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岩佐徹のOFF-MIKE

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予想が外れっぱなしだった~日本アカデミー賞授賞式~17/03/08

金曜日に日本アカデミー賞の授賞式が行われた。

書くのも面倒だが、“権威”はともかく、スケールは日本最大の

映画の祭典だというのに、相変わらずテレビ放送はお粗末だね。

諸般の事情があって、今年は直前に行われた“本家”の放送を

見られなかったから“ストレス”はほどほどで助かった。

数時間遅れの録画放送という難しい条件は理解する。しかし、

演出に工夫がなさすぎる。もう少し楽しく見せてほしいなあ。

毎年、同じ演出だということはアレでいいと思っているのか、

それとも、アイディアが出ないのか?

今年、例年よりよかったのはインタビューとスタジオ部分に出た

坂上忍の的確な話しぶりだけだった。

西田敏行の存在も大きいね。


入場が終わったと思ったら、いきなり個人賞の発表が始まった。

以下、順を追って…。


助演女優賞

石原さとみ「シン・ゴジラ」

市川実日子「シン・ゴジラ」

杉咲花「湯を沸かすほどの熱い愛」

広瀬すず「怒り」

宮崎あおい「バースデーカード」


好きだからではなく、広瀬すずで決まりだと思っていた。

それほど「怒り」で見せた彼女の演技はすばらしかった。

あれでも選ばれないのかと、しばし、茫然としてしまった。

ただし、「湯を沸かすほどの熱い愛」の杉咲花がよかったことは

否定しない。この先、どんな女優に育っていくのか楽しみだ。


うーん、でも、広瀬を認めてほしかったなあ。まだ言ってる。

ハハハ。

助演男優

竹原ピストル「永い言い訳」

妻夫木聡「怒り」

東出昌大「聖の青春」

森山未來「怒り」

リリー・フランキー「SCOOP!」


作品はすべて見た。かなり、レベルの高い争いだったはずだ。

竹原ピストル(永い言い訳)と妻夫木聡(怒り)が“目新しさ”や

特異な役柄で票を集めることは予想できたが、この部門での

私の一押しは「怒り」の森山未來の演技だった。


そうか、妻夫木か、私とは意見が違うが、そんなものかな…が

率直な感想だ。

主演女優賞

大竹しのぶ「後妻業の女」

黒木華「リップヴァンウィンクルの花嫁」

広瀬すず「ちはやふる-上の句-

宮崎あおい「怒り」

宮沢りえ「湯を沸かすほどの熱い愛」


「リップヴァン…」の黒木以外はすべて見た。

「怒り」の宮崎は主演とは思えなかった。

おそらく、大竹と宮沢の争いになって、どちらかと言えば

大竹かと読んでいたが、宮沢がさらった。 “異論”はないが、

アカデミー会員には山田洋次や宮沢りえ“信者”が多いんだと

勘ぐってしまう。ハハハ。

これで「湯を沸かす…」は主演と助演をW受賞だ。

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主演男優賞

綾野剛「日本で一番悪い奴ら」

岡田准一「海賊とよばれた男」

佐藤浩市「64-ロクヨン-前編」

長谷川博己「シン・ゴジラ」

松山ケンイチ「聖の青春


綾野の「日本で」は見なかった。予告編で見る気が失せた。

しかし、あのタイプの映画からでも演技賞の候補が出るのは

悪いことじゃないと思う。綾野は乗ってるなあ。

最優秀は岡田、佐藤、松山の争いと見ていた。一票があったら

ためらわずに「ロクヨン」の佐藤に入れただろう。それほど

この人らしい重厚な演技だった。受賞は納得だ。

作品賞

「怒り」

「家族はつらいよ」

「シン・ゴジラ」

「湯を沸かすほどの熱い愛」

64-ロクヨン-前編」


私の評価は「家族は」は80点、「湯を沸かす」には85点、

残りの3作は90点とし、「シン・ゴジラ」にも90点を付けたが、

エンタテインメントとして成功していると思ったのがその理由だ。

「怒り」と「ロクヨン」で最優秀を争うだろうが、できることなら

「怒り」に取らせたいと思っていた。

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結果は「シン・ゴジラ」だった!

いきなり金属バットで後頭部を叩きつけられたような衝撃を受けた。

まったく想定外だったからだ。

キネ旬のベスト10でも2位だったし、辛口のRotten Tomatoes

(腐ったトマト:アメリカの映画サイト)でもトップ評論家44人中

37(87%)が好意的な評価をしているから、きっと、私に見る目が

ないのだろう。

優秀作の中に「セトウツミ」や「永い言い訳」が選ばなかったのも

不満だったし。


予想が的中したのは主演男優賞(佐藤浩市)とアニメーション作品賞

(「この世界の片隅に」)だけだった。アニメで「この世界」が

最優秀をとったことがうれしかった。「君の名は。」にはあざとさを

感じていたからだ。


by toruiwa2010 | 2017-03-08 08:35 | 映画が好き | Comments(0)
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