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岩佐徹のOFF-MIKE

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コンカッション&湯が沸く…85点~残念だった「ティファニー」~16/11/11

コンカッション 85


ベネト・オマル(ウイル・スミス)はピッツバーグがあるアレゲニー郡の監察医だ。

アフリカ出身だ。ナイジェリアの大学を出てアメリカにやってきた。

職場では変わり者で通っている。

解剖を始める前、必ず遺体に話しかけた。「君の助けが必要だ。何があったか話してくれ」。


ある日、一人の男が死んだ。

マイク・ウェブスターはスティーラーズのスーパースターとして活躍し、NFL史上最高の

センターと称された地元のヒーローだった。しかし、近年は奇行が多く、家族を捨てて

野外にとめたおんぼろの車で生活するなど、ホームレス状態だった。


解剖を担当したオマルはじっくり時間をかけた。疑わしい点があったからだ。

健康そうに見える男がなぜ心臓発作を起こしたか?しかも、50歳の若さで。

自費で払うからと上司を説き伏せて高い金がかかる検査を実施した。

その結果から導き出されたウェブスターの死因は意外なものだった。


オマルは図らずも巨大組織NFLを敵に回すことになった…

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人並み外れて体の大きな選手同士が激しくぶつかり合うフットボールはアメリカで最も

人気があるスポーツです。しかし、その“激突”が選手の命を危険にさらしていることを

オマルは告発します。NFLは組織を挙げて防衛します。


2年前、羽生結弦が公式練習中にほかの選手と激しくぶつかっテリンクに倒れこんだとき、

脳震盪を起こしている可能性があるから絶対に出場を取りやめるべきだと思いました。

その怖さについて、いろいろ聞いていたからです。

今では多くの競技でその危険性が指摘される“コンカッション”(脳震盪)についてNFL

真剣に向き合うようになった時期の遅さに驚きます。


正義感の強いオマルをスミスが好演しています。


湯を沸かすほどの熱い愛 85


湯気のごとく店主が蒸発しました。

当分の間 お湯は沸きません。


幸の湯の入口にそんな紙が貼られてから一年になろうとしていた。

朝の食卓で母・双葉(宮沢りえ)と娘・安曇(杉咲花)の小さないさかいが始まった。

テレビに目をやり、箸が動かない娘に苛立つ母。

味噌汁を一口飲んで、「いつもと違う」と口を尖らせる娘。

身支度をしても安曇はお腹が痛い、頭が痛いと、学校に行くのを渋った。

午後、双葉は呼び出しを受けてパート先から学校に駆けつけた。

安曇はいじめにあっていたのだ。


安曇に問題が起きた翌日、今度は双葉に異変が起きた。職場でひどいめまいに襲われて

倒れたのだ。運び込まれた病院で告げられた検査の結果は双葉を絶望させた…

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ステージ4で余命宣告を受けた双葉ですが、落ち込んだのは一瞬でした。

残された日々に何をすべきかを考えて行動に移ります。

家出中の夫(オダギリジョー)を連れ戻し(“コブつき”で)、休業中だった銭湯を再開します。

安曇の問題にも正面から取り組みます。


宮沢の演技は、今の日本映画のレベルだと主演女優の候補に挙がるかもしれません。

杉咲…、うまいなあ、この子は。


ティファニー 80

人影のない早朝の5番街を走ってきたタクシーが57丁目、ティファニーの前で止まると、

黒いイブニングドレスを着た若い女がひとり降り立った。ほっそりと優雅なその後ろ姿は

ため息をつきたくなるようなスタイルの良さだった。長い首の上に小さな顔が乗っている。

ウインドウに近寄り、飾られている商品を覗き込む。持っていた紙袋からプレッツェルを

出すと口にくわえ、続けて、コーヒーが入った紙コップを取り出した…

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すみません。この作品ではなく、有名な「ティファニーで朝食を」のオープニングです。

ティファニーの名前を聞くと必ずこのシーンが頭に浮かびます。ウインドウを覗き込む

女を店内のカメラが正面からとらえると、初めて 大きなサングラスをかけたオードリー・

ヘップバーンの顔が画面に現れました。息をのむ美しさでした。60代以上の人にとって

ティファニーとヘップバーンはイコールと言っていいでしょう。また、この映画によって

日本でこの店の知名度が一気に上がったと言っても間違いではないでしょう。

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このドキュメンタリーは、歴史や裏側について教えてくれることが少なくて失望しました。

新しく知ったというか、忘れていたことを思い出させてくれた事実が二つありました。

ヘップバーンが演じたのは“高級娼婦”だったこと、そして「ティファニーで朝食を」の

原作者はトルーマン・カポーティだった…ということです。どちらも本作とは無関係です。

ハハハ。

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ちなみに、この店には何十回も行っています。妻への土産を買うためです。

出張で海外に行くとき、“土産”は結構、負担になります。しかし、「気持ちだから」と

言われてしまうと、何か持ち帰らないわけにはいきません。ティファニーは“ハズレ”が

なくて助かります。ハハハ。


私の目にも独特の色合いの箱は美しいと思います。

コマドリの卵の色だと言いますが、濃度、明度、輝度…どれひとつでも度数がとちらかに

ずれていたら、ティファニーの成功はなかったかもしれませんね。

そして、その箱に入り、白いリボンで飾られた製品はシンプルで上品…ティファニーの

表現にそれ以外の言葉は浮かびません。

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by toruiwa2010 | 2016-11-11 08:40 | 映画が好き | Comments(0)
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