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岩佐徹のOFF-MIKE

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TSUKIJIに感動~奇蹟がくれた数式good!~16/10/28

築地 WONDERLAND 90


東京湾に朝陽が昇る。新しい一日が始まろうとしている。

しかし、築地市場はすでに日付が変わるころから動き始めている。卸売会社だ。

続けて仲卸商が動く。漁師・卸商と消費者をつなぐ この“物語”の主役たちだ…

残念ながら、フジテレビのアナウンサー時代、築地を取材する機会はありませんでした。

知っているのは場外市場の一角だけです。あと、前立せんがんの手術で通りの向かいの

国立がんセンターに入院中は、毎朝、病室の窓から全体像を見おろしていました。ハハハ。

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この映画は 私が知っていたのは“TSUKIJI”のごくごく一部だったことを教えてくれます。

貴重で素晴らしいドキュメンタリーでした。

ただし、裏側や細部に驚くより しっかり伝わってくる働く人々の“内面”に打たれます。


料理評論家・山本益博が言います。


世界一じゃないよ。世界唯一だ。あれに匹敵するものは世界中に一つもない。

No1ということは2番目、3番目があることになる。そうじゃない。Only oneだ…と。


寿司の名店・九兵衛のオヤジが言います。


あそこがなければ商売にならない。


ほかに、ナレーションや学者や研究者など築地に出入りする人たちの話も出てきますが、

大半がそこで働く人たちのナマの言葉で綴られています。その言葉たちがすばらしいです。

生きています。“作り物”ではない言葉には大きな力があることがよく分かります。

2016112日に幕を下ろす…という当初の予定をうけ、1年以上をかけて制作された

ドキュメンタリー映画です。


1935年に開場した日本最大の卸売市場

広さは23万平方メートル、東京ドーム5個分

そこで働く人、約14000

外から来る購買者、約28000

入場車両、約19000

7つの卸売会社があり、600人の仲卸が日々1600トンの水産物を扱う


数字や情報はたくさんあります。しかし、この映画の主役はあくまで働く人たちだし、

なにより、彼らの“心意気”です。


アイリス・アプフェル、パコ・デ・ルシア、ミリキタニの猫…今年はドキュメンタリーに

いい作品が多いですね。劇映画が振るわないということか?


われらが背きし者 80


ロシア・モスクワ郊外で制服を着た兵士が走ってきた一台の車に停止を命じた。

ウインドウを下げたドライバーに親しみやすい笑顔を向けたのは一瞬だった。

次の瞬間、兵士は自動小銃を車内に差し込むと、ためらわずに引き金をひいた。

後部座席から逃げ出した若い娘を追って林の手前で射殺すると兵士はゆっくり車に戻り、

シートの上に残された木製の箱を持ち去った。


モロッコ中央部の都市、マラケシュ。

休暇中の大学教授・ペリー(ユアン・マクレガー)は妻のゲイル(ナオミ・ハリス)とこの街の

高級レストランで食事を楽しんでいた。しかし、ゲイルの携帯が鳴って、ひびが入った

夫婦関係を修復するための水入らずの時間は終わった。もともと仕事が入る予定はあった。

ゲイルは腕のいい法廷弁護士なのだ。


あわただしくゲイルが去ったあと、隅のテーブルで騒いでいたロシア人のグループから

一人の男がベリーに近づき、一緒に飲まないかと言葉をかけてきた。遠慮するペリーを

男はかなり強引に誘った。ディマ(ステラン・スカルスガルド)と名乗った…

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いささか強引にペリーに接近したディマはロシア・マフィアのメンバーでした。

自分と家族の安全なロシア脱出と引き換えに、巨額のマネーをロンダリング(洗濯)しようと

企てている悪党のリストを西側に提供すると言うのです。

冷戦時代を舞台にしたスパイを描くジョン・ル・カレの小説は数本 映画化されていますが、

私は60年代の「寒い国から帰ってきたスパイ」しか見ていません。主演のリチャード・

バートンの演技が素晴らしかったと記憶しています。


一方、この作品の俳優たちの演技には少し疑問があります。

50年前の 記憶が定かでないバートンと比較するのは不公平ですが、ペリー夫妻がディマに

なぜそこまでかかわっていくのかがよく伝わりません。演出の問題かもしれませんが。


奇蹟がくれた数式 85


ケンブリッジ大学 トリニティカレッジの自分の部屋でハーディは思い出にふけっていた。

インド人の青年とともに難解な数式の研究に取り組んだ日々を。

イギリス人とインド人が互いに理解し合うのはとても難しい時代だった。


二人の出会いは6年前の1914年にさかのぼる。

植民地・インドから届いた一通の手紙が著名な数学者のハーディをびっくりさせた。

差出人はマドラスの港湾局で働くラマヌジャンという若者だった。彼は高い教育は受けて

いなかったが、独学でむつかしい数式を研究した成果を綴ってきたのだ。

ハーディはラマヌジャンを大学に招くことを決めた…

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招かれたことに大喜びのラマヌジャンは新婚の妻を残して、単身 イギリスに渡りますが、

待っていたのは露骨な差別と約束されたはずの研究の発表が彼が思ったほどのペースでは

進まないという冷酷な現実でした。


「『スラムドッグ$ミリオネア」でデビューしたデーヴ・パテール“少年”も今やすっかり

立派な青年になりました。好演しています。



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by toruiwa2010 | 2016-10-28 08:17 | 映画が好き | Comments(0)
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