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岩佐徹のOFF-MIKE

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生田斗真の覚悟と割り切り~「彼らが本気で編むときは」を見た~17/03/10

彼らが本気で編むときは 85


夕方の薄暗いアパートの一室で小学校高学年と思われる少女が

部屋干しの洗濯物をたたんでいる。部屋の中は散らかっていた。

コンビニのおにぎりもふたつ。

洗濯物を片付けた少女はそのおにぎりをつかむと立ち上がり、

食卓に座って食べ始めた。慣れた仕草だった。


彼女ははがしたプラスチックやビニール袋を丸めてそばにある

ゴミ箱に投げ入れた。すでに同じようなゴミであふれている。

台所のシンクもよごれたままの食器がいっぱいだ。

少女の名はトモ、11歳だ。

母親と二人暮らしだが、その母親は若い男とどこかに消えた。


学校帰り、大型書店に寄り道したトモがマンガを数冊抱えて

カウンターにやってきた。その相手をしたのはマキオ、トモの

母親の弟、叔父だった。

金のないトモはこうしてマキオに本代を払わせる常習犯だった。

母親の出奔を知ったマキオはトモを家に連れ帰ることにした…

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家に着くと、マキオ(桐谷健太)が一緒に暮らしている美しい女性・

リンコ(生田斗真)が出迎えました。老人ホームで介護士として働く

彼女は元男性…“トランジェンダー”です。

こうして奇妙な共同生活が始まり、リンコは母親以上の愛情で

トモを包み込み、おいしい料理をふるまいます。


生田が演じる役の“幅の広さ”に感心します。“覚悟”が必要だったと

思うし、そこからの割り切り方にも心を打たれます。

男性として“いい体”をしていますから、女性を演じるのはかなり

難しかったと思いますが、なり切っていました。見事です。

桐谷も好演しています。なにより、トモに扮した柿原りんかが

素晴らしい演技を見せています。生田はもちろんですが、彼女が

いなければこの映画は成立しなかったかもしれません。また一人

将来が楽しみな子役に出会った気がします。


最近はLGBTをテーマにした映画やドラマが増えましたね。

いろいろな形で取り上げられれば、それだけ世間の理解も深まるし、

いいことだと思いますが、正直に言えば、私個人は本当のところを

理解できていないと思います。差別する気はありませんが。


荻上直子監督の作品はこれまで3本見ています。

「かもめ食堂」、「めがね」、「レンタネコ」です。まったり系の

物語でしたが、同じ監督なのに「彼らが本気で…」は“異色”です。

そう思うのは私だけでご本人や熱心なファンの頭の中ではちゃんと

つながっているのかもしれません。ハハハ。


主演クラスの3人は何らかの賞の対象になってもいいですね。


素晴らしきかな、人生 75


ハワードとホイットが共同経営する広告会社の業績は好調だった。

士気の高い社員を前にハワードは格調高いスピーチをした。

万事が順風満帆だった。

しかし、3年後の現在、ハワードは“腑抜け状態”になっている。

毎日、会社には来るものの、やることと言えば、巨大なドミノを

組み立てることぐらいだった。


ホイットを中心にした3人の役員が心配そうに見守っている。

ハワードが事実上仕事を放棄しているため個人的なつながりの

クライアントが契約を解除するなど、経営はピンチだった…

ハワード(ウイル・スミス)が魂を抜かれた状態になったきっかけは

幼い娘を亡くした“喪失感”でした。仲間として彼の身体を心配し、

会社の経営を立て直すために3人の役員たちが一計を案じます。


そこから先が私には何のことかよく分かりませんでした。

独りよがりで説明不足だし、観念的すぎます。

その意味で「バードマン」の終盤の数十分と同じ感想を持ちました。

「俺には分からん」。


スミス以外にも、エドワード・ノートン、キーラ・ナイトレー、

ケイト・ウインスレット、ヘレン・ミレンと素晴らしい俳優が

出演していますが、“もったいない”と思うだけでした。ハハハ。


by toruiwa2010 | 2017-03-10 08:22 | 映画が好き | Comments(0)
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