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岩佐徹のOFF-MIKE

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「怒り」俳優がみんないい~広瀬すずの覚悟を見た~16/09/23

怒り 90


捜査員が到着したとき、現場の状況は凄惨なものだった。浴室に男女の遺体があった。

女は浴槽の中だった。犯人がそうしたのだろう。浴室はもちろん、廊下まで血の海が続き、

物入れの扉に被害者の血で書いたと思われる文字があった。


「怒」。


犯人はすぐに特定され、指名手配されたが、一年がすぎた今も逮捕には至っていない。

変装、整形が疑われた。


三人の若者が登場する。

千葉の漁協で働く槙(渡辺謙)のところにふらりと舞い込んできた田代(松山ケンイチ)

ゲイの優馬(妻夫木聡)がサウナで拾い、その日から自宅に同居させている直人(綾野剛)

内地から沖縄に来た泉(広瀬すず)が離れ小島で出会った“田中”(森山未來)

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槙には家出して風俗で働いていたところを連れ戻された娘・愛子(宮崎あおい)がいます。

優馬の母親は末期がんでホスピスにいます。

泉が小島に行くとき、ボートで送ってくれる少年・辰哉は彼女に好意を寄せています。


笑うところなど1シーンもない映画です。重さが胸の底にズンと響きます。

勧善懲悪ではなく、“一組”を除いてハッピーエンドではありません。

家族を、友を、愛する人をどう信じるかが問われる映画です。見ごたえはありました。


出演者全員が渾身の演技を見せています。この中の誰もが賞に値すると思います。

中でも広瀬すずにやられました。これまでの青春映画で見て来た彼女とは違う一面を

見せています。普通、いま人気絶頂の若手女優はやらないだろうと思うシーンに出会って

彼女の“覚悟”を見た気がします。“迫真”でした。


池脇千鶴、高畑充希も出番は短かったですが、しっかり存在を示したと思います。

現場の空気が彼女たちにも伝わったのでしょう。


蛇足ですが、この映画では男同士の“ラブシーン”も描かれています。正直に言うと、

少しもきれいじゃないし、私はげんなりしました。差別する気はないつもりですが、

これからますますこういうシーンが増えるのかと思うとね。必要なシーンだと言われれば

それまでですが、妻夫木と綾野の激しいキスシーン、見たいですか? えっ、見たい!?

それじゃしょうがないか。ハハハ。


オーバー・フェンス 85


車のドアが開く前から女の声が聞こえていた。

「態度や言葉で愛情を示しているかって言ってるの」と男をなじっていた。

彼女は「ダチョウなんかこうだから」と、奇声をあげながら求愛のダンスを始めた。

それが白岩(オダギリ・ジョー)とサトシ(蒼井優)の出会いだった。


白岩は小さなアパートで一人暮らし、バツイチで子供がいるが、別れた妻のところにいる。

いまは職業訓練学校で大工の勉強をしているが、将来の見通しは立っていなかった。

男のような名前を持つサトシは、昼間は遊園地で働き、夜はホステスをしていた。

ある日、訓練校の仲間、代島(松田翔太)に誘われて行ったクラブで二人は引き合わされた…

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函館を舞台にした映画です。

テアトル新宿で上映開始2日目、3連休日の真ん中の土曜日に見ました。15分前に劇場に

着くと大勢の人がいて、そこには作品への期待感が満ちていました。

私も、こういう小品の中に見逃すと口惜しいものがときどきあるので出かけました。

結果は…“星二つはーん”というところでしょうか。ハハハ。

オダギリ、蒼井、松田…いいですね。オダジョーがラスト近くで泣くシーン、よかった。


せっかく、函館を舞台にしたのなら、もう少し生かしてもよかったかなあと思います。


グッバイ・サマー 80


早朝の日が差し込む狭い部屋でまだベッドの中だったが、ダニエルの目は醒めていた。

家の中のどこからか、朝のルーティンが聞こえてくる。

部屋の反対側の二段ベッドで兄は熟睡中だ。

枕元のデジタル時計の文字が“6;00”を指し、アラームが鳴り始めたとたん、ダニエルが

手をのばして止める。母が出かけて行く気配がした。


小さなキッチンでカフェオレとクッキーで簡単な朝食を済ませたダニエルはベッドに戻り、

めざましを“7;00”に直して二度寝を始めた。兄はずっと熟睡している。父が出かけた。

また、いつもと同じ一日が始まるのかと、ダニエルの気持ちは重かった。

しかし、この日、転校生・テオの席が彼の隣りになったことで退屈な日常が一変する…

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目立ちたがり屋のテオと見かけが女の子のようでシャイなダニエルはたちまち意気投合し、

二人は朝から晩まで行動を共にするようになります。他愛のないことが二人なら楽しい。

やがて、“彼らにとっては”壮大な計画を思いつき、実行に移します。

町中からガラクタを集め、“走る家”を作って旅に出ようというのです。


中学のころを思い出します。そのころは友だちもいたし。ハハハ。

親しかった4人の仲間と奥多摩の方に出かけ、河原にテントを張り、飯盒でカレーを作り、

ワイワイ言いながら楽しみ、いざ、寝ようかというときになって、すぐそばに結構

大きな音を立てている滝があることに気づくという…。ハハハ。


二人の少年が経験する私などよりはるかに豊かな冒険旅行は楽しめます。


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by toruiwa2010 | 2016-09-23 08:20 | 映画が好き | Comments(0)
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