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岩佐徹のOFF-MIKE

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“ミス”が多いな「やすらぎの郷」~4月期ドラマが終わりつつある 2~ 17/06/14

・・・つづき


やすらぎの郷


評判がいいらしい。それはそれでいい。“倉本聰”と言うだけで

有難いと思う視聴者もいるのだろうからね。

私が見続けているのは“あらさがし”のためだ。ハハハ。


現実離れした舞台と設定、同じく 登場人物とセリフ。

倉本聰はどうしちゃったのか?というのが率直な感想だ。

たとえば・・・


「私とは何度かお仕事をご一緒した」と菊村栄(石坂浩二)

女優・白川冴子(浅丘ルリ子)について話していた。おいおい。

菊村は一世を風靡した脚本家だぜ。こんなおかしな日本語を

話させてはいかんだろう!


白川は「ろくに中学しか出てないんだから」と言っていた。

“ろくに”をつけるなら、“しか”じゃなくて“さえ”だろう!


石坂ともあろうものが、ナレーションで女王を"ジョウオウ"

読んでいた。立ち会ったディレクターは何をしていたのか?

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理事長(名高達男)が菊村に「わざわざおよび立てして」と。

“お越しいただいて”なら分かるが。


第何話だったか忘れたが、登場人物たちが家宅捜索を何度も

“家宅捜査”と言っていた。


つい一昨日のことだ。

犬山小春(富士真奈美)が謝罪する場面で自己紹介したとき、

「ご存じない方もいらっしゃると思いますが、昔、テレビに

少しだけ出たことがある、小春というつまらない女優の…

はしくれです」と言わせていた。

この場合、“つまらない”のあとに間があればこれでよかった。

おそらく倉本はそのつもりでこのセリフを書いたのだろう。

しかし、富士は“つまらない女優の”まで言って間を取った。



“つまらない女優”や“女優のはしくれ”だったら分かるが、

このセリフでは、小春は“つまらない女優のはしくれ”という、

救いようのないものになってしまった。いくらなんでも

かわいそうだ。ハハハ。

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いずれも、日本語としてはバツだ。

そりゃ、一般人が日常会話の中でそんな言い方をすることは

いやというほどある。しかし、誰もが認める“大物”脚本家が

書いたとなると見過ごすわけにはいかない。富良野塾で学ぶ

若い脚本家だったら“一喝”されるよね?


倉本は言葉そのものや、言葉が持つニュアンスを大事にする

作家だと思っているし、ドラマの放送が始まる前のNHK

「プロフェッショナル」の中に顔合わせのシーンがあって、

超ベテランの出演者を前にして細かいダメ出しをしていた。

カメラが回っていたこのときだけのことだったのか?


あえて言えば、倉本が放送後に厳しくミスを指摘した可能性は

あるだろう。しかし、それは通らない。監督不行き届きだ。


字幕を見ていると、超ベテラン女優一人一人にそれぞれ専属の

ヘアメイクとスタイリストがついていることが分かる。

金をかけ、細部にこだわっているのは伝わるが、それにしては

こんなにてんこ盛りの“ミス”はどうしたことだ?


…“いちゃもん”と受け止める人もいるだろうが、それでもいい。

多数のメディアで好評なのに、つまらないことをぐちゃぐちゃ

書いている私はきっと目が曇っているのだろう。ハハハ。


しかしねえ。

現在のテレビへの批判や明らかにフジテレビをディスるような

セリフが出てくるが、深みがなくて幼い気がする。

昨日もかつての大スター・高井秀次(藤竜也)に「東日本大震災や

原発のことを人は簡単に忘れてる」と言わせていた。政治への

当てこすりなのだろうが、唐突過ぎるし、工夫がなさすぎる。

倉本聰という“大御所”にしては…ね。そう思わない?


登場する俳優たちはたしかに懐かしい。

しかし、当然、みんな老けてる。そして、みんな、こんなに

演技が下手だったかなあと思う。一流なのに
by toruiwa2010 | 2017-06-14 08:35 | ドラマ | Comments(6)
Commented at 2017-06-14 15:15 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by toruiwa2010 at 2017-06-14 16:59
トキさん、素朴な疑問だけど、
この程度のコメントを、なぜ
かぎ付きで?

自分が恥ずかしいから?
じゃあ、しょうがないね。ハハハ。

<アラを探したくて仕方ないという印象ですね・・・
私が耳をそばだてたら、こんなものじゃ
すまないと思うよ。
Commented by パンダ at 2017-06-15 02:21 x
おはようございます、岩佐さん。
お兄様のことなど色々あったのですね。大変でしたね。
お兄様は落ち着かれたようなのでホッとしました。

台詞のことですが、言葉は生き物みたいな物なので、意味や言い方など変わっていくものですが、あまりにも酷い。
作家が言っていたことですが、自信のない漢字や諺などはきちんと辞書で調べてから書くと言っていました(ネットがない時代)
それはもし間違っていたら自分の作品を読んだ人が間違えて覚えてしまうからだそうです。
それを聞いた時、私も気をつけようと思いました。
私は岩佐さんの言っていることは、いちゃもんではないと思いましたが。
そして演技も同じことを思いました。
Commented by toruiwa2010 at 2017-06-15 07:22
パンダさん、おはようございます。

一人でも“同意”してくださる人がいて
安心しました。ハハハ。
倉本聰・脚本と聞けば、人はそこで使われる
言葉は正しいと思いがちですからね。

作品は子供みたいなもののはず。
だったら、見守り、ダメ出しもしなければ…
と思います。
Commented by Vevey at 2017-06-17 13:25 x
岩佐さん、お久し振りです!
ようやくブログ再開されたんですね〜色々とご苦労があったと思いますが、再開される余裕ができて何よりです。

「やすらぎの郷」突っ込みどころは色々とありますが、毎回見ています。私も脚本で気になるところは数ありながらも、出ている俳優さんの演技の方がもっと気になってしまいます。

こんなに滑舌悪かったの?とか、こんなに下手だったの?とか、驚いてしまいますが、それも含めて俳優さんの今の自分を晒す勇気の方に心を動かされます。
自分も十数年後には達する年齢なので、責める気にはならないのかも知れませんね。断らずに出てくれてありがとうと思って見ています。

先日亡くなった野際陽子さんも、病気の重さや、やつれを感じさせない演技でした。全シーンを撮り終えていたとの事、プロ意識に感服しました。
Commented by toruiwa2010 at 2017-06-17 17:08
Veveyさん、こんばんは。

この先どうなるのか・・・
妙に気になりますね。
ただ、全体に演技が学芸会っぽくて
それは、高齢俳優だからと言って
我慢はできないのです。

多くの人は我慢できるのでしょうね。
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