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岩佐徹のOFF-MIKE

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“ヨハン・クライフ”で思い出す  ~アーカイブから~ 17/01/07

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クライフvs岡田武史

Xerox スーパーサッカー~ (2011.01.02 初出 )


WOWOWのプログラムガイドを何気なく眺めていて、今夜、

岡田武史監督とヨハン・クライフの対談があることを知った。

クライフはオランダが生んだ世界屈指のストライカーの一人、

伝説の男だ。今でこそ、読み方は“黙ってクライフ”だが、彼が

頭角を現したころはよく分からず、“クリュフ”と呼ぶ人もいた。

この男の名前を聞くたびに必ずよみがえる記憶がある。

“苦い教訓”を得た思い出だ。


たぶん、一度だけ彼が日本でプレーをしたとき、フジテレビが

中継し、私が実況を担当した。

1980年、2年目を迎えたゼロックス・スーパーサッカーに、

クライフが移籍したばかりのワシントン・ディプロマッツが

呼ばれて日本代表と戦った。当時、まだインターネットはなく、

海外のサッカー事情を知る手段は限られていた。

サッカー好きだったから、クライフは知っていたし、プレーを

見るのは楽しみだったが、実況となると資料集めが大変だった。


日本リーグがあったから日本でもサッカー雑誌は売られていた。

たしか、“サッカーマガジン”と“イレブン”…

しかし、情報は古く、使い物にはならない。洋書店を回って

海外の専門雑誌をかき集めたり、イヤーブックのようなものを

手に入れたりしてクライフについて“嗅ぎ”まわった。


試合当日、ディプロマッツの監督をつかまえ、たどたどしい

英語でクライフについての話を聞いたことを思い出す。

それでも手元に集まったのは、ほんのわずかの資料だった。

それは私にとって“トラの子”だった。

33歳で、当時の選手としては明らかに晩年だったクライフだが、

ディプロマッツの“売り”はほかにいないのだから、放送でも

彼を盛り上げていこうと考えて臨んだ。

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試合は、凡戦だったような記憶しかない。釜本が去ったあとの

日本代表にどんな選手がいたのかもまったく覚えていない。

はっきりしているのは、大きな“失敗”をしでかしたことだけだ。

情報が少ないのだから大事にしなければ…の気持ちが強すぎて、

誰だったか覚えていない解説者がよくしゃべってくれたことも

あって、私が資料を読むことはないまま前半が終わった。


「まあいいか。後半は初めからクライフを前面に押し出して

行けばいいや」と思い直した。

…、しかし!なんと!

後半開始と同時にスタンドからの不満の声を背に、クライフは

ベンチに下がってしまったのだ!

考えておくべきだった。情けなさにしばらく落ち込んだ。ハハハ。


クライフについては、テレビで見たある試合での一シーンが

忘れられない。

バルセロナで彼が監督、息子のジョルディがプレーヤーだった。

カンプノウでのビッグマッチでゴールを決めたジョルディが

父親のもとに走り寄る。両手を広げてクライフがしっかりと

ジョルディを抱きとめた。“監督と選手”ではなく、まぎれもない

“父と息子の姿だった。美しい映像だった。

    

クライフ関連ではないが、プレー以外でまぶたに焼き付いている

映像はほかにも二つある。


まず、'94年のワールドカップ・アメリカ大会で、マラドーナが

ゴールを決めたあと、カメラに向かってものすごい顔つきで

突進してくるシーン。訴えるものがあった。


もうひとつは、1999年のUEFAチャンピオンズ・リーグの

ファイナルで、途中ベンチに下がったマテウス(バイエルン・

ミュンヘン)が、マンチェスターUに逆転されたときに見せた

茫然自失の表情だ。


スポーツ中継では試合が中心になるのは当然として、監督や

選手の思いがけない一瞬の表情も見たいものだ。


ちなみに、“クライフ”の件から私が得た教訓は…

持ってる情報は早めに使え…。ハハハ。


いくつか報告


新年に当たり、テンプレート…といえばいいのでしょうか、

当ブログの体裁を少し変えました。


去年の春ごろからアクセスががくんと減って凹んでいました。

一人でも多くの人に読んでほしいと思っているからです。

あまりにも低い数字を平気で突き付けてくるカウンターを

最下段に追いやり、“いい数字”を教えてくれるエキサイトの

アクセス・リポート(画面には出せません)を信用することに

しました。“本家”が出す数字ですから疑いようがないし。

ハハハ。


眺めていると、こちらは秋になってアクセス数が前より多く

表示されるようになりました。調べると、PCとモバイルを

合算するようになったからです。

で、どうも、スマホで読む人が多いらしいことが分かりました。

そこで、わがスマホの画面を見ると、たくさんの行で最後の

数文字が次の行にこぼれています。“ぶさいく”です。ハハハ。


見た目を気にするタイプなので(w)、“体裁”をスマホのほうに

合わせることにしました。

1行・28文字です。これまでは40文字でしたから、かなり

短くなりました。文章を考えるときの心構えを少し変える

必要がありますが、まだ慣れません。


”自薦。厳選300?”は実情に合わなくなっているので今年から

”アーカイブから”に改めました。タイトルの後半にこの文字が

あったら、2011年以前の記事の再更新と思ってください。


従来の形のまま掲載した46日の分も新しい形に直しました。

また、連休明けから、記事そのものが短くなっていくはずです。


新しい年もよろしくお願いいたします。


by toruiwa2010 | 2017-01-07 08:30 | アーカイブから | Comments(2)
Commented by slycat at 2017-01-07 13:13 x
こんにちは。
ご賢察の通り、最近はスマホで読ませていただくことが多いです。通勤電車の地獄のような環境で、あるいは昼休みに定食屋で、岩佐さんの記事を読むのを楽しみにしております。
厳しいご意見、素敵な発見など期待しております。今後ともよろしくお願いいたします。
Commented by toruiwa2010 at 2017-01-07 15:56
slycatサン、こんにちは。

スマホで…読みにくかったでしょう?
私なら、たぶん、読む気がなくなったと思います。
ハハハ。
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