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岩佐徹のOFF-MIKE

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羽生結弦Vならず!~音楽の解釈って何さ?~16/10/31

宮原知子:悩むねえ


宮原の演技を見ると、ジャンプの安定感は抜群だし、スピードもあっていい出来だと思う。

表彰台には上がったが、本人にとってはまったく納得のいかないGP初戦になった。

SPでもスコアが出たあと「なぜ?」と思ったらしいが、FSでのステップの“評価ゼロ”は

おそらくショックが大きかったと思う。先週の浅田も似たような感想を持ったところが

あったようだ。リンクを十分に使い切っていない…ということのようだが、このように

大きな大会でいきなりバッサリやられるのは何かが間違ってるんだ。早めに解決しないと

いけないね。

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本郷理華:姿勢がよくなってる?


昨シーズンはずっと姿勢の悪さを言ってきたが、首が少し前に出る悪い癖がわずかだが

減っている気がする。新しい振付師のせいか?

SP4位だったが本人は納得していた。しかし、FSのシェヘラザードはどうなんだろう?

物語や音楽が好きでやりたいのだろうが、本郷のスケーティングを生かすかと考えたら

答えはNoではないだろうか?彼女の体の大きさや優しい雰囲気にマッチした曲はほかに

たくさんあると思うのだが。


メドベジェワにべたぼれ?


たとえば、テニスのシュテフィ・グラフがコート入口に顔を見せると、それだけで観客席の

空気が変わったものだ。それぞれの競技で“女王”と呼ばれる存在の選手がいるが、現在の

フィギュアスケートではメドベジェワこそ女王だろう。

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文句なしの優勝だった。言い過ぎかもしれないが、欠点が見当たらない。きっと、専門家も

指摘するのは難しいだろう。コスチュームもすばらしい。ごちゃごちゃ飾る立てることなく、

シンプルで彼女のスタイルと美しさを引き立てている。そのうえで品がある。

同じように手を挙げて跳んでも人と何かが違うよね。いかん。べたぼれだ。 ハハハ。


リプニツカヤが「シンドラーのリスト」を滑ったとき、似たようなことを思ったが、今は

姿を見ない。この競技の動きはそれほど速い。メドベジェワも今後の体の成長などによって

いつまで女王の座に君臨していられるか分からない。その意味で目が離せないね。


羽生結弦とパトリック・チャン


勝ったのはチャンだった。FSの出来はあまりよくなかったが、SPの貯金で逃げ切った。

ジャンプの高さは相変わらずファンの目をくぎ付けにする。

思い切りのいいジャンプを見ていると体の切れがよさそうだ。この人が本調子になると

フェルナンデス、 宇野昌磨と羽生包囲網が完成する。一応

そうなると、今シーズンの男子は面白くなるのだが、羽生の体調が整うと包囲網はあっさり

破られそうな気もする。

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羽生はSPFSもジャンプが思うようにならなかった。

コーチとの間では初戦だからということでコンセンサスができているという。次の試合は

1か月後のNHK杯だ。どう立て直すか…ピョンチャン・オリンピックまでの時間は少ない。

調整を急ぐのか、あくまでじっくりやるのか、判断が難しいところだ。精神力の強さには

定評がある羽生だが、この1か月は考えることが多くなるね。うまく乗り切ったら一回り

大きくなる可能性もある。そうなったら誰も追いつけない。 


誰が解釈するんだい?


今週はスケートについて書くことが少ないのでずっと思っていることを書く。

Interpretation of music(音楽の解釈)についてだ。戯言(ざれごと)と思って読まれたい。


♪ジャ・ジャ・ジャ・ジャーン


ベートーベンの第五交響曲の冒頭は普通このように四つの言葉で表される。

弟子が「この4つの音は何を示すのか」と聞いたとき、ベートーベンは「運命はこのように

扉をたたく」と答えた…とか。本当かね。ハハハ。

そのエピソードを根拠にして、この曲は“運命”と呼ばれている。

この際、あえてそのことには異議を唱えない。


今日、書きたいのは音楽をどう理解・解釈するかという話だ。

毎年 フィギュアスケートのシーズンになると、のどに刺さった小骨のように気になって

仕方がないことがある。“採点”だ。


もっとも、一部で騒がれたような、「浅田真央に不利でキムヨナに有利だ」、「八百長だ」…

という趣旨の話ではない。そんなことは、言いたい奴らに言わせておけばいい。そして、

ムーディ勝山のように“右から左へ”聞き流せばいい。彼らは決して納得しないし、人間が

採点する競技である以上、100%公平で、誰もが納得する採点などあり得ないのだから。

同じ採点競技でも体操は演技だけを対象にしているからまだ分かりやすい。

しかし、フィギュアスケートの採点にはまことに理解不能な不可思議な項目が入っている。

“音学の解釈”だ。笑わせるんじゃないよ…と思う。


選手が滑るときに必ず音楽をかけるのだから、演技がテンポやメロディといかにシンクロ

しているかという点は当然採点の対象になるだろう。しかし、ルールにはinterpretation

書かれている。つまり、“解釈”だ。

文字通りに受け止めたら、選手が曲をどう解釈したかを審判がジャッジすることになる。

そのためには、ジャッジは世界中の音楽に通じていなければいけないことになる。

“カルメン”や“トゥーランドット”ならまだしもって話だ。まして、音楽の解釈はさまざまで

ジャッジが100人いればとらえ方も100通りある。“正しい解釈”もない。

「カルメン(ロミオとジュリエット)の世界をうまく表現していた」などの戦評を見かけるが,

笑止千万だ。

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音楽と同調しているか…だけならまだ理解もできる。そして、ソチ五輪FSのこの項目で

男女を通しての最高点は「ボレロ」を滑ったカロリナ・コストナー(9.61)だったと聞くと

ようやくホッとする自分がいる。それなら文句ないもの。ハハハ。


しかし、選手たちは使う楽曲に合わせてコスチュームも変えている。あくまで、その楽曲の

中身を重視しているわけだ。物語の主人公が悲劇に見舞われれば体をよじって悲しみを

表したりする。それをファンや解説者・記者は“表現力”と呼んでたたえる。理解不能だ。


もっとも、昨日の女子フリーでメドベジェワがフィニッシュで受話器を耳に当てた場面は

ぐっと来たことは認める。“表現力”ではなく“訴え方”として。ハハハ。


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by toruiwa2010 | 2016-10-31 09:07 | フィギュアスケート | Comments(2)
Commented by あや at 2016-10-31 10:09 x
おはようございます。
本郷さんがフリーで使っている曲はシェヘラザードではなくアラビアのロレンスです。
これもジャッジから見ると曲を解釈してないという評価になるのかも知れませんね。
曲の解釈なんて本当に人それぞれでジャッジには分からないですよね。

本郷さんの猫背は少し良くなったのかな?と思いますが、6分間練習中は猫背でした。演技中だけ猫背にならないようにしても難しいですよね。
振り付け師の宮本さんの作品の方が欠点をうまい事ごまかせてましたし、プログラムも良かったです。
身内の鈴木明子さんと組むのをやめた方が良かったのかも。
Commented by toruiwa2010 at 2016-10-31 15:55
あやサン、こんにちは。

間違いだらけですみません。
部分を切り取った音楽で何かの
"世界"を表現することなど、
どんなに優れたスケーターでも
むつかしいでしょう。ハハハ。

本郷はすでにあの姿勢で長い年月を
過ごしたのですから、矯正はよほどの
覚悟が必要だと思います。
でも直さなければ、世界の一流と
勝負はできないでしょう。
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