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岩佐徹のOFF-MIKE

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キンコン・西野、すばらしい!~よかったね、稀勢の里の口上~17/01/26

がんばれ西野亮廣!


何年前だったか忘れたが、テレビで1枚の絵を見てたまげた。

細密画…と言えばいいのか、丹念に描きこまれたその絵には

不思議な魅力があった。

驚いた理由の一つは作者が関西の漫才コンビ、キングコングの

西野亮廣だったことだ。たしか、特別な目的を持たずに描いた

絵だという話だったと思うが、完成度は高かったと記憶する。


その後しばらく西野の名前を耳にしないなあと思っていたとき、

突然、ニューヨークで個展を開いたという情報を聞いた。

漫才の才能が豊かなのは以前から分かっていたが、絵の才能も

本物なんだと知ってさらに驚いた。

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それにしても、今回発売された「えんとつの町のプペル」には

改めて驚く。見るものに訴える絵、その色彩…。圧倒される。

同じように感心するのはアイディア・発想の見事さだ。

アーティストの多くは表に出て目立つことを嫌う傾向があるが、

西野はもともと芸人だからいたるところで爪痕を残そうとする。

先日も「ミヤネ屋」に出ていたが、“いじられる”ことは承知で

それをかいくぐり、言いたいことは言うという姿勢だった。


キンコン・西野亮廣のえんとつ町のプペルが

ネットに無料公開されている。

色が圧倒的にきれいだね。本業の漫才もうまいが、

絵の才能はレベルが違う。

そして、売るための戦術やより多くの人に呼んで

もらいたいという気持ちの強さには感心する。

がんばれと言いたい。


このツイートにたちまち数人からリプが来た。

要約すると、彼らが言いたいのは、「絵を描いているのは大勢の

人たちだ。彼はアイディアを出しているだけ。公開することに

描いた人たちは納得しているのか」ということらしい。


無料公開については、影響が少なくないことは理解できるが、

彼の意図は分かるし、反対する気はない。

プロセスをテレビなどで何度も見ているからアニメや漫画の

制作がチーム作業であることは知っている。仕事量の膨大さを

考えたら、むしろ当然だろう。

西野本人が描いているとか描いていないとかは問題じゃない。

絵本の制作には大勢の人がかかわったのだろうが、最終的に

西野亮廣の名で世に送り出された…それだけのことだ。

不満があるなら訴えて出ればいい。そういう話は聞かないね。

少なくとも私は。ハハハ。


発想の見事さの中には売るための戦術もある。

初版1万刷を自費で買い占めた…と報じられ、話題になったが、

実際は少し違うようだ。自分で予約サイトを立ち上げてすでに

1万人以上からの予約を取り付けてあるのだ。自費とは言わない。


そんなことより、この発想は素晴らしい。出版業界の仕組みを

大きく変えるのではないか。

大作家・村上春樹とその出版社も特に「1Q84」以後は新刊の

たびにいろいろな策をめぐらしてファンの購買欲を煽っていた。

誰も非難しなかったよなあ。


なぜ、西野はこうまで攻撃されるのか?

いじられキャラではあるが、これはお笑いとは別の才能だぜ。

その才能を私は大いに認めるが、世間には認めないだけでなく、

彼の大成功をねたみそねむ輩が多く、誉めた私にまでとやかく

言ってくる。困ったものだ。


稀勢の里、横綱へ


伝達を受けた稀勢の里の言葉…

目立った言葉はないが、気持ちが

十分伝わったし、これでいい。

自分の気持ちを聞き手に分かって

もらおうと思うなら普段の言葉が

一番だね。

記者との受け答えもいいなあ。

不安はあるが、案外、立派な横綱に

なるかもしれない。

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若いころ、フジテレビに旭化成提供の「スター千一夜」という

人気インタビュー番組があった。まだ、スターたちが私生活を

明かさなかった時代だし、情報番組もなかったから、視聴者に

歓迎されたのだ。ひそかに恐れていたことがある。


毎場所、千秋楽の翌日に必ず優勝力士が出演した。若い人は

知らないだろうが、当時の力士たちは今以上に無口だった。

正味11分半ほどの時間を彼らとの11の会話で埋めるのは

かなり難しいことだった。さいわい、優勝力士が出演する日の

聞き手は先輩のスポーツ・アナが一手に引き受けてくれていた。

私が恐れたのは、この先輩に“何か”が起きることだった。

プロ野球選手やそれほど“スーパー”ではないタレントなどの

聞き手のグループの端っこに私もいた。“急きょ”となれば、

代役として白羽の矢が私に向かうのは確実だったからだ。

当日は胃がきりきりした。無理だもの。ハハハ。


世間の認識と同じだと思うが、“口下手”な男だと思っていた。

どうやら違うようだ。“少し噛んだ”と悔やんでいたそうだが、

伝達の場やそのあとの稀勢の里の発言を聞くと、堂々として、

難しい言葉を使うこともなく、簡略で要を得た応対をしていた。


昇進の経緯には少々疑問があったし、相撲内容も十分じゃない。

来場所以降の稀勢の里にはいささかの不安があった。しかし、

この日の稀勢の里を見て考えが変わった。


うーん、案外 これは記憶に残る横綱になるかもしれないぞ。

単純かつ現金。ハハハ。


by toruiwa2010 | 2017-01-26 09:20 | 岩佐徹的考察 | Comments(4)
Commented at 2017-01-26 09:36 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by toruiwa2010 at 2017-01-26 09:50
Yさん、ご指摘、感謝します。
修正しました。
Commented by パンダ at 2017-01-26 16:49 x
伝達を受けた稀勢の里の言葉よかった。主人と二人で、これで十分だねと話してました。気持ちが伝わってきました。難しい言葉を使わなくても、気持ちがこもっていればいいと言う見本かな。
Commented by toruiwa2010 at 2017-01-26 17:49
パンダさん、こんばんは。

言葉で飾るのはむなしいこと。
素直でシンプルが一番ですね。
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