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岩佐徹のOFF-MIKE

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大茶番だった水道橋博士~いまさら“しくじり”って~ 16/10/20

先月末に放送されたテレビ朝日系「しくじり先生」に浅草キッド・水道橋博士が出ていた。
過去にやってしまった失敗を披露し、反省の弁を語る番組だが、ほとんど見ていない。
この日の放送は、博士が出たと聞いたから録画で見た。
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キャラがキャラだから、博士は長い芸人生活の中でいろいろやらかしている。
“芸風”、“愛嬌”で済むものもあるしそうでないものもある。番組で披露した逸話の中で
最も時間を割いていたのは“生放送中の降板”事件だ。
2013年、やしきたかじんが司会するテレビ大阪の「たかじんNOマネー」の中で起きた。
“慰安婦”問題がテーマで当時の橋下徹大阪市長を追及するのが狙いだったのだろう。
彼のほかに大谷昭宏、須田慎一郎、八代英輝…と揃えたが、基本的に言い負かされていた。

“事件”が起きたのは放送時間の残りが5分ほどになったときだった。
この日何度目かの“橋下演説”が一段落した瞬間を狙っていたかのように画面の外から
博士の声が聞こえてきた。
「あの、橋下さんがコメンテーターは小金稼ぎって冒頭で言ったんで、僕、今日で番組を
降ろさせてもらいます」と言って立ち上がり、資料をまとめた。

そして、もう一度 橋下に向かって「違います」と言った。最後にカメラを見て…つまり、
視聴者にたいして「では、3年間ありがとうございました」と告げて画面から消えていった。
あとに残されたのは、あっけにとられた顔の須田・八代と少し驚いた風の大谷、なぜか、
顔色が変わらない橋下と司会の真鍋かほりだった。
ここで大谷が「“小金”の件は訂正する気はないか」とただしたが、橋下はにべもなく
「ない」と答えていた。

実は、番組の初めの方で、前回の放送中、視聴者に「“慰安婦問題”についての橋下発言を
どう思うか?」と聞いたアンケートへの回答結果が示されていた。“問題なし80%”だった。
感想を聞かれた橋下が「有権者は冷静だ。コメンテーターのように…」と言いかけたが、
思い直して「小金稼ぎのためのコメンテーターとは違いますよ」と言っていたのだ。
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形として、博士はその発言が自分たちを侮辱するものだとして“抗議”の意味を込めて
番組を降りると宣言したことになる。笑った。おかしいよね。橋下が発言してから40分も
たっているんだもの。冷酒やオヤジの説教じゃあるまいし、そんなに時間が経過してから
効いて来るなんて。ハハハ。

怪しい。実に怪しい。“こじつけ”だ。つじつまが合っているようで合ってないのさ。
「しくじり先生」の博士は「あれはパロディだった」と語った。かつて、橋下が番組中に
降板したことがあって、それをパロったのだと。
この件では、当時、師匠のたけしが弟子をかばう発言をしていた。

「あいつはお笑いだから、ただパロディをやっただけ。
本人も『ネタだと分かってもらえなかった』と俺に言いに来たけど、
笑いが取れればよかった。でも、状況的にメディアが真剣に扱い、
政治的な匂いのする単なるケンカになっちゃったのは残念」と。

あのねえ。弟子が弟子なら師匠も師匠…だよなあ。
“ご意見番”とか持ち上げられて、あらゆる事象に厳しいことを言うくせに、弟子には
ずいぶん甘いんだね。ハハハ。
“パロディ”ってのは“オリジナル”がよく知られていなくては成立しないだろう!
橋下の降板劇なんて広く世間に知れていたわけじゃない。第一、アイディアが気に入って
いたにしても、タイミングもパフォーマンスもまるでダメだった。肝心の小金“稼ぎ”が
うまく言えず、小金“騒ぎ”になって出演者から笑いが起きていた。ベテランの芸人が
そこで噛んでしまったら話にならんだろう。

「博士の異常な鼎談」で宮崎哲也と組んでいたときは、「この男。切れるな」と思った。
自分でもそう思っていたかもしれない。きっと、それが失敗の原因だね。

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by toruiwa2010 | 2016-10-20 08:10 | 放送全般 | Comments(0)
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