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岩佐徹のOFF-MIKE

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グダグダ言わないMLB 自薦・厳選300? 16/09/25

この記事で書いている“中身”はとても関心を持っていることなので

何度か書いています。“自薦・厳選”で更新したものもあります。

今回の記事については、検索した結果、一部が1年以内に更新した

記事にも採録されています。ご容赦ください。

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MLB 最終週へ

~残り試合の凸凹~ ( 2010.09.27 初出 ) 

東と西では時差が3時間もある広大な国で162試合の長丁場を戦ってきたメジャー・

リーグが間もなく最終週に入ろうとしています。

現在の順位表を見ると、最後まで優勝の行方が分からないのは2地区です。

その一つがア・リーグ東地区です。2位のレイズとの直接対決で初めの2試合を連勝した

ヤンキースが2.5ゲーム差として優位に立ちましたが、そのあとの2試合を含んで4連敗、

一方のレイズが4連勝したため、一気に順位が逆転しました。

メジャーでは最後の10日、1週間で追いついたり、ひっくり返ったりすることがしばしば

あるだけに、ファンは最後まで手に汗握ることになるのです。

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この興奮が可能なのは、この時期になると、少なくとも優勝を争っているチームの残りの

試合数が並んでいるからです。

メジャーの日程は、開幕日こそバラバラですが、全チームが103日に閉幕することでは

完全に足並みがそろっています。

雨で中止になると翌日、ダブルヘッダーにする、事情が許せば旅行日をつぶしてしまう…

さまざまな方法で試合を消化していきます。


3年前の開幕直後にクリーブランドで行われる予定だったインディアンズvsマリナーズが

4日連続の雪のためにすべて中止になりました。

5月と6月に一試合ずつ消化しましたが、一試合だけ残ってしまいました。どうしたか?

9月末にシアトルでの3連戦の2日目をダブルヘッダーにして消化しました。つまり、

有利とされるホームゲームをインディアンズは敵地でプレーしたのです!

インディアンズは大差をつけて首位を走っていましたから、問題はありませんでした。

かといって、僅差で首位争いをしているときでも、それしか方法がなければ、たいして

もめることもなくインディアンズは試合をしたことでしょう。

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この年のインディアンズは、もっと“凄いこと”をやってのけています。

マリナーズの試合を中止に追い込んだ大雪はその後もやむ気配がなかったため翌日からの

エンゼルスとの3連戦をなんと、ブリュワーズが遠征に出かけたあとのミルウォーキーで

プレーしたのです!!なんという融通性でしょうか。


どうしても消化できない試合は、それが優勝争いに関係がない限り打ち切りになります。

過去の順位表で試合数が162になっていないチームがいくつかあるのはそのためです。

その一試合にタイトルや20勝、200安打がかかる選手がいてもお構いなしです。

ペナント・レースは優勝チームを決めるためにやっているのだから、個人記録は関係ない

というのが彼らの基本的な考え方なのでしょう。

日本だったら、きっと愚痴やクレームが聞かれるはずです。

…というか、優勝は決まっているのに残り試合をだらだらと消化したり、極端な場合は

日本シリーズが始まっているのにほかのチームが消化試合を戦っていたりする日本野球では

起こり得ない話でした。ハハハ。

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その日本プロ野球の順位表はこんな具合です。

昨日、ソフトバンクの優勝が決まったパ・リーグでは3試合、セ・リーグは8試合!!

ええ、最も消化が進んでいるチームと最も遅れているチームの残り試合数の差です。

セ・リーグは“論外”、うまく調整したパ・リーグでさえ、レギュラー・シーズンを終えた

ソフトバンクがクライマックス・シリーズの第1戦を戦うのは1014!! 話にならん。


もちろん、メジャーでもシーズン途中では試合数がそろわない時もあります。しかし、

せいぜい、1-2ゲームです。天候が大きく崩れない限り、日本のように、1位のチームが

全試合を終えたあと、2位のチームが残り試合を消化するのを何日も待たなければ優勝が

決まらない、という愚かな現象は起きないのです。


ただし、“大原則”として引き分けがありませんから、162試合を戦い終えたところで

勝敗数がピタリと並ぶことがあります。

その場合には翌日、どちらかの球場で1試合だけの決定戦を行って優勝チームを決めます。

One game play off”です。 6ヶ月のペナント・レースを戦った挙句、たった一試合で…

非情ですが、それが決まりごとです。


地区優勝やワイルド・カード1位チームを決めるためのこのプレーオフはこれまでに13

実施されたそうです。

1978年にはヤンキースとレッドソックスがフェンウェイで戦いました。

ヤンキースが勝ち、その勢いのままワールド・チャンピオンになりました。

翌日から始まるリーグ・チャンピオンシップ・シリーズに備えて、カンザスシティーに

向かっていた私は、空港からホテルへのタクシーの中からスコアをつけ始めたものです。

ちなみに、この年のヤンキースの成績は10063敗となっています。


個人成績を無視する部分も含めてメジャーのこのやり方は合理的で分かりやすいですね。

しかも、レギュラー・シーズン終了の2日後にはプレーオフが始まるスムーズな流れが

野球ファンの興奮を掻き立てる…見ていてうらやましい限りです。

さて、2010メジャー・リーグの最終週はどんなドラマが待っているのでしょうか。

松井は、メジャー最後の雄姿になる可能性もありますし、イチローはマリナーとしての

最後のプレーになるかも…そんなわけはないか。ハハハ。


日程とは無関係ですが、注目は、現在54100敗のパイレーツがあと何勝するかです。

メジャーには、こんな言い方をすることがあるからです。


どんなに強いチームでも60敗はするものだし、

どんなに弱いチームでも60勝はする。

優勝争いをするチームとダメなチームの差は、

あとの42試合をどう戦うかで決まる。


“どんな弱い”チームでも…と言われる60勝に届きそうもないパイレーツ。

創設1年目のニューヨーク・メッツは40勝しかできなかったし、ナショナルズのように

2年連続60勝に届かなかった(2008-09)、というケースもありますから、そんなに恥ずかしい

ことでもないでしょうが、少なくとも自慢できることではありません。


広島カープは910日にリーグ優勝を決めた。

次に彼らが目の色を変えてプレーするのは

1012日からのCSのファイナル・ステージだ。

MLB関係者には知られたくないね。ハハハ。


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by toruiwa2010 | 2016-09-25 08:12 | 自薦・厳選300? | Comments(0)
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