ブログトップ | ログイン

岩佐徹のOFF-MIKE

toruiwa.exblog.jp

実況、ドラマなど放送全般、映画、スポーツ全般、 旅、食、友 etc

カテゴリ:岩佐徹的考察( 462 )

言いにくいことだが、書いておく。

NPOの仲介で卵子を提供してもらう

そういう仕組みがあるそうだ。

その仕組みから初めての子どもが

生まれた。どうしても子どもが

ほしかった親はハッピーかもしれない。

しかし、このことがこの子供には一生

付きまとう。子の幸せを守れるのか?

d0164636_08464666.jpg








過去の経験から、書いても、多くの人から同意を得ることは

難しいと分かっているが、黙っているのがつらいのであえて

書くことにする。


ほしくてたまらないのに子供にめぐまれない夫婦が多いことや

ごく初歩的な“不妊治療”を初め、医師たちがさまざまな方法で

その悩みを解消しようと努力してきたことは承知している。

表面的な知識しかないが。


私たち夫婦には子供がいない。私自身は不幸だと思っていない。

ただし、“いい母親になったに違いない”妻に子供を抱かせる

チャンスをあげられなかったのは申し訳ないと思っている。

「そんなことはない」と妻は言うが、本心は分からない。


子どもはいないけど、嘆いたり、悲しんだりしない。まして、

授かるためならどんなことでもするという気にはならない。

天の配剤、自然に任せている…そんな夫婦は多いはずだ。


うーん、なかなか本題に入れない。ことが“微妙”すぎて。


長い年月をかけてようやく授かった新しい命を無条件で喜ぶ

夫婦にはただただ“おめでとう”と言ってあげるのがいいのだと

頭では分かっているのだが、私はこの種の報道に接するたびに

いつも、一つの疑問、それも大きな疑問にこだわるのだ。


今回のケースは第三者から提供された卵子によって子どもが

生まれたということだった。“仲介”するNPOがあるという。

奥さんは40代だそうだ。夫婦の喜びは想像できる。

しかし、私の疑問は、“夫婦は幸せだろう。で、子供は?”だ。


あえて言うなら、どうしても子供を持つ幸せを得たいからと

努力を重ねた結果として子供を授かった夫婦がしあわせなのは

当然だが、このような方法で生まれてきた子供の幸せは?

この場合、子供は自分の意志に関わりなく生まれてきた。

どんな子供も生まれるところを選べない。この子供の場合は

その極端な例だ。


SNSの時代に、この子供が特別な“経緯”で生まれてきたことが

どこかで漏れることはないのか?いじめの対象にならないか?

人生のどの時点かで不利に扱われることはないのか?

ネガティブなことばかりが頭に浮かぶ。

そして、そうならない保証はあるのか?もし、そうなったとき

夫婦は責任を取れるのか?どうやって?

d0164636_08463531.jpg







有名なラジオの女性パーソナリティが53歳で出産したときも、

無精子症の父親に代わり、祖父の精子によって生まれた子供が

17年間に118(!)もいたというニュースを聞いたときにも

同じことを感じた。今回の件を含め、当事者の切実さは理解し、

決して軽々しく考えていないことも分かったうえで、私の首は

左右に傾き続けるのだ。


それって、100% 親の意志だよね。子供の意志は?

自然の摂理に従わず、精子や卵子をやり取りして生まれてくる

子どもの幸せをどのように確保するの?


この問題の難しさは、答えが簡単に見つからないし、当事者を

単純に責められないことにある。


by toruiwa2010 | 2017-03-29 08:49 | 岩佐徹的考察 | Comments(6)

”都民ファースト”をかかげ、

安心と安全をモットーに

ここまで突っ走ってきた

小池百合子知事

ここにきて、豊洲問題を

"政争の具"にしているとの

批判が出始めている。当然だ。

都議選まで引っ張れるとは

思えないぞ。

d0164636_11550072.jpg









想されたことではあったが、百条委員会がなんぼのものか…

という体たらくの喚問に終わった。自民党はともかく、少しは

期待していた政党の追求も中途半端なものだった。時間と金の

無駄遣いだったね。


そんな中、またぞろ豊洲の地下水から100倍のベンゼンを検出、

築地の方にも土壌汚染があったことが判明、最近の小池知事が

「築地に汚染があるが、コンクリートで覆っているから安全」と

言い始めている…。いろいろ、動き始めたような気配だ。


そもそも、豊洲市場の地下水が環境基準を満たしていなくても、

飲んだり、魚を洗ったりするわけではないのだから心配ないと

前大阪市長・橋下徹を初め各方面から指摘されていた。小池は

聞こえないふりで「“安心”が担保されていない」で突き進む。

築地の“安心”だって揺らいでいる状況なのに頑固なことだ。


頭の中に7月の都議選があるからだろうが、これまで味方だった

メディアからも、少しずつ批判の声が出てきている。その流れは

今後、強まるだろう。7月まで持って行けるとは思えない。

何かのきっかけをとらえて“豊洲移転”へ軟着陸を図るのでは

ないかと予想しておく。

d0164636_11520551.jpg









石原慎太郎の百条委員会喚問については、前にも書いた通り、

昔を知るだけにただただ寂しい。彼の責任云々以前の話だ。

そして、メディアの報道で気になるのは“逃げている”論だ。

私には、逃げている…と言うより、本当に記憶がないのだと

聞こえた。私はよほど“うぶ”なんだろうか?


“部下に任せていた”という発言も、責任逃れのためのではなく、

巨大組織のトップとして石原が選択したやり方だったのだろう。

今になって登庁日数が少なかったなどと言い始めるのは極めて

アンフェアだと思うがどうか?


しかも、彼はこの日も3日の会見のときも「最終的に裁可した

責任は自分にある」と認めているじゃないか。あとの発言は

すべて事実を話しているに過ぎない。“ありがちな”現象だが、

メディアを含めた日本社会が、すべての案件について、石原が

「それも私の責任だし、これも自分の責任だ。何もかも私が

悪うございました」と言わなければ、許さないという空気に

なっているのが怖いなあ。


もう一点。

昨日、橋下が「小池さんは総合的に判断するとしか言わない。

それはダメだ。どうなれば移転して、どうなれば移転中止に

するのかの基準を早く定立すべき。少なくともどういう要素を

考慮するのか示すべき。(以下略)」とツイートしていた。

激しく同意する。補足しておくが、橋下は“反小池”ではない。

評価するところは評価したうえでの批判だ。声を大にして

いう人が少ない中で、橋下のツイートはなかなか鋭い。

現時点で彼の最後のツイートも私の気持ちと100%重なる。


(豊洲問題)豊洲問題の大混乱の責任は、

安全に無関係な地下空洞や地下水の

環境基準オーバーを連日連夜大げさに

取り上げ都民の不安を煽ったメディアにある。

メディアはこの期に及んで安心がないと

言い張っているが、安心を高めるためには安

全であることを連日連夜大々的に報じれば

いいだけ。簡単なこと

(@t_ishin)


圧倒的に多い小池支持者には鬱陶しいエントリーになった。

逆に橋下や私が“少数派”という状況の方が不健全だと思うが、

それもまた同意は得られないのだろうなあ。ハハハ。


*なぜか、画像がうまく取り込めない。


by toruiwa2010 | 2017-03-22 08:39 | 岩佐徹的考察 | Comments(0)

波状攻撃で日本が先制した。

いい形がいくつかあったあとだった。

こういう、流れに乗ってゴールが

奪えたことは素晴らしい。

いつのまにか松木のイケイケ解説が

嫌いじゃなくなっている私はどこか

具合でも悪いのだろうか?ハハハ。

(2012.06.08 のツイート)

d0164636_08264124.jpg







ここに書いた“松木”は誰もがよく知っているサッカー解説者・

松木安太郎だ。日本代表の試合をテレビ朝日が独占したため

ワールド・カップ予選などを見るのが苦痛だった。どうしても

あの“暑苦しい”解説を聞くことになるから。ハハハ。


代表の試合だから、視聴者も含めて日本全体が“応援ムード”に

なるのは当然だが、せめて放送は多少 客観的にと考える私には

“度を超えて”いて、辟易したのだ。


しかし、いつの間にか少しずつ変わっていたようだ。

冒頭のツイートは2012年のオマーン?戦のときのものだが、

すでに、気にならない どころか、むしろ好きになっていた。

この変化は自分でも不思議でならない。なぜなら、普通は、

私の中の何かがいったん“NO”と判断したら、よっぽどのことが

ない限り覆ることはないからだ。驚くべき変心。

最近じゃこの男が熱く語るとき思わずほほが緩む体たらくだ。

ハハハ。


“あいつは大っ嫌いだ”ほどではないけど

“彼(彼女)は苦手だなあ


誰にでも、何人かは思い浮かぶ人物がいると思う。言っとくが、

「いない」と言うやつは嫌いだぜ。ハハハ。

何度も書いているからご常連は読み飽きたと思うが、念のために

私の苦手はこんなところだ。


打撃の職人・イチロー、世界の巨匠・北野武、熱血・織田裕二、

同じく・松岡修造、言語明瞭・意味不明な実況・古舘伊知朗、

老害・野村克也、万年ノーベル賞候補・村上春樹、中途半端・

久米宏、いつも同じ顔・吉永小百合、いつも同じ演技・キムタク、

史上最高の打者・張本勲、大御所・倉本聰、同じく・山田洋次、

ジャーナリスト・上杉隆、栄光への架け橋・刈屋富士雄アナ、

ばかやろー呼ばわり・町田智浩、営業毒舌オンナ・小島慶子、

ワンパターン・池上彰…

d0164636_08263799.jpg





その辺にしとく。我ながら、こんなに好き嫌いが激しいとは

思いもしなかった。断るまでもないが、それぞれの分野での

活躍や実績・能力を“全否定”するつもりはない。

イチローはメジャーに入ったころは“普通に”応援していたし、

芸人・たけしは大好き、小島慶子は存在を知りたてのころは

すっぽりはまっていた。数ヶ月で“暗転”したが。ハハハ。

ほかの人たちも才能を認めないわけではなく、インタビューでの

“一言”などがきっかけに嫌いになったケースがほとんどだ。


で、上記以外で、一昨日書いた小倉優子など、以前は“嫌い”の

カテゴリに入っていたはずなのに、気づいたら私の脳内にある

センサーの振れ方が180度 変わっているテレビ出演者がいる。

テレビ東京「カラオケバトル」に出てくる翠千賀(みどり・ちか)

その一人だ。

d0164636_08263013.jpg










本来はオペラ歌手だが、民放のカラオケ番組に出て高めからの

コメントを連発して異彩を放っていた。

“オペラ魔女”と呼ばれイタリア人を夫に持つ彼女が 初めのころ

大っ嫌いだった。「なんだ、こいつは?」。ハハハ。

しかし、辟易していた“高飛車ぶり”が知らぬ間にクセになり、

気づいたときには取り込まれていた。君はパクチーか?ハハハ。


ほかにも、たとえば「別にイ」の女優・沢尻エリカも嫌いで

モーニング・ショーで涙ながらのインタビューを見せられても

「いやいや、俺はだまされない!」と頑なに認めなかったが、

TBSのドラマ「時計屋の娘」などで好演しているのを見るうち、

少しずつ気持ちが変わっていった。根は“素直”なんだ。ハハハ。

d0164636_08262630.jpg








…と、ここまでは“前置き”だ。

つづきは来週 書く。


by toruiwa2010 | 2017-03-09 08:30 | 岩佐徹的考察 | Comments(2)

うかつにもほどが・・・


森友学園…普通の感覚で眺めればどう考えてもいかがわしい。

教育内容については私学だし、幼稚園だし、法律に反している

証拠はないようだから、「これはよくないよなあ」と思いつつ、

眺めているしかない。

小学校開設の認可は雲行きが怪しくなってきたが、それでも

いまや、森友学園は日本で一番有名な学校法人だね。


それにしても、昭恵夫人…

訪米中の彼女に好感を持ったものだ。トランプ夫人と行動を

共にしたとき、体の線もあらわなブランド物のドレスをまとう

相手に対し、近所に買い物に出かけるような“軽装”で 臆する

様子を見せなかった。あの“無頓着さ”は生来のものだろう。

d0164636_09202552.jpg













「いい人なんだ」「知り合った人をすぐ信じちゃうんです」と

その人柄を語る人もいるが、いくらなんでも、この幼稚園の

怪しさに気が付かないなんてうかつすぎる。余人にあらず、

総理大臣夫人だもの。


教育勅語を暗唱する園児を見たり「総理大臣、総理大臣夫人

バンザーイ!」と叫ぶ学校関係者を見たら「これはダメだ」と

思わなきゃおかしい。

さかんに、“わきが甘い”と言われているが、立場を考えたら、

それだけじゃすまない。旦那としての安倍総理は連日、国会で

責め立てられている。


本質的には、“8億円値引きの謎を除けば追及の材料に乏しく、

これで政権が危うくなることはないと思うものの、野党議員が

怒りのポーズで無理やり首相をこの件に巻き込もうとするさまを

見せられるのはむなしいわ。


脳科学者の“暴言”


日本の「お笑い芸人」のメジャーだとか、

大物とか言われている人たちは、国際水準の

コメディアンとはかけ離れているし、本当に

「終わっている」。


こうツイートしたのは脳科学者・茂木健一郎だ。

何をもって“終わっている”と言い切っているのかは不明だ。

ツイートだけを読めば、国際水準からかけ離れているから…

ということだろうが、大胆な意見を文字にする理由としては

まるで説得力がない。

d0164636_09203885.jpg









また、“国際水準”が何を指すのかも不明なので、彼の過去の

ツイートをさかのぼって検索するとこんなものが出てきた。


今の日本にはお笑い芸人はいても、

コメディアンはいません。

人間関係をいじる笑いはあっても、

差別や偏見、政治的対立をネタにする、

国際水準のコメディは存在しません。

だから、つまらん。(20167)


なるほど。

日本のお笑いは差別や偏見、政治的対立をネタにしないから

国際水準のコメディではないし、日本にコメディアンはいない…

と言いたいらしい。


文脈をたどれば、彼が“終わってる”と断罪したのはお笑い芸人の

中でもメジャー・大物と呼ばれる人たちのことだよね。

何人かの名前と顔が頭に浮かぶ。対応は本人たちに任そう。

言いたいことは山ほどあるだろう。ハハハ。


そもそも、演芸を含めた芸術というのはそれぞれの民族・国の

歴史や文化を土壌として生まれ変化してきたものじゃないの?

だったら、茂木が言う“世界水準”も一つではない。少なくとも、

政治をネタにするかどうかでレベルを測るのはナンセンスだ。

日本では、たしかに政治をネタにする芸人は数少ない。

小泉政権のころ、総理のパロディーでテレビに出まくっていた

ザ・ニュースペーパーのような芸人も存在したが、テレビでは

見かけなくなった。求められていないからではないか?


日本の大衆は 身の回りの“人間関係”をいじることで笑わせる

芸人に満足している。へたに、政治ネタに手を出しても観客が

笑わない中身では身もふたもない。メシの食い上げだ。

そんな“冒険”をする余裕はなかろう。収入減を茂木大先生が

補てんしてくれるなら話は別だが。ハハハ。


欧米では、セレブも支持政党を明確にするし、トークショーで

ネタにすることもある。イギリスには王室を揶揄するような

“コメディ”もある。そういうネタで笑う文化があるからだ。

日本には、まだ土壌がない。

要は、それぞれの国にそれぞれの笑いがあるということさ。

無理に“国際水準”に合わせる必要はない。


ゆうこりん・・・


小倉優子が離婚したという。ドロドロしなくてよかったね。

“コリン星”キャラで出て来たころは好きじゃなかった。

子供っぽい顔で舌っ足らずなしゃべり方をする“ゆうこりん”が

テレビに登場したのは今世紀初めだった。自分の意志でなく、

明らかに言わされている。操られているのが見え見えだった。

普通の大人は例外なく辟易する。私もそうだった。


しかし、あるとき、テレビで彼女の一面を見て考えが変わった。

その番組を見たかどうかで彼女の評価は大きく違うと思う。

実際は“できる子”だったと分かったのは、TBS「世界ウルルン

滞在記」を見たときだった。  http://bit.ly/2lVN5yK

滞在先はイタリアの小さな村だった。家々に伝わる生パスタの

作り方をその家のおばあちゃんから習うという設定だった。


いかにも幼く見えて頼りない若い日本女性に初めは「無理に

決まってるわよ」という目で見守っていたおばあちゃんの表情が

小倉の熱心さや習得の速さに心を打たれたものに変わっていく。

おばあちゃんだけでなく、家族全員が見せた驚きと納得の表情は

“まぎれもない”本物だった。


この番組を見てそれまでの彼女のイメージが大きく変った人は

多いと思う。私たち夫婦も感動し、すっかりファンになった。

以後、テレビで誰かが彼女についてバカにしたような発言を

するたびに「こいつ、何にも分かってないね」とうなずき合う

ようになった。豹変。ハハハ。


コリン星から来た少女は愛する人と結ばれ、二児を生んだ。

しかし、妻として母としての幸せな日々は長続きせず、離婚した。

残念だが、人生 “山あり谷あり”だ。

いつかまた、あなたにふさわしい幸せを手に入れてほしい。


by toruiwa2010 | 2017-03-07 09:26 | 岩佐徹的考察 | Comments(2)

デビュー以来、彼の文学はテーマが明快で、文体も私好みの

テンポのいいものだったから好きだったが、石原慎太郎には

何のしがらみもない。だから“擁護”しようなどとは思わない。

しかし、関西で金曜日の会見を扱っている情報系番組を見ると、

東と西で微妙な温度差を感じる。関西の番組では“責任逃れ”に

聞こえた部分についてもそれほど突っ込んでいない気がする。

d0164636_08273907.jpg









一方、東京発の番組は石原を“悪玉”に仕立て上げたいと考えて

まとめているように見える。意図的に、自分の責任を認めず、

他人になすり付けている男に見せようとしているのが目につく。


たとえば、当日夕方のTBSNスタ」ではこの項目の冒頭で

「周到な準備をして会見に臨んだと見られる石原氏ですが、

強調したのは“私は専門家ではない”という言葉でした」と

キャスターの一人が顔出しでリード部分を読んでいた。

d0164636_08274401.jpg








そうだろうか?

たしかに“専門家じゃない””科学者じゃない”“知見がない”と

何度か言ったが、聞かれたことに答える中で出たものであえて

“強調した”として伝えるほどではなかったと思う。

私の印象では、「自分にも責任はあるが、都庁にも議会にも

責任はあるのではないか」と「自分には作為の責任があるが、

何もやらない小池現知事には不作為の責任がある」の2点を

言いたがっていた。


CMを除いて一部始終を見たが、“責任逃れ”と受け取られても

仕方がない場面が何度もあったのは残念だ。

ただし、初めに 会見に臨む思いを語った中で「行政の責任は

当然 裁可した最高責任者にある。それは認める」と話したし、

記者から“作為の責任の最大のものは?”と問われたときも

「都庁の中の世論をまとめて上がってきた裁可願いについて、

念を押したうえで承諾し裁可したことだ」と答えていた。

責任を感じていないわけではないのだ。


まずかったのは、いずれも、その直後に小池の不作為の責任や

議会などにも責任があるという主張を続けてしまったことだ。

「俺も悪いが、彼女も悪い。議会も同罪だ」」と“責任逃れ”を

しようとしている形になってしまった。


もう一つ、“専門家じゃない”も言い逃れではなく、事実として

言ったのだが、聞く方の耳には“バイアス”がかかっているから

通用しなかったね。

“小さなことにかまけていられない”“下から上がってきたもの”も

事実関係を話しているつもりだが、どうしても”責任逃れ”や

“言い訳”にしか聞こえなくなってしまった。


同じTBSの「サンデーモーニング」ではこの問題を扱うとき、

「今回の責任は誰に?」との記者の質問を聞かせ、「そりゃ

都庁全体の責任じゃないですか」という石原の答えにつなげた。

“自分の責任”に触れた部分はすべてスルーしていた。

人気のある番組だが、“恣意的な編集”には賛成しかねる。

“公務が多忙”でスタッフから大まかな報告を受けたという小池は

「中身がよくわからず、残念」と記者団に語った。嘘をつけ。

「裁可した自分に責任はあるが、混迷の責任は小池にある」と

言われたことは伝わったはずだ。そうでなければ、スタッフの

能力に問題がある。


小池については、今のところいいことばかり言われているが、

このままとは思わない。

都知事選のとき、増田寛也を応援しつつ、「小池でもいい」と

思っていたが、終盤のテレビで見たあのシーンが忘れられない。


街頭演説の中で彼女は鳥越俊太郎についてこう言った。

…この人なら勝てると言って、政策も何にもない人、

病み上がりの人をただただ連れてくればいいという

ものではないんです

間違いなく言った。品がないし“あざとい”が、それはまあいい。

しかし、テレビの情報番組で鳥越がその話を持ち出したとき、

「言ってないです」と言下に否定した“鉄面皮”ぶりには呆れた。

その顔を見て一気に評価が下がった。


権威への挑戦、活舌のいい話しっぷり、見た目のカッコよさで

人気があるのは分かるが、小池百合子に時と場合によっては

“平気で”嘘をつける一面があることを覚えておきたい。


by toruiwa2010 | 2017-03-06 08:33 | 岩佐徹的考察 | Comments(0)

あっぱれ、三原舞依!


四大陸フィギュアが終わった。ヨーロッパ勢がいないことで

完全な形でのプレ五輪とは言いにくいが、日本女子には若い

選手が多いだけに貴重な舞台になったと思う。

そんな中、三原が初出場で優勝したことは褒められていい。

ロシア勢がいなかったし、宮原もいなかったが、200点台を

出しての優勝はケチのつけようがない。

緊張したと話しているが、それを感じさせなかった。

フィニッシュ直後、“やり切った”感が漂ういい顔をしていた。

フリーは最初の33がきれいに決まったことで完全に波に

乗ったようだ。最後までスピードがあった。 のびのび滑るって

大事だなあと思った。この数か月の彼女の成長と安定感は見事だ。

今シーズンの成績を振り返るとSPFSともにブレがない。

特に、コンスタントに右肩上がりの“トータル”に感心する。

国際舞台でのこの結果はほかの選手に黄色信号を送ったはずだ。

そして、ジャッジの目に焼き付けたことも大きいね。


追われる羽生結弦


短いとはいえブランクがあった羽生が優勝を逃がした。

その原因がどこにあるかの分析は専門家に譲る。

フリーで見せた圧巻の演技は彼が“ただもの”ではない証拠だろう。

それも、一つ失敗した4回転を最終盤でやり直すというとっさの

判断力と実行力を伴ったものだった。

d0164636_08495840.jpg








しかし、優勝をさらったネイサン・チェンにはもっと驚く。

演技開始からの1分半で4本の4回転を跳んで、60点近くを

稼いでしまう。手がつけられない。

若さと勢いは侮れない。まだジャンプは粗削りだし、つなぎも

うまいとは思えない。しかし、急激に伸びる年齢だけに1年間で

どれだけ洗練されるか予測不能だ。

平昌の羽生のライバルはこの少年かもしれないね。


待ち遠しいなあ


芥川賞作家、ピース・又吉直樹の新作が世に出るようだ。

新潮4月号に掲載される予定のこの小説は恋愛を扱ったもので

タイトルは「劇場」だそうな。又吉が書く恋とはどんなものか

とても興味があるなあ。

d0164636_08533373.jpg








300枚というから結構な長編だ。 不規則で多忙な芸人の仕事を

こなしながらよく書けたものだと思うね。

前作が想像を超える大ヒットになっただけに、プレッシャーが

かかっているだろうが、今回は85点を取ればいい。

今から楽しみだ。


君は何を言ってるの?


「サンデーモーニング」を見ていて何十年ぶりかで加藤諦三に

出会った。若いころは、テレビに出まくっていたっけなあ。

今は早稲田大学の名誉教授だという彼が金正男の殺害について

“なぜ暗殺はなくならないのか”との番組側の問いかけに答えた。

人間の行動というのは背後にある固有の世界観を

選択する。つまり、行動を選択するということは

背後にある固有の世界観も一緒に選択しています。

ですから「この人は国にとって危険な人物である」

「この人を排除することは国のためである」。

つまり、恐怖感に基づいた行動は恐怖感を増幅して

いくわけです。

自分のやっていることは国家国民のために望ましいと

いう世界観をその人の中に強化していく …


何を言いたいのかさっぱり分からん。特に最後の4行は…。

本人の名誉のために書いておくと、編集が悪いのだと思う。

意味がつながる話だったのに、残さなければいけない言葉を

削ったためにこんなことになったのだ。


“出家”という言葉


元女優・清水富美加について"出家"という言葉はおかしい。

幸福の科学での意味と世間で使うときの意味がまったく違う。

私も初めは僧籍に入るのだと受け止めたが、聞けば、教団の

仕事をしながら宗教活動をすることを指すのだという。

紛らわしい。メディアの多くはそこを置いてきぼりにしたまま

“出家”を使ってこの件を伝えるからややこしくなった。

この件、実態は強行 "移籍"なのに、本人も教団も出家という

言葉でごまかしている印象は免れないし、意図的ではないにしろ、

メディアが手を貸してしまったね。


by toruiwa2010 | 2017-02-20 08:58 | 岩佐徹的考察 | Comments(2)

老いたなあ


一時“中断”していた石原慎太郎元東京都知事邸前に張り込む

メディアが増えているようだ。今は“市井の人”のはずだが、

“元知事”の肩書があると一生“半公人”から逃げきれない。

しかも、在職中の“決裁”の内容が問題になっているわけだから

「知らん」、「覚えていない」でかわせる話ではないだろう。

d0164636_08232624.jpg









それにしても、慎太郎、報道陣に囲まれた姿が痛々しい。

歩き方が年齢以上に老けているし、話す言葉にも力がない。

かつて、“青嵐会”のリーダーとして威勢がよかった頃はおろか、

わずか数年前、4期目の都知事終盤と比べてもショックなほど

体全体から“何か”が抜け落ちてしまった。

同情ではない。若き日のカッコよさを思うと寂しいのだ。


デビュー作「太陽の季節」以来、小説家としての彼にはずっと

惹かれてきた。最近のものは読んでいないが、勢いがあった

若い頃の作品はほとんどすべて読んだ。私好みの文体だったし、

テーマに迫っていくアプローチが好きだった。

文学者としても政治家としても毀誉褒貶あるが、いまの石原は

追い込まれている。強烈な“誇り”だけが支えているのだろうが、

参考人招致の場でどれだけ持ちこたえるのか、心配だ。


見入ってしまった


録画でNHK「プロフェッショナル」を見た。

ここにも“ご老体”がいた。 日本を代表する脚本家・倉本聰だ。

もともと、"大御所"と呼ばれる人物が好きではない。いつも、

斜めから見てしまう。古いものでは深く感動した「北の国から」や

ずっと、その後を見たいと思っていた「前略おふくろ様」が

あるものの、2008年の「風のガーデン」以後の作品でいいなと

思ったものはない。「帰國」、「學」、「親父の背中」…どれも

“倉本らしい”と言えばその通りで、熱狂的なファンは喜ぶが、

私は“国”や“学” を旧字体にするあたりから鼻白んでしまった。

それが彼の“こだわり”だと分かっていても。

d0164636_08233397.jpg








しかし、この番組で描かれる倉本に見入ってしまった。

体調がすぐれないというが、“命を削って”書いている。

深夜の書斎で原稿用紙に向かうたたずまい、その気迫がすごい。

主な登場人物それぞれの人生の“年表”にも驚く。

いつどこで生まれ、どんな家庭で育ち、学校はどこを卒業したか、

何歳で結婚し、何年後に出産…こと細かく設定している。

セリフに説得力を持たせるため脚本や小説を書くとき必要だと

話には聞いていた。その膨大な量に圧倒される。

なにより彼が話す言葉に何度もうなずく自分にびっくりした。

しかし、かなり体が衰えているなあ。

d0164636_08234779.jpg









新作舞台「走る」は興味深いね。

上演中、役者たちはひたすら走る。セリフも走りながら言う。

稽古を見て不思議な魅力を感じた。機会があったら見てみたい。

d0164636_08234039.jpg







4月からテレビ朝日で始まる昼ドラマにも興味があるなあ。

「やすらぎの郷』(やすらぎのさと)」と題するこのドラマは

“高齢者向け”に作られるのだと言う。

主演・石坂浩二以下、浅丘ルリ子、有馬稲子、加賀まりこ、

野際陽子、八千草薫、藤竜也、ミッキー・カーチス…と俳優も

豪華絢爛だが、ベテランばかりだ。

テレビ業界で活躍した昭和世代だけが入居できる老人ホーム

「やすらぎの郷」を舞台にしたドラマだからだ。

説教臭くならないことだけを願う。ハハハ。


スケールの大きな“ツンデレ”?


ドナルド・トランプ…このままで

日米首脳会談が終われば、この男、

ワールドクラスの"つんでれ"という

ことになる。したたかだから

警戒は解かない方がいいね。

d0164636_08224634.jpg









相手が“予測不能”な男だけに、どんな会談になるのか、かなり

心配したが、終始 いかにも和気あいあい…という雰囲気の中で

終わったのはめでたしめでたしではないのか。

民進党の党首が、世界から批判されている大統領とにこやかに

ゴルフに興じる安倍首相の姿は誇れるものではないと語った

とか言うが、そんなものはほっとけばいい。


誘われたゴルフを断っていれば、それはそれで何か言うんだ。

いちいち、対応していたらキリがない。

難題を吹っ掛けられた形跡はないし、“無事”に済んだことで

胸をなでおろしている国民は多いはずだ。


“ケミストリー”という言葉を使って我々は相性がいいんだと

トランプが言ったのはいいサインだと思う。

チームを作るとき、ポジションごとに最高の選手を集めたって

うまくいかない。2番手、3番手が半分いても、すべての歯車が

絶妙にかみ合えば、最高のチームになる。スポーツの世界では

そういうニュアンスでケミストリー(化学反応)が使われる。

確かに、二人のケミストリーはいいようだ。そこに理屈はない。

結構なことだ。


ただし、油断は禁物、電話会談中にいつ、一方的に切られるか

分かったもんじゃない。ハハハ。


by toruiwa2010 | 2017-02-13 08:29 | 岩佐徹的考察 | Comments(0)

がんばれ西野亮廣!


何年前だったか忘れたが、テレビで1枚の絵を見てたまげた。

細密画…と言えばいいのか、丹念に描きこまれたその絵には

不思議な魅力があった。

驚いた理由の一つは作者が関西の漫才コンビ、キングコングの

西野亮廣だったことだ。たしか、特別な目的を持たずに描いた

絵だという話だったと思うが、完成度は高かったと記憶する。


その後しばらく西野の名前を耳にしないなあと思っていたとき、

突然、ニューヨークで個展を開いたという情報を聞いた。

漫才の才能が豊かなのは以前から分かっていたが、絵の才能も

本物なんだと知ってさらに驚いた。

d0164636_09171781.jpg









それにしても、今回発売された「えんとつの町のプペル」には

改めて驚く。見るものに訴える絵、その色彩…。圧倒される。

同じように感心するのはアイディア・発想の見事さだ。

アーティストの多くは表に出て目立つことを嫌う傾向があるが、

西野はもともと芸人だからいたるところで爪痕を残そうとする。

先日も「ミヤネ屋」に出ていたが、“いじられる”ことは承知で

それをかいくぐり、言いたいことは言うという姿勢だった。


キンコン・西野亮廣のえんとつ町のプペルが

ネットに無料公開されている。

色が圧倒的にきれいだね。本業の漫才もうまいが、

絵の才能はレベルが違う。

そして、売るための戦術やより多くの人に呼んで

もらいたいという気持ちの強さには感心する。

がんばれと言いたい。


このツイートにたちまち数人からリプが来た。

要約すると、彼らが言いたいのは、「絵を描いているのは大勢の

人たちだ。彼はアイディアを出しているだけ。公開することに

描いた人たちは納得しているのか」ということらしい。


無料公開については、影響が少なくないことは理解できるが、

彼の意図は分かるし、反対する気はない。

プロセスをテレビなどで何度も見ているからアニメや漫画の

制作がチーム作業であることは知っている。仕事量の膨大さを

考えたら、むしろ当然だろう。

西野本人が描いているとか描いていないとかは問題じゃない。

絵本の制作には大勢の人がかかわったのだろうが、最終的に

西野亮廣の名で世に送り出された…それだけのことだ。

不満があるなら訴えて出ればいい。そういう話は聞かないね。

少なくとも私は。ハハハ。


発想の見事さの中には売るための戦術もある。

初版1万刷を自費で買い占めた…と報じられ、話題になったが、

実際は少し違うようだ。自分で予約サイトを立ち上げてすでに

1万人以上からの予約を取り付けてあるのだ。自費とは言わない。


そんなことより、この発想は素晴らしい。出版業界の仕組みを

大きく変えるのではないか。

大作家・村上春樹とその出版社も特に「1Q84」以後は新刊の

たびにいろいろな策をめぐらしてファンの購買欲を煽っていた。

誰も非難しなかったよなあ。


なぜ、西野はこうまで攻撃されるのか?

いじられキャラではあるが、これはお笑いとは別の才能だぜ。

その才能を私は大いに認めるが、世間には認めないだけでなく、

彼の大成功をねたみそねむ輩が多く、誉めた私にまでとやかく

言ってくる。困ったものだ。


稀勢の里、横綱へ


伝達を受けた稀勢の里の言葉…

目立った言葉はないが、気持ちが

十分伝わったし、これでいい。

自分の気持ちを聞き手に分かって

もらおうと思うなら普段の言葉が

一番だね。

記者との受け答えもいいなあ。

不安はあるが、案外、立派な横綱に

なるかもしれない。

d0164636_09174770.jpg










若いころ、フジテレビに旭化成提供の「スター千一夜」という

人気インタビュー番組があった。まだ、スターたちが私生活を

明かさなかった時代だし、情報番組もなかったから、視聴者に

歓迎されたのだ。ひそかに恐れていたことがある。


毎場所、千秋楽の翌日に必ず優勝力士が出演した。若い人は

知らないだろうが、当時の力士たちは今以上に無口だった。

正味11分半ほどの時間を彼らとの11の会話で埋めるのは

かなり難しいことだった。さいわい、優勝力士が出演する日の

聞き手は先輩のスポーツ・アナが一手に引き受けてくれていた。

私が恐れたのは、この先輩に“何か”が起きることだった。

プロ野球選手やそれほど“スーパー”ではないタレントなどの

聞き手のグループの端っこに私もいた。“急きょ”となれば、

代役として白羽の矢が私に向かうのは確実だったからだ。

当日は胃がきりきりした。無理だもの。ハハハ。


世間の認識と同じだと思うが、“口下手”な男だと思っていた。

どうやら違うようだ。“少し噛んだ”と悔やんでいたそうだが、

伝達の場やそのあとの稀勢の里の発言を聞くと、堂々として、

難しい言葉を使うこともなく、簡略で要を得た応対をしていた。


昇進の経緯には少々疑問があったし、相撲内容も十分じゃない。

来場所以降の稀勢の里にはいささかの不安があった。しかし、

この日の稀勢の里を見て考えが変わった。


うーん、案外 これは記憶に残る横綱になるかもしれないぞ。

単純かつ現金。ハハハ。


by toruiwa2010 | 2017-01-26 09:20 | 岩佐徹的考察 | Comments(4)

領収書をもらえってさ


「タクシーに乗ったら領収書はもらっておいた方がいいですよ。

スマホ・携帯は本人から連絡がないと戻りません。タクシー

会社が客のスマホなどを見ることは違法なのでできないんです。

領収書がないと連絡の取りようがなでしょう?」

d0164636_07314104.jpg








大手ではないタクシーの運転手さんに言われた。すべての客に

同じ話をしているらしく、要領よくまとまっていた。

面倒なので黙ってうけたまわった。スマホを忘れることなど

絶対にないから…と思いながら。ハハハ。


少し救われた?


JR山手線車内で聞いた会話。

立っている40代後半の女性が言った。

「とうとう、最後まで親孝行ができないままだったわ」。

すると、私の横に座っていた高齢の女性がこう言った。

「でもね、生まれて5年で子供の親孝行は終わってるんだって

言う人もいるわよ」。

d0164636_07315246.jpg








つまり、本人には“孝行”の意識がまったくないままに、子供は

親をたくさん喜ばせているということだ。

まず、“生まれてきてくれてありがとう”がある。

そこから、初めてゲップをした、笑ってくれた、ハイハイした、

つかまり立ちした、言葉を発した…枚挙にいとまがないだろう。


高齢女性はそのことを言っているわけだ。

母の日は 後悔ばかり 目を閉じる…と下手な句を詠んだ私も

胸をなでおろす。性格が悪くなったのは成長したあとのことで、

幼いころの私は可愛かったんだから。…のはずだから。ハハハ。


…妻に聞くと、最近 何かで読んだと言うが、私は初耳だった。

そして、ネットを検索すると、初めに誰が言ったかについては

諸説あるものの、どうやら、“5ではなく“3が正解らしい。


デンチが言った


去年 見た映画「素敵なウソの恋まじない」の中でイギリスの

名女優、ジュディ・デンチが言ったセリフがとても気になる。


「コウモリは洞窟を出るとき、必ず左に曲がるのよ」 

…本当か?

d0164636_07313673.jpg








かなり回復


去年の910日に近所の眼科で“黄斑変性症”と診断された。

オウハンヘンセイショウ…年齢が大いに関係しているようだが、

網膜に異常が発生してものの見え方がおかしくなるのだ。

d0164636_07305815.jpg










私の場合は、左目だけで見ると、縦の線が歪み、視界の中央が

黒っぽい膜で覆われていた。さいわい、“健康な”右目に助けられ、

日常生活には少しも不便はなかったが、右目をつぶってテレビに

目をやると、写っている人物の顔がムンクの「叫び」のように

見えたりして“愉快”ではなかった。


医師と話し合った結果、10月、11月と眼球に直接注射をした。

“ルセンティスの注射”だ。初めは、あまり効果が見られなくて

がっかりしたが、その後、少しずつ視野の改善が進んだ。

現在、中央部の膜はほとんど消え、縦の線のゆがみもだいぶ

弱くなってきた。昔なら、我慢するしかなかったのだろう。

医学の進歩、万歳だ。

d0164636_07314745.jpg


by toruiwa2010 | 2017-01-25 08:30 | 岩佐徹的考察 | Comments(2)

1941年に戦争が始まった。3歳だったから、アメリカについて

どう聞かされたかまったく覚えていない。

戦争中は“敵性語”として英語は使用禁止だったから、彼らを

“米国”、“英国”と呼び、“鬼畜”米・英ロいう書き方をしていた。

日本人、特に子供の頭にアメリカやイギリスは恐るべき国だと

刷り込まれたわけだ。


しかし、終戦で日本に進駐してきたアメリカ兵たちは、陽気で

おおむね優しい心の持ち主だった。

軍部の厳しい締め付けから解き放たれたマスコミも、好意的な

ことばかり書き、国民はおおいに戸惑った。


d0164636_09432135.jpg









“鬼畜米英”はあっという間に“自由の国・アメリカ”に変わった。

やがて、日本人がアメリカに抱くイメージとして定着した。

地位も金もない市民がとんでもない成功を収める“アメリカン・

ドリーム“も自由な国ならではのことだったと思う。


自由の国…は“何でもあり”ではなかったはずだ。やり過ぎれば

どこかで誰かがブレーキをかける。そう信じて世界はこの国を

大国として、自由世界のリーダーとして認めてきたのだ。

オバマのあとの大統領を決めるための選挙にドナルド・ジョン・

トランプという大金持ちの実業家が共和党候補として名乗りを

挙げたときも、いつかレースから消えていくさと考えていた。

しかし、今回、国内外から“警鐘”は乱打されたにもかかわらず、

最後までブレーキはかからなかった。


今夜遅く(日本時間)、次期大統領の“次期”がとれる。

泣いたって喚いたって、最低でもこれから4年間は全世界に

強い影響力を持っているアメリカのリーダーはトランプだ。

どう付き合っていけばいいのか、各国の指導者たちは考えを

決めかねているだろう。


「アメリカをもう一度偉大な国に」という考え方が共感を呼び、

彼を当選させたのだろう。しかし、そのために「アメリカさえ

よければ」という政治をやるらしいから困るんだ。一般論では、

政治家が“自国民の幸福”を考えるのは当然だしなあ。


言葉の選び方がめちゃくちゃなまま発言することが多い。

閣僚候補たちは違うことを言う。大統領は極端なことを言い、

閣僚は現実的に対処する…まるで、容疑者を調べる2人一組の

刑事が、一人はハードに接して脅し、もう一人は優しい口調で

穏やかに接して相手を崩していくやり方だ。

そんなことで長続きするはずがないけどねえ。


d0164636_09440957.jpg










ワシントンは雨になる可能性があるようだが、寒さはそれほど

厳しくないらしい。

出席を拒む議員が多く、就任式でのパフォーマンスの依頼を

大物アーティストたちが次々に断っている。果たして、今回は

どんな歌手が登場するんだろう。そういえば、オバマのときは

ビヨンセやチェロのヨーヨー・マが歌ったり演奏したりしたが、

“口パク”だったなあ。ハハハ。

そして、演説でどんなことを語るかも注目だ。

18日付の本人のツイートでは、「これは3週間前に演説原稿を

書いているところだ」としてこんな写真を載せているが、すぐ、

ネットで叩かれた。“ノートに何も書かれていないじゃないか”、

「シャープペンシルの芯が出てないぜ」などなど。ハハハ。

d0164636_09361635.jpg
















そんなことはともかく…

あまり公には語られないが、心配するのは“テロ”だ。

当然、警備は厳重だろうが、選挙中・当選後の言動があまりにも

過激だっただけに何が起きてもおかしくはない。

無事に終わるといいね。



まったく新しい世界が生まれるのかもしれない。

米国民の間違った選択のツケが世界中に及ぶかもしれない。

こわいことだ。




by toruiwa2010 | 2017-01-20 09:49 | 岩佐徹的考察 | Comments(0)