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岩佐徹のOFF-MIKE

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こういうテレビが面白い~アーカイブから~17/02/25

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やるじゃん、岩上安身

~予定調和のおもしろさ?~( 2011.01.15 初出 )


紛糾し、怒号が飛んだ民主党大会のビデオを見せたあとMC

小倉が切り出した。

「活発な議論…という印象かもしれないけど、そうじゃなくて、

ぐちゃぐちゃなんだ」

ゲストの田崎史郎(時事通信)が「政党として機能しなくなってる」

と応じた。

ここで大村リポーターが内定している改造内閣の顔ぶれを紹介。


小倉が仙石から枝野への交代について尋ねると田崎はこう答えた。

「仙石と枝野は義兄弟のようなもので非常に仲がいい。問題ない」

小倉「それで、うまく行くのかどうか?」

田崎「この政権は、突き詰めると、菅・岡田・仙石・枝野の

4人で動かしている。小沢を切ることについても、この4人で

やってきた。チームワークに問題はない」

小倉「(この人事)閣僚にとってはいいこと?」

田崎「政権がwork(機能)していくためにはいい人事だと思う」


ここで大村が与謝野馨の著書を紹介した。

そのタイトルは「民主党が日本経済を破壊する」。

「…こういう人を閣僚にするのはおかしいという声も…」

岩上「いや、おかしい。(顔面紅潮)どう考えたって

小倉「おかしい?」

岩上「おかしいですよ、そりゃ。明らかにね」


岩上の剣幕に小倉はまとめようとする。

顔面紅潮の岩上氏


田崎「この陣容を見ると節操がない。参議院議長を務めた人が

いち閣僚なんて変なこと。与謝野さんだってあれほど民主党を

批判してきたし、前の選挙は自民党から比例代表で当選している」

小倉「岩上さん、与謝野さんは誰に負けたんでしたっけ?」

岩上「東京1区の海江田さんと闘って負けた。その東京1区の

勝者と敗者が同じ内閣に入って、しかも、昨日まで別の党。

“立ちあがれ”にいた人が内閣に座っちゃった。

立ちあがってた人が座っちゃった。(スタジオに笑い)

マニフェストでは増税しないと言ってたのに、今度は増税しろ

という人が入ってくる。でたらめ内閣だ。

さっき、田崎さんが素晴らしい人事だといったが、とんでもない

人事だと思う」

田崎「僕は枝野さんの起用について申し上げた。

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当惑気味の田崎氏


突然かみつかれて当惑気味に口をつぐみ、苦笑いの田崎。

何とかまとめようとする小倉。

「小沢さんが(閣僚を)入れようとしないからこうなる?」

田崎「それもあるが、家庭内別居みたいなもの。

菅・仙石から見ると、小沢サイドが足を引っ張ると。だから、

こっちでやってくんだ…というところもある」

岩上「普通に見たら逆。“小沢排除”って言い続けている側が

排除してる。どう考えたって、それは言い方がおかしい」

田崎「おかしいと思わない」

岩上「いやいや、全然おかしいと思う」

もてあます小倉

なおも、“言いあい“は続いたが以下カット。


この底流には、記者クラブや官房機密費をめぐって“既存の”

政治ジャーナリストたちを批判し続けてきたフリーランス・

ジャーナリストの一人として、岩上の田崎に対する“一定の

感情”があったと思われる。

このコーナーは小倉が田崎に話を聞く形で進めることになって

いたはずだが、聞いているうちに、岩上の中で田崎の発言に

対する不満がこみ上げて冷静さを失ってしまったのだ。

そのきっかけは、岩上のちょっとした“誤解”だったと思う。


なぜそう書くかといえば、大村は“顔ぶれ紹介”の中で与謝野に

触れていたが、小倉と田崎の会話は小倉が「仙石から枝野は?」と

振ったことから始まったし、田崎の「いい人事」は枝野について

語ったものだと分かるからだ。

岩上の“不満の大爆発”はそれを“与謝野入閣”も含めていると

思い込んでしまったためだ。

もともと、田崎-岩上間で意見が一致するとは思わないが、

少なくとも最初の田崎発言を正しくとらえて聞いていたら、

あれほど、頭に血がのぼることはなかったはずだ。


いやあ、しかし、久しぶりで面白いシーンを見せてもらった。

“予定調和”という言葉がある。あらかじめ決めてある着地点に

話を導いて行ってまとめる…というワイドショーの進行はまさに

予定調和の典型だが、昨日の「とくうダネ」のこのコーナーは

みごとな予定“不”調和だった。


問題のシーンを見ながらもう一つ頭に浮かんだ言葉がある。


“破調の美”…。


台本や進行表通りに話が進むと見た目はすっきりするものの、

面白くはならない。番組のリズムが乱れたとき、面白いものが

見られる。違った意見の持ち主が5~6人出演する「サンデー

モーニング」でも激しい議論はほとんど聞けない。予定調和だ。

誰に話を振るかは項目ごとに決めてあるのだろうし、全員が

“その気”で議論を始めればエンドレスになる可能性もあるが。

ハハハ。

だから、江川紹子vs張本勲は面白かったのだ。


小倉は焦ったかもしれない。短命だったが、土曜日に番組を

持ったときも田崎はレギュラーだった。お気に入りなんだろう。


ちなみに、これまで岩上の発言に違和感を覚えたことはない。

まさか、フジテレビもこんなことで、番組から消すようなことは

しないだろうな。それほどのアホとは思いたくないぞ。

岩上本人は、昨日の昼ごろ同じような懸念を書いたコメントに

こうつぶやき返している。


ないとは言えません。

でも、黙って見過ごすわけにはいきませんでした。


by toruiwa2010 | 2017-02-25 08:40 | アーカイブから | Comments(0)
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