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岩佐徹のOFF-MIKE

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3月のライオン 85 点~好きじゃないなあ“2部作”~17/03/24

3月のライオン 85


読経が流れる中、焼香が続いていた。家族席の端に度の強い

メガネをかけた幼い少年が座っている。零(れい)だ。

飲酒運転の車に巻き込まれて両親と妹を一度に失った。

棺が釜の中に消えようとしたとき、零が立ち上がって式場の

外に向かった。そこに一人の男がやってきた。父親の友人で

プロ棋士の幸田(豊川悦司)だつた。


「君、将棋 好きか?」

おだやかな声で幸田が零に尋ねた

少し迷ったあと、零は「はい」と答えた。


9年の時が流れた。

中学生のときにプロ入りした零(神木隆之介)は高校生になって

隅田川沿いのアパートでひとり暮らしをしていた。引き取られ、

内弟子として暮らした幸田の家はプロになってほどないころに

出ていた。幸田の実子たち、特に、同じようにプロを目指す

義姉・香子(きょうこ:有村架純)と折り合いが悪かったからだ。


初夏のある日、先輩棋士たちに連れて行かれたバーで飲めない

アルコールを無理やり飲まされ、道端で酔いつぶれていた零を

通りかかったあかり(倉科カナ)が家に連れ帰った…

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中学生でプロ入りですから“天才”と呼んでもいいのでしょう。

しかし、零には家も家族もなく、友達もいませんでした。

連れていかれたあかりの家は零のアパートから近く、たびたび

食事をしに行くようになります。こうして、零は一家によって

初めて家庭の温かみを知ることになります。


かなりいい出来です。

描かれているのは“家族”や”人と人の“絆”ですが、主な舞台が

将棋の世界だという点がちょっと難しいところですね。

男性は少年のころに“遊び”として一度は駒を手にしますから、

この競技がどんなものかをなんとなく知っています。しかし、

女性には駒の特性などが分からず、シーンの持っている意味が

伝わりにくいかもしれません。

もっとも、単なる将棋映画ではありません。分からない部分は

スルーしてもそれなりに楽しめると思います。


残念なのは“2部作”だというところです。

“るろうに剣心”あたりから増えましたね。前編の138分でも

十分に長いです。エピソードを詰め込み過ぎていると感じます。

前編だけで完結していれば90点だったかもしれません。

物語の終わりを知りたければ後編が公開される422日まで

待たないといけないのはつらいなあ。

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神木の演技がこの映画を支えていると思いますが、道なかばで

夢をあきらめ、妻子ある年上の男との恋に走る…という難しい

役どころを演じる有村に感心しました。“一皮むけた”のでは

ないでしょうか?


タイトルの“3月のライオン”を見たとき、何の比喩なんだろうと

考えましたが、答えは見つかりませんでした。


字幕に“March comes in like a lion”という英語のセンテンスが

ありました。3月はライオンのごとくやってくる…。

なお意味不明です。ハハハ。


ネットで“…and goes out like a lamb”と続くことを知りました。

3月はライオンのようにやってきて子羊のように去っていく?


荒々しく始まり穏やかに終わる天候を表現しているそうですが、

それでも意味は通じません。


どうやら、順位戦の終盤を迎えるのが3月…という将棋界の

年間日程と関係しているようですが、もういいや。ハハハ。


by toruiwa2010 | 2017-03-24 08:30 | 映画が好き | Comments(0)
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