ。


尻切れで視聴者激怒!分かるが民放はネットの調整など

複雑な作業が必要なので延長はどこがやっても無理。

POも折り込んでスタート時間と放送枠を設定しても

こうなる。ダメなら4時からの録画で途中から結果が

分かる放送で我慢する。怒る権利はあるが。


よくよく番組表を見ると4時と4時半の枠に(変更の場合あり)

注意書きあり。このケースもあると覚悟はしていたのだ。

ならば、放送終了のところでその旨を言えばよかったのに。

競馬を見ない人は知らないままだ。

それにしても1時間で編集は大変。


民放のゴルフ中継は録画放送が普通です。終わりの時間が読めないからです。

普通にラウンドして18ホールで決着がつくと分かっていれば、問題はありません。

しかし、突然の雨でプレーが中断したらどうする?プレーオフだって考えられるし…

そうなると、生は難しいのです。

プレーオフを考慮して放送時間枠を設定するか、となっても、何ホールかかるかまでは、

誰も予想できませんから、とても悩ましいところです。ハハハ。


何があっても決着シーンを放送できるようにしなければいけません。しかも、民放には、

スポンサーのお偉方が登場する表彰式を必ず放送しなければいけないという“縛り”が

あります。「試合が思った以上に伸びたので表彰式が入りませんでした」という言い訳は

成り立ちません。それでは“おあし”がもらえません。ハハハ。

そこで、編集する時間を十分に取って、録画放送を選択しているのです。

このために、終盤になると、残り時間を考えたら誰が優勝したかが分かってしまうという、

実に困った現象が起きるのです。


この日のフジテレビでネックになるのは3時からの「みんなのケイバ」です。

特別の場合を除いて、この番組は“いじれ”ません。

フジテレビの制作陣と大会を運営するトーナメント・ディレクターが話し合ったはずです。

プレーオフも考慮に入れて、それでも表彰式が放送枠に入るようにするには、最終組の

ホールアウトを○○時、逆算してそのスタートを○○時、さらに、そこから逆算して、

1組のスタートを○○時と決めていったでしょう。


たぶん、第1組のスタートは「もうこれ以上はいくらなんでも」と言うぐらい早い時間に

設定したはずです。プレーオフが何ホールかかると想定したかは分かりません。

この日、両者が譲らず、3ホールやっても決着しなかったのはフジテレビに“ツキ”が

なかったということでしょう。

2打リードしていた薗田が18番でボギーを打ったとき、後ろの組で1打差を追う石川が

バンカーに入れたとき、そこからピンそばに寄せたとき…そのたびに、関係者は一喜一憂

したに違いありません。ハハハ。


結果は、ゲームは最高に盛り上がりましたが、視聴者は置いてきぼりを食いフジテレビは

相当なお叱りを受けたはずです。

まあ、来年は、元の録画放送に戻ることでしょう。ハハハ。


ちなみに、私が経験した“尻切れ”放送は、1973年に横浜カントリー・クラブで行われた

ペプシ・ウイルソン・トーナメントです。

若き日の青木功と島田幸作のプレーオフは決着まで6ホールもかかったのです!


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by toruiwa2010 | 2016-08-20 08:30 | 自薦・厳選300? | Comments(0)
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