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岩佐徹のOFF-MIKE

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それほどいいのかなあ~水谷豊の映画「TAP」~17/06/23

TAP THE LAST SHOW 70


古ぼけたビデオテープ。画面の隅に“1988.12.24”の文字がある。

ステージの上では一人の男がタップを踏んでいる。ものすごい

盛り上がりの中でアクシデントが起き、男が突然倒れた。

「幕を下ろせ!」という狼狽し、緊迫したスタッフの声が飛ぶ。


長い年月が過ぎた。

あの事故で足が不自由になり、その後 演出家として生きてきた

渡真二郎(わたりしんじろう:水谷豊)は川べりの倉庫のような

住まいで酒におぼれている。その渡を毛利(岸部一徳)が訪れた。

経営するショウパブ“THE TOPS”を閉めることになったので、

最後の公演に力を貸してほしいと頼みに来たのだ…

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紆余曲折あるものの、物語はハッピーエンド。

封切り二日目、日曜日の午後、西宮TOHO150人ほど入る

スクリーンはおまけしても五分の入りでした。

私の感想点は70が精いっぱいですが、帰宅後 ネットを見ると

案外 高く評価しているサイトがあることに驚きました。


若いころから水谷豊が温めてきた企画だと聞きます。たしかに

その思い入れは伝わります。しかし、全体にただよう“既視感”が

ひどすぎませんか?


MAKOTO(清水夏生)がオーディションに遅刻した。

力は認めつつ、「出ていけ」と声を荒らげる渡。

しかし、MAKOTOは追い出されても、どんな罵声を浴びても

劇場に押しかけ、稽古に参加し、結局、ショウの主役をつかむ。

彼を支える女性(北乃きい)はひそかにキャバクラで働いている。

出産費用を稼ぐためだ。


主演級4人の男女のうち、二番手の男は渡に気に入られている

MAKOTOに激しく嫉妬し、露骨な態度も取るが、何があったか、

いつの間にか仲直り。

この男、仲間のシューズを切り裂いた疑いが濃厚だったのだが、

最後までお咎めはなかった。


女性No1ダンサーの父親は絵に描いたような”頑固な男“で

娘が人前で足をあげたり、開いたりすることを認めていない。

「この公演が最後だから」と必死の願いも退けられた娘は

家を抜け出し、母親が夫に隠れてそれを手助けする。


エピソードすべてをどこかで見聞きした気がします。

なにより、詰め込み過ぎです。結果として、中途半端になり、

経緯が省略されて何がどうなったかが観客に伝わりません。


見どころは、ショウのシーンだけでした。ただし、エンド・

ロールの前のラストカットはふたたびひどいなあ。

総合的な感想を一言で書くならば“失敗作”です。

ファンには申し訳ないけど。


by toruiwa2010 | 2017-06-23 08:26 | 映画が好き | Comments(0)
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