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岩佐徹のOFF-MIKE

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やっぱり違和感があるなあ~日本死ね:流行語大賞top10~16/12/08

つるの剛士が「保育園落ちた日本死ね」が
流行語大賞トップ10入りしたことに言及。
「汚い言葉だと思う。とても悲しい気持ちに
なりました」とツイート。分かる。
"勢い"で拡散したが、本質をついていたとは
思わない。
生まれ育った国を指して「死ね」はない。
まして大賞など。

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ある女性のブログに「保育園落ちた日本死ね」と書かれていた。
待機児童の問題に一石を投じた母親の思いに反対するつもりはない。
そして、ブログで使われ、ネットで拡散されていたときも違和感はなかった。
しかし、流行語大賞のトップ10に選ばれたことを知ってこのツイートをした。

自分をコテコテの保守主義者とは思っていない。“中道右派”と自認しており、
ナショナリストでもない。
その立場で “死ね”がどうしても引っかかったのだ。“受賞者”として登壇した
民進党の女性議員の得意げな笑顔もカンに障った。
そして、ツイートの発信者が子育てに熱心で、シャウトする歌に強く惹かれる
つるのだったことに引きずられたかもしれない。

ツイートしてから数時間後、“日本死ね”が流行語大賞になったことを批判する
人たちへの“反論”が出ていることをネットで知った。今度は、書いているのが
古市憲寿と分かって苦笑してしまった。1年ほど前から妙に気に入っている
コメンテーターだからだ。奇遇…ハハハ。

で、彼のツイートだが、詳しく知りたければ @poe1985 で読まれたい。
“言葉は文脈をともなって初めて意味を持つ”と言わんでもいいことに始まり、
“…批判よりも共感が多かったのは「日本死ね」という言葉ではなく、あの
ブログが多くの人に読まれたから“と続く。
さらに、当時、「日本死ねなどけしからん」と言っていたのはおじさん政治家で
いま怒っている人との共通点はちゃんとブログを読んでいないことだと言う。

つまり、ちゃんと読めば、“けしからん”とはならないというわけだ。
そして、“日本死ね”についてはこう解説している。
“人格攻撃でもなく、あくまでも比喩としての「死ね」と、具体的な他者や人格を
貶めるために使う「死ね」は全然違う。他にどうしようもなくそうするしかない
悲痛な叫びとしての「日本死ね」でしょ“
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“死ね”が字義通りの意味でないことはいい大人なら解説抜きでも分かるよね。
しかし、だからこそ違う言葉を探そうよ…と思う。母親の悲痛は理解できる。
ツイートしたり、ブログに書いたりするのは問題がない。少なくとも私は。
しかし、改めて流行語大賞トップ10として取り上げることには違和感がある。

騒ぎの最中はいざ知らず、今この時点でその母親はまだ“日本死ね”と思うのか?
絶望を表すためにインパクトの強い言葉を使うことで共感を得たし広まったから、
目的は十分に達した。しかし、“日本死ね”が強烈すぎて肝心の待機児童問題は
影が薄くなってしまった。

古市の反論が出たあと、つるのは“すいませんでした”とツイートしていた。
いや、違和感があったから呟いただけなんで謝ることはないのにと思ったが、
“ウチの子供が「◯ね」なんて言葉を吐いたらスペシウム光線でブッ飛ばしますし、
親として反省することは間違いないです”と続けてつぶやいていた。

彼の感覚は間違っていないと思う。

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by toruiwa2010 | 2016-12-08 08:20 | 岩佐徹的考察 | Comments(0)
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