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岩佐徹のOFF-MIKE

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悪くないと思う「昼顔」~後半ボロボロの「22年目の告白」~17/06/16

22年目の告白 75


1995117日早朝、阪神・淡路を襲った大地震は各地に

甚大な被害を生んだ。

そのころ、東京では連続強盗殺人事件が起きていた。

懸命の捜査にもかかわらず、時間が過ぎていき、15年後の

2010年、事件は時効を迎えた。


それからさらに7年が過ぎた2017年のある日、テレビ画面に

若い男が登場した。落ち着き払い、“浜口倫太郎”と名乗る男

(藤原竜也)はとんでもないことを言い始めた。

「私が犯人です」・・・

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警視庁内でテレビを囲んだ刑事たちの中に怒りのこもった目で

画面をにらみつける牧村航(伊藤英明)がいました。

彼は時効になる前に犯人を追いつめたことがあり、もう少し

というところで取り逃がした悔しさがあるのです。


曽根崎と牧村を軸に、発生当時からこの事件を追っていた

ニュースキャスター・仙堂俊雄(仲村トオル)がからんで

物語は進みます。役者はそろっているし、真実っぽいけど

実は…というストーリーの展開も悪くないと思うのですが、

最後の30~40分は無理がありすぎますね。 


昼顔 85


海辺の小さな町のカフェレストランで木下紗和(上戸彩)

面接を受けている。やる気があるように見えないオーナー

(平山浩行)の「この町の出身じゃないんだね」という

ぶしつけな質問に小さな声で「3カ月ぐらい前から…」と

答えた。


仮採用となって働き始め、疲れ切って帰宅したアパートで

迷い込んだカナブンを追っていた紗和の目がテーブルの上に

置いたチラシに目が留まった。


“講師・北野裕一郎”・・・

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二度と会わない、連絡を取ってもいけないという合意書を

交わし、自分は離婚し、北野は妻の元へ帰って行ってから

3年の月日がたっています。

あの人がこの町に来る! 紗和の胸が騒ぎ始めます。


あまり期待していませんでした。ドラマも見たんだから

行ってみますか、ぐらいの気持ちで出かけたのですが、

振り返ってみると、最近見た5本の中ではこの映画が

一番いいと思いました。


ドラマを見ていなくても問題はありません。

素直に作られた“普通の”恋愛ドラマだと思います。

この映画の宣伝は“不倫”をクローズアップしていましたが、

方法を間違えたんじゃないでしょうか。


全編を通して感じたのは上戸と斎藤工の相性の良さでした。

キャラクターがぴったりと合っていて、いいハーモニーを

生んでいます。

上戸はかなり頑張っていました。賞レースに名前が出るかも。


海辺のリア 75


緑に囲まれた隧道の中からぶつぶつと男の声が聞こえてくる。

怒りが含まれていることは分かるものの、意味不明の言葉を

吐き散らしながら、やがて男が隧道の出口に姿を現した。

老人のようだ。伸び放題のひげと長髪を風になびかせ大股で

歩を進める男は、ロングコートを羽織っているが、その下は

絹のパジャマ姿だった。キャリーバッグを引いている。


途中で立ち止まった老人は 腹立ちまぎれに、履いていた靴を

脱ぎ捨てると 休むことなく裸足で歩き続け、海辺に出てきた…

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認知症を発症し、入っていた施設を“脱走”した昭和の大スター・

桑畑兆吉(仲代達矢)を家族が探します。娘(原田美枝子)とその夫

(阿部寛)、愛人に産ませたもう一人の娘(黒木華)…人間関係も

複雑なら、兆吉に対する感情も入り組んでいます。


ストーリーはそれほど複雑ではなく、途中までは結構面白いと

思って見ていましたが、同じことの繰り返しに飽きました。


この映画を見ようと思った理由は二つ。

“主演・仲代達矢”と“監督・小林政広”です。

このコンビで2010年に作られた「春との旅」は小品ながら

素晴らしくて、その年の“私の”No1でした。当然…というか、

残念ながらというか、キネ旬や日本アカデミーは候補にも

してくれませんでしたが。ハハハ。


ロングショットだったり後ろを向いていたり、うつむいている

ショットが多く、アップなどまったくなかった小林薫の役…

誰でもよかったんじゃね?


もちろん、ジョークですよ。


と、はっきり書いておかないと、監督が面倒な奴なんです。

201391415日の当ブログに詳しく書いています。


最近は、ほかに、「花戦さ」(75)、「光」(75)を見ました。

「海辺の…」もそうですが、この手の映画は難しいですね。

評価をしなければ、「こいつ、映画のことを何も知らない」と

言われそうで。ハハハ。


共通しているのは、監督を初めとする作り手側の自己満足&

自己陶酔がちらついているし、その思い入れが作品に

投影しきれていなくて見る者に伝わってこないことです。

それぞれの“感想点”は私の精一杯の評価です。



by toruiwa2010 | 2017-06-16 08:15 | 映画が好き | Comments(2)
Commented by 花みさき at 2017-06-16 13:34 x
岩佐さん、こんにちは。
毎週、楽しみに見ていたドラマ「昼顔」
明日、映画、見に行ってきます。
上戸彩にはヒロより斉藤工のほうがお似合いにみえます。
ドラマのみすぎですかね(笑)
Commented by toruiwa2010 at 2017-06-16 15:08
花みさきサン、こんにちは。

"吉瀬美智子"がいないこともあって
ドラマとはだいぶ雰囲気が違いますが、
全体として悪くありません。

ヒロより斎藤・・・言えてるかも。
ハハハ。
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