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岩佐徹のOFF-MIKE

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85点かなあ「ブルーに…~マダム・フローレンスは80点か~16/12/09

ブルーに生まれついて 85

1950年代、たばこの煙が立ち込めるマンハッタンの名門ジャズクラブ、バードランド。
テーブルを縫って若い男(イーサン・ホーク)がステージに上がった。その右手には愛用の
トランペットが握られている。男の名前はチェット・ベイカー、“ジャズ界のジェームス・
ディーン”と呼ばれていた。

成功を収めたベイカーだったが、50年代後半から へロインに溺れてしばしばトラブルに
巻き込まれるようになっていく。
公演先のイタリアでも留置場にぶち込まれたが、ある映画監督が救い出した。彼を主演に
映画を製作する意図があった。

撮影は順調に進んでいたが、ある夜、相手役の女優、エレイン(カーメン・エジョーゴ)と
食事をした帰り、数人の暴漢に襲われた。ヘロインの代金が未納になっていたようだ。
頸椎とあごに重傷を負い、トランペッターの生命ともいうべき前歯も数本折られた…
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映画は、エレインの助けを借りてベイカーが立ち直り、ミュージシャンとして再び脚光を
浴びるところまでを描いています。
1950年前後の日本で音楽と言えば、古いイメージの“流行歌”でした。大人たちは楽しんで
いましたが、若者の多くはアメリカから入ってくる音楽の主流だったジャズに夢中でした。
中学生だった私もほんの少し“かじった”ことがあってベイカーも聞いたことがあります。

ただし、この映画を見るのにジャズの知識があるかどうかはまったく関係ありません。
マイルス・デイビスとディジー・ガレスピーの名前が出たら、それはジャズの巨人だと
思えば十分でしょう。ハハハ。

ホークの演技は絶品です。なり切ってますね。口パクのようには見えないのですが、
ハスキーな声で歌う♪ My Funny Valentine は魅力たっぷりでした。

マダム・フローレンス 80

莫大な財産を受け継いだフローレンス・フォスター・ジェンキンス(メリル・ストリープ)は
音楽愛好家だった。子供のころにホワイトハウスでピアノを披露したこともあり、今は
専門家から歌のレッスンを受けている。音楽への熱意と愛情には疑いの余地はない。

しかし、致命的な問題があった。音程がかなり狂うのだ。
もっと問題なのは本人が気づいていないことだったし、周囲が教えないことだった…
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他人が歌うのを聴くのは大好きです。水曜日のFNS歌謡祭もたっぷり楽しみました。
そんな私もフローレンスと同じように音痴です。
ただし、私の場合、正確には“リズム音痴”の方が問題だし、音程が狂うことにはしっかり
自覚があるので人を辟易させたことはないはずです。

写真は数十年前の暮、フジテレビの奥様向けワイドショー「3時のあなた」で野口五郎の
「私鉄沿線」を歌ったときのものです。「何か歌え」と言われ、好きだったので選びました。

♪改札口で 君のこと いつも待った ものでした
電車の中から 降りて来る 君を探すのが 好きでした
悲しみに 心とざしていたら 花屋の花も かわりました…

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ここまではまずまずでした。しかし…、しかしです。
案の定、「ぼくの街で もう一度だけ…」の「ぼくの」が早くなってしまいました!
そこをとちったらダメじゃん、というところで思い切りとちってしまったのです。
このときを最後に、人前で唄ったことはないはずです。
バンドに助けてもらいました。ビデオが残っていなくてよかったわ。ハハハ。

話がそれました。
フローレンスは幸せな女性だと思います。夫・シンクレア(ヒュー・グラント)をはじめ
周りの“ディフェンス”が完璧でした。SNS全盛の今はこんな風に自分のことを知らないで
過ごすことは不可能です。

“音楽好きでお金持ちのマダム+音痴”という図式を描いた映画は今年2本目ですね。
春に公開された「偉大なるマルグリット」も“まあまあ”面白かったのですが、私の評価は
やはり80点どまりでした。こう書いています。

“そこはかとなく”おかしい映画です。楽しめます。
しかし、正直に言うなら、彼女が歌う時間帯は苦痛でした。


”奇遇“ですね。「マダム・フローレンス」についての感想はまったく同じです。
歌を聴くのは好きですが、あくまである程度の水準に達してないと。ハハハ。
ストリープはもともと音楽的才能のある人だと思いますが、出演に当たってはオペラの
コーチのもとで2カ月間、アリアを“正しく”歌うトレーニングを受け、最後の2週間で
“音程を外す”練習をしたそうです。音痴を演じるのは、音痴にも歌上手にも難しいんだなあ。
ハハハ。

by toruiwa2010 | 2016-12-09 08:41 | 映画が好き | Comments(0)
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