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岩佐徹のOFF-MIKE

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おまけの85点「四月は君の嘘」~面白かった“…ヒップホップ”~16/09/16

アンナとアントワーヌ 85


悠然と牛が歩き、道の真ん中に泰然とうずくまるインド・ニューデリーの雑踏。

もっと人が集まり、混然としているガンジス川のほとり。

その中で男がカメラを回していた。インドの名匠、ラウール監督だ。新作の撮影中だった。

街の宝石店で一人の青年が強盗を働き、仲間と逃げる途中で若い娘をはねてしまった。

車から飛び降りて娘を助け、病院に運んだ青年は逮捕されるが、2人は恋に落ちる…という

実話を当事者を起用して撮っていた。タイトルは「ジュリエットとロメオ」。


空港に渋い中年男性、アントワーヌが降り立った、

映画に使う音楽のためにラウールが招いたフランス人の作曲家だった。

その夜、彼のために開かれたレセプションで隣に座ったのインド駐在フランス大使の妻、

アンナだった…

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夫を愛しているのに子供がいないことが悩みのタネだったアンナはインド南部の村への

旅に出ます。聖者アンマに会って抱擁してもらい、子供を授かることを願っての旅です。

ちょっとした経緯でアントワーヌが同行することになります。そこから、お察しの通りの

物語になっていきます。ハハハ。


フランス映画らしく、かなり、しゃれた作りになっています。終わって外に出るとき、

前を歩いていたかなり高齢の女性が首を振りながらぶつぶつ言っていました。

「さっぱり分かんなかったわ。ちんぷんかんぷん…」。はっきり聞こえる独り言でした。

その気持ち、分からなくはありません。一つのシーンを長く描いたかと思えば、断りなく、

カットが変わると 少なくとも数日は過ぎたと思える時間の経過があったりします。

“実は夢だった”というシーンもいくつかあって、観客は頭の中で“この部分は夢”と

修正しながら見ないと混乱するのです。ハハハ。


終わり方がとても気に入ってます。“ノドから手が出るほど”書きたいですが、ネタバレに

なるので書きません。老婦人のように“わけ分らん”と思う人もいるでしょうが。


アスファルト 80


郊外の古びた団地で住民集会が開かれていた。故障したエレベーターをどうするかについて

話し合いが進み、一人当たりおよそ500ユーロを出して修理する方向でまとまりかけた。

しかし、ただ一人、スタンコビッチだけは賛成しなかった。彼の部屋は2階だったから

エレベーターがなくても困らないのだ。「使わないのに金を出す必要はない:と主張する。

賛成派が別室で話し合った結果、スタンコビッチには「金を出さないなら使わせない」と

通告された。別に問題はないはずだった…

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スタンコビッチと看護師、高校生と今は売れなくなった女優、アメリカの宇宙飛行士と

アルジェリア出身のおばあちゃん…3組のエピソードが同時並行で描かれます。

爆笑するような話ではありませんが、“それなりに”面白いです。


はじまりはヒップホップ 85


太平洋を越えて会話が進んでいた。

ニュージーランド本島の東に浮かぶちっぽけな島、ワイヘキからかけているのはビリー・

ジョーダンだ。電話の向こうはラスベガス。ビリーは彼女が振付師としてかかわっている

ヒップホップ・グループを世界選手権に特別出場させてくれないかと掛け合っていた。

“ただの”グル-プではない。メンバーは66歳から94歳までの“シニア”だった。

相手も興味を示し、話を進めることになった。


ビリーはもちろん、メンバーたちの日常が一変した。全員が“ベガスへ行こう”で一致し、

練習にも熱がこもった…

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喜んだにはいいのですが、簡単には生きません。メンバーの生活レベルはいろいろです。

費用は自分たちで工面しなければいけないのですが、出せる人、出せない人がいます。

持病があるためにためらう人もいます。ビリーは一つ一つ解決していきます。長旅を経て

ラスベガスに着いたグループが現地を興奮に巻き込む成功をおさめるまでを描いたこの

ドキュメンタリーはかなり楽しめます。

原題は「HIP HOP_ERATION」ヒップ・ホペレーション…でしょうか?

腰の手術をした老人が多かったために“ヒップ・オペレーション”と“ヒップホップ”で

合成したものです。


四月は君の嘘 85


その少女が演奏を始めた途端、コンクール会場の空気が一変した。

それまであまりにも退屈な楽譜通りの演奏が続いていたせいだ。

宮園かをり(広瀬すず)のバイオリンは実に自由奔放だった。楽譜の指示を完全に無視して

コンクールとしてはダメだったか、魅力があって審査員や観客の心をつかんだ。

有馬公生(山崎賢人)もそのひとりだった。天才少年ビアニストと騒がれたこともあつたが、

ある時を境に演奏中に音が聞こえなくなるようになり、ピアノに向かえなくなっていた。

厳しいピアノ教師だった母の死が関係していた。

一方、相手がたじろぐほど積極的で明るい性格のかをりもまた秘密をかかかえていた…

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物語としては残念ながら平凡です。85点もおまけです。広瀬が素晴らしいからです。

映画でもドラマでも、音楽が大事な要素になっている場合、楽器の演奏シーンは厄介な

ものだと思います。特に、アイドルやイケメン俳優を人気だけを頼りに主役に起用した

作品では「それじゃあ、ちゃんとした音が出るわけないだろう」と呆れるしかない幼稚な

演技を見せられることになります。


この映画の広瀬は堂々として、いかにも“彼女が動かす”弓から音が生まれているような

錯覚を覚えます。

この映画では同世代の高校生を演じていますが、演奏場面でハイヒールを履き、ドレスに

身を包んだ彼女にはもう十分に“大人の女性”の雰囲気があると思いました。

いまはまだ、幼さも残る役柄の広瀬すずを楽しみたいですが、20歳を過ぎてからの彼女が

どんな演技を見せるか、今から期待が膨らみます。それまで元気でいたいです。ハハハ。


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by toruiwa2010 | 2016-09-16 08:30 | 映画が好き | Comments(0)
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